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レジンテーブルのデザイン

レジンテーブルのデザイン


このページはRESIN SPACEのデザインのこだわりについてご紹介させていただきます。

「デザインなんてカッコよく言っても、だれがやっても一緒でしょ?」
「RESIN SPACEのレジンテーブルは何か違うんだけど何が違うの?」
「どこで買おうか悩んでるんだけのRESIN SPACEデザイナーのセンスを知りたい!」

このような疑問を持っている方に向けて記事を書いております。

改めましてRESIN SPACEのデザイナー兼製作者の藤原と申します。
レジンテーブルのカッコよさを感じた時、「すごい!!」「綺麗だ!」と感じていただけると思いますが、 それはそのレジンテーブルの製作者がこだわって製作した結晶です。
全体的な木材配置のデザイン、細かな部分のデザイン、一枚板の表情が重要なのはもちろんですが、その一枚板をどう演出していくかはデザイナーセンス次第です。

特にRESIN SPACEはレジンテーブルのデザインへのこだわりが非常に強いです。
RESIN SPACEデザイナーの私、藤原は一枚板の製作者として多くの一枚板テーブルを製作してきた。
その中で常に思っていたのが何でこんなに魅力だらけの一枚板を採用してくれるお客様がいないのだろうか?


理由は分かっています。
使い勝手が悪いから・・・・・


理由は分かっていても、そのような一枚板には非常に美しく、自然にしか作れない魅力をとても強く持っています。
その様な一枚板を多数保管していましたが、お客様が購入することはほとんどありませんでした。
でもこんな個性だらけのカッコいい一枚板を何とかして製作できるようにしていきたい。 この魅力をお客様にお伝えして、倉庫に眠っている最高の一枚板に日の目を浴びせてあげたい。 レジンはずっと前から知っており、国内流通のレジンでは試していましたが、全然理想通りには仕上がら無い。 そんな思いから時日が立ち、運命の日が訪れました。 そんな中多くの偶然が重なり出会った「ecopoxy」大豆の油由来の自然に優しいレジン。クオリティーも世界トップクラスの品質。

私に衝撃が走りました。
今から約3年前ecopoxyとの出会いから、本格的なレジンテーブルの製作に走り続けました。レジンはこんなに美しいのか!!
そこから世界各国のレジンを試しましたが、クオリティーは圧倒的にecopoxyでした。

元がレジンテーブルを売りたいのではなく、魅力だらけの一枚板をデザインしてカッコよく見せてあげたい。
一枚板の中でもはみ出し者の癖だらけの一枚板を使ってあげて、私にしか作れない魅力をお客様にお届けしたい。
何年も夢に思ってきたこいつたちに日の目を見せてあげられる!

ですが、その魅力の詰まった一枚板の美しさを伝えるにはとても大きな課題があります。
「一枚板配置のデザイン」と「レジンのクオリティー」です。

この当たり前の様な2つが非常に重要で、低いレベルで作ろうと思えば簡単に作れます。
ですが、私が作りたいのは低クオリティーのレジンテーブルではなく、

「はみ出し者の魅力だらけの一枚板達が美しくなるレジンテーブル」です。

異端児の様な一枚板が好きな、デザイナー兼製作者のこだわりを是非最後までご覧ください。

~目次~

一枚板の配置


まずは皆さまこの一枚板を御覧ください。

カッコよくないですか?

魅力だらけではありませんか?

この様な魅力のある一枚板であればこそ、どうデザインしてあげるかが非常に重要です。
レジンテーブル始めた当初も、レジンテーブルを多数製作した今でも、世界各国のデザイナーはどうデザインしているのかを常に見続けています。
その様な世界の情報の中から自分だったらどうデザインするのか?常に自問自答し、
常にデザイントレーニングを重ねております。

お客様との倉庫での待ち合わせの数時間前から、デザイン100本ノック!と言い聞かせ、考えられる限りのデザインを出し続けデザイントレーニングを重ねました。
この一枚板だと5つのデザインが考えられた。
でもこの中ではこのデザインが一番カッコイイな!!
なぜだ?なぜだ?何でなの?クラロウォールナット君・・・??

