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ポプラ×レジン キャットタワー〜世界で唯一の作品へ〜

本日ご紹介するのはこちらの作品!

「ポプラcat tower」です!
国産ポプラを使用して製作したネコちゃんのキャットタワー!
非常にインパクトのある作品を完成させました。

この作品には様々な困難が待ち受けており、ましたが最高の作品へとなった軌跡をご紹介させていただきます。

初めにこのタワーの企画をいただいたアニマコレ様と庵や様に倉庫見学いただき、レジンのご説明、ご希望デザインの相談させていただき様々な一枚板をご提案させていただきました。

その中で気に入っていただいたのはこちらの国産ポプラ一枚板!
よくレジンテーブルで使用されるポプラはゴールデンポプラといい、白に近い明るい色味が特徴です。

今回担当の方が気に入っていただいたのは、国産ポプラ!
通常国産ポプラはレジン向きの動きに成長することはほとんどないのですが、数年前に大量に仕入れることができた荒々しい動きの国産ポプラは最高で、こちらの一枚板で第一陣のキャットタワーをデザインしていきます。

魅力的な一枚板多い中、特に動きの強い材を選定選定いただきました。
どの部分を使用するのか、おおよそイメージはその場で打ち合わせさせていただき、詳細のデザインは代表デザイナーの私にお任せいただきました。

これだけ荒々しい一枚板を目の前に、どの部分を使用するのかを考えるのは楽しいですよ!
今回の作品は様々なイベントで使用されたり、構造面で考慮するべきポイントを押さえなければならないのでレッシャーがありますが、デザイン重視で考えたら最高に楽しいです。

Cubeの作品も見ていただきながら、柱にあたる部分のイメージもしていただきました。
Cubeは難易度の高い作品ですが、このようなカタチで使用されるなんて思ってもいませんでした。

その後依頼主様の会社の承認が下り、製作開始となりました。
正直このタイミングで納期に間に合うかどうかのギリギリの予定ですので、デザイン面・製作面と急ピッチで進めます。

今回の作品は楕円の板と、支柱で成り立ち、天板それぞれにも、支柱にも、全体を見た時にも一貫した何かが欲しいと感じこちらの一枚板を見た時に、「流れ」というコンセプトの元デザインしようと思い、ライン出ししております。

・支柱に向かう~の流れを上・中・下段で入れ込み統一感を生む。
・基本的には手前をレジン比率高く配置しながらも、側面・背面の魅力を創出
・高さのあるものなので、側面の美しさを意識

このようなデザインポイントにて製作進めています。

ですが、ただ勝手にすべて決めるわけではありません。

下段の部分は2つの候補に絞られましたがどうしてもどちらにもメリットがある為、悩みました。

構造面は共に担保されながら、デザイン的な性格の違いがあり、ここはお客さまの意見を尊重しようと思い決定いただきました。悩んだ理由・アドバイス含めてお伝えし下記のデザインに決定!

決定の後に、早急に作業に入りました。

楕円に加工する職人、木材の耳を綺麗にする職人と分担で一気に進めます。

想像以上に時間がかかったのが、この耳掃除でした。
側面の見え方、光の入り方を考慮すると非常に重要な部分ですので、職人が1日がかりで実施しても終わらなかったほどで、強固な樹皮も丁寧に取り除きます。

楕円のライン出しも細かな耳の側面の凸凹までイメージし、チェックします。
ラインの最終確認はこのように最終ラインとおネジコンパネを当ててチェックします。
この数mmの微調整で、側面のちょっとした美しさの演出が変わります。

ライン加工・耳掃除完了しました。

このように見えるラインの一つ一つにレジンが入ると考えるだけでもワクワクします。
このような側面の部分本当にカッコいいラインです。

下段は光が裏から当たらないものの、裏からライティング実施した場合も綺麗になるようなライン、加工にしています。

下段

中段

上段

全体的な構成を整えて、完了させました。

次は支柱のデザインです。
支柱に使用するには、板状ではなく、立体感のある瘤状の木材を使用します。

このような国産ポプラは通常はほぼ出回らない材なので貴重です。

これ以外はなにに使うんだよ?
といわれてしまう木たちですが、他ではNOといわれてしまうヤツらでも、私たちにとってはとても輝く個性です。
むしろこいつたちがいなければこの作品は完結できない為、ここにたどり着いてくれたことに感謝です。

事前に型枠製作し、サイズ感をイメージしながらデザイン・加工していきます。

このお面の様な瘤材とのお別れも少し寂しい気持ちです。
この悪のヒーローの様な攻撃力の高い表情。
本当に好きでしたが、カットしていきます。

支柱は今回の作品の視覚的に多くの印象を受ける部分なので、立体的にデザインイメージします。

同じくキャット棚も、

フレーム用の材も製作します。

木工加工が完了したら、レジンの流し込み準備です。

型枠に入れ流し込みのレジン調整です。

大豆の油由来のレジン「ecopoxy」にて製作していきます。
猫ちゃんが過ごすキャットタワーに、自然由来のレジンは必須の選択です。

魅力あるエメラルドグリーンの色に調整していきます。
攪拌中のレジンで感じるかもしれませんが、エメラルドグリーン系は光の量で色の見え方が変わります。
今回の様に厚みの異なる上・中・下段、支柱、床面に設置する下段、空間に浮かぶ中段・上段都では光量が全く異なり、レジンの色が異なって見えるため、すべての段、すべての作品で微調整しています。