傍から見れは変態ではないかというほど、一枚板に向き合い続けました。
そんなことを常に繰り返しRESIN SPACEデザイナーセンスが確立しました。 常にお客様のレジンテーブルデザイン時に考えていることは

・この一枚板だと、ここが魅力的だな。
・この魅力を動線的に目に入りやすい、この向きで、この位置に入れてあげよう。
・メインの方向から木の元(根本側)を見えるようにしてあげて、自然に見えるようにしてあげよう。
・人工的なカットラインは外そう
・この部分を側面に入れてあげれば立体的な側面になるな。
・光の入り方的にこの間隔だな。この部分を残して光が入る様にして美しく見せてあげよう。
・○○〇〇を考慮するとこの配置だな!※秘密です!

この様なことを考えながらデザインかけております。
この一枚板配置のデザイン時にデザイナーが考えていることを、この「一枚板の配置」の項目でお客さまにご紹介します。

※一点皆様に理解して頂きたいのは、ここまで考えて配置を決めている製作者はそうはいません。
RESIN SPACE独自の視点、感性で製作しておりますので、他店では迷惑になるため同様のセンスを求めなようお願いします。

一枚板の魅力を魅せる


レジンテーブルを製作始めた理由の通り、私は一枚板の魅力をデザインしてあげたいと常に思っております。
多くのデザイン案を出し、多くを製作をし一番重要だと感じるのは、その一枚板の魅力をしっかり見てあげることです。

どんな一枚板にも魅力的な部分があれば、良くない部分、魅力の少ない部分があります。
その一枚板の長所をしっかり見てあげて、その一枚板が一番輝ける形にデザインしてあげた時、そのレジンテーブルは輝きを増します。
人間と同じですね!

私の中でデザインの型というモノがあり、その型に無理やり当てはめるのではなく、その一枚板に合ったデザインにしてあげることが大切です。
こちらを御覧ください。


末広がりになっているような、荒々しく魅力が詰まったクラロウォールナットがあったとします。
これを川の流れの様なリバーテーブルに使用と思った場合このようになります。


この様な一枚板を無理にリバー状にしようとするとこのようになります。
同じ原木(丸太)から取れた一枚板を使用するのが、全体的な一枚板の表情を統一することができるので、できるだけ同じ原木から製材された一枚板を使用していきますが、
その場合、その一枚板達はみんな同じような動きをしていることが多いです。
その為この様に違和感のある木材配置のデザインになってきます。

この様な一枚板でデザインかける場合、私の理想の配置はこのようになります。


それぞれの一枚板の魅力を見てあげると、この一枚板は杢が複雑に出て、耳の動きのある部分、
中央はシュッと細くなる部分。
とてもメリハリのある動きの美しい一枚板です。
このような一枚板を美しく魅せるのに、私の考えるカッコよさにデザインしていくと上記の写真のようになります。

レジンを入れた時の光の入り具合、長方形内のデザインとしてこの木材配置が良いと思います。

自分が作りたいデザインの型にはめるのではなく、その一枚板か美しく見えるデザインをしていきます。
気に入った一枚板からデザインする方法もありますが、お客様の理想のデザインがありましたら、そのデザインにピッタリの一枚板をチョイスします。

「お客様のご希望」と「一枚板の魅力」を繋げるのがRESIN SPACEの仕事です。

人工的なラインを極力入れない


これは私の中での基本事項です。
育成している木にはに枝があったり、木の根元などで広がっている部分・枝葉の部分はチェーンソーで落とされます。
製材(スライス)された一枚板にはそのチェーンソーで落とされた部分はまっすぐの人工的なラインが作られます。


この部分は自然の動きではなく、人工的なラインになります。
繰り返しになりますが、私がレジンテーブルを製作するときに一番の根本とする部分は「自然の美しさをアートする」という部分です。
自然のにしか出せない美しい魅力を皆様にお届けするためにレジンテーブルを製作しておりますので、基本的にはカットラインを入れません。
よく他の製作者の方は入れておりますが、目指すものが「レジンテーブル」を販売することではなく、 「自然の美しさを表現したレジンテーブル」であるためのこだわりです。他店の批判ではありません。

どうしてもしょうがない場合もありますが、RESIN SPACE製作事例を見ていただく全くカットラインが含まれていないと思います。
もちろん一枚板にはチェーンソーでのカットラインは入りますが、そのような部分はなるべく側面にもってきてデザインします。


この一枚板の場合は手前と奥の右側がストレートに落とされております。
この一枚板をお客様のご希望サイズをお聞きし、私の感覚でデザインさせていただくとこのようになります。