すべてが完璧な仕上がりでレジン流し込み完了しています。

この立体作品は、板状のレジン天板より格段に難易度の高い作品です。
レジンが問題なく硬化するには、幾重にも重なる対策の元、通常硬化します。

支柱内部の木の動きをしっかり見せ、天板と同じ色味に見える様にするのは、意外と神経使います。
何度も確認してからの流し込みですが、もし失敗したとしても後戻りできないので、このあたりは経験がものを言います。

フレームはフレーム用のレジンの色の調整し完了です。

すべての作品を確実な定点観察をし硬化に向かわせます。
RESIN SPACEでは流し込み直後から3時間に一度の定点観測をします。
デザイナーの自宅から徒歩圏内にレジンの流し込み専用の倉庫を設けておりますので、夜中の3時であっても定点観察します。

このチェックが不意に発生するトラブルへ対応でき、オーダーでミスのない製作のためのRESIN SPACEが当初より継続するプライドです。

ここから1週間以上時間をかけて確実に硬化させ製作チームにて加工実施していきます。

平面の研磨をすると、レジンが入りきらなかった内部の節が出てくるのですが、その部分も透明度の高いレジンで確実に補填します。

支柱の見え方のチェックです。

仕上げ前でも、しっかり内部の瘤がしっかり見えます。
ここまで来て初めて、木材配置・レジンの色調整の答え合わせができました。完璧です!

立体作品で気泡を完全に0にするのはほぼ不可能に近いです。
ですが、大幅な気泡が入って「これも味」とは言いません。
RESIN SPACEの3大理念の一つ「品質」に対して、立体作品にも徹底しており、立体作品の製作研究は数年前に徹底して研究・テストしています。

そのため、このような作品でもクオリティーはバッチリです!

フレームも破損しやすいデザインですが、丁寧にカット・研磨していきます。

RESIN SPACE製作チームの圧倒的な技術力で研磨も丁寧に実施してくれます。
研磨は同じ動きの繰り返しを愚直に繰り返しながらも、少しの異変を感じ修正する必要があります。
製作チームの技術力と安定感はRESIN SPACEの特徴でもあります。

側面も丁寧に丁寧に進めます。

今回の作品は支柱を重要視しており、下段と上段を一つで流し込み、工程途中でカットします。
こうすることで2つに分かれる支柱に統一感・流れが生まれます。
完成作品の支柱の繋がりを意識してみてください。

中段の棚を挟みますが、つながった木目はインパクトの強い作品の中で、バラバラに感じずに揃った印象になります。

カット完了後に研磨、仕上げます。

研磨完了した支柱はメチャクチャ美しいです。
気泡もほぼなく、素晴らしい作品となりました。

プレーむは仕上げの透明度が異なる仕様で完成させます。
こちらは艶消し仕様です!

さてここからそれぞれのパーツを組み合わせていきます。
この組み上げは通常の木材のみでしたら全く問題ありませんが、レジン作品となると全く異なる難易度になります。

このように木材とレジンの様子を見てください。

木材部分に支柱を入れ込み組み上げます。
少しでもその支柱の加工がレジンにかかれば最悪のデザインになりますし、安全をとって支柱の加工を短くすれば作品のグラつきにつながります。

この天板の取り付け部分にレジンがかからないように事前にデザインしております。
デザインと構造面を考えて全ての製作を進めています。

まずは一段目。

完全に繋がる支柱を分割して、中段・上段の棚を取り付けします。

この加工作業は想像以上に神経を使う作業で、レジン支柱の取り付けを徹底した確認をするため、4時間予定の作業が8時間要してしまいました。

それだけ徹底した確認のもと製作進めたので、強度・デザイン性と完璧な仕上がりになりました!

朝日を浴びる支柱に感動して作品の撮影実施します。

全てが完璧な仕上がりで完成しました。
依頼主様の会社カメラマンの方が撮影した写真もご紹介します。

こちらの作品は2026年2月4・5・6日に東京ビックサイトで開催される「第101回東京インターナショナルギフトショー」にてアニマコレ様のブースで展示されます。
関係者の方で当日行ってみたい方がいましたら、招待状お渡ししますのでお気軽にお声掛けください。

キャットタワーをレジンテーブルで製作するこの作品は確実に世界初の作品です。
決して量販ものとは異なる、世界に唯一の一点もの作品。
猫ちゃんの遊び場をより美しい家具へと昇華させたアート作品をご自宅に如何でしょうか?

販売はアニマコレ様となりますが、ご案内しますのでRESIN SPACEへお問い合わせいただいても構いません。
気になる方はまずご連絡ください。