自然の動きを演出したいのに、人工のラインを入れたくはありません。
逆に成長段階でボロボロになってしまった部分、荒々すぎてレジンを使用しない限りはどうしようもない様な部分は自然が作り出した表情なので何とかしてレジン内に入れてあげたいと思っております。

ボロボロの部分も程度によりますので、綺麗に仕上げられることを最低条件に、荒さを残していきます。
その程度も、数百枚製作したものだからこそ判断できるところです。

人工的なラインは極力入れない。このような細かなこだわりが大きな差を生んでくれます。

側面の美しさ


この側面の美しさは私がレジンテーブル製作する上で非常に重要視しているポイントで、全体的な天板面のデザインと同じくらい大切にしている部分です。
実際に座った時、座る時、一番目につく部分は側面から天板面にかけての部分です。
そこで「美しい」そう思っていただける様、側面の美しさを大切にしております。

側面の美しさ=そのレジンテーブルの美しさ
といえるほどとても重要な部分です。


天板面のレジンには表面・裏面の2方向からの光しか入りませんが、側面部分のレジンには
3方向、4方向から光が入る様になり、レジン部分に光量が集まりより美しく見えます。

その部分こそ、RESIN SPACEのレジンテーブルは何か違うと思っていただき、全国トップクラスの販売数を誇る理由にあたる部分になります。

他の製作者さんからRESIN SPACEは撮影時光をたくさん当てて撮影しています?
って聞かたことがあり、その時は何のことだろう?と思ったのですが、多分このことなのだろうと思います。

私の製作時にかなりのウェイトを置いて意識しているので、撮影時も重点的に撮影するヵ所なのですべて明るく見えるかも知れませんが、
レジンテーブル中央部分と、側面部分では光の侵入の量が異なるのでレジンの明るさが異なります。
ブルー系にした場合はその特徴は顕著に出て、薄めにした方が側面の美しさを感じやすいです。


水槽から、水の中を見ているようではないですか? お客様の多くは「中に魚がいても違和感ないですね!」と側面の美しさを喜んでいただいております。 ブルー系だけではなく、dark系のレジンの色味であっても側面の美しさは重要です。

上記写真を見ていただけると感じると思うのですが、側面から天板面にかけての
「木×レジンのシルエットの繋がり」
「木の木目の繋がり」
が非常に美しく見えます。

1台のレジンカウンターを例に見ていただきたいと思います。


こちらのレジンカウンターは洗面用のカウンターで、壁側は施工後にはみえなくなる為、
特に手前側からの天板面・側面の見え方を意識しております。
※洗面台で裏の構造を見えずらくする為、裏面の透過性を落としております。


こちらの写真を見ていただけると分かる通り、手前側の側面部分が光りよりキラキラしているように見えると思います。
実際に見るとそのひかり方は顕著です。

この様に非常に美しい側面のデザインも偶然現れ、偶然このように完成した訳ではなく、ライン出しの時からしっかり考えた見え方です。


細かなパーツを使用することで、より側面の美しさが引き立ちます。
レジンテーブルを何度も製作しているデザイナーだからこそ完成形がイメージできて、一枚板に対してBESTのデザインをかけてあげられます。


こんな側面レジンのちょっとした部分も非常に美しく、この部分があるいで全体のクオリティーは大きく異なります。
ですが、製作時の工程は想像以上に多くなります。
効率面を優先した場合この部分もカットしてしまいますが、美しさが最優先のRESIN SPACEでは、この美しい部分を残すために一枚板カットの時から考え、研磨まで大切に仕上げていきました。

私共が準備するレジンテーブルに向きの一枚板は比較的荒々しい一枚板です。
その為この様な動きのある部分が多いです。
一枚板本来の個性を大切に残すために、一枚板が大好きなデザイナーが
「一枚板を美しく魅せる」ことを大切にしながら製作しております。


以上がRESIN SPACE一枚板配置のこだわりでした。
この章をご覧いただいた事で、RESIN SPACEのデザイナーの私がレジンテーブルデザイン時にどのようなことを考えているのか少しご理解いただけましたでしょううか?
レジンテーブルを売ることだけを考え、ただ効率を考えるだけでは決してありません。

レジンテーブルを通してあなたに日々の生活をワクワクしていただきたいから、
アートの様に美しいレジンテーブルをデザインしていきます。


レジンのクオリティー


レジンテーブルにとってレジンのクオリティーは非常に重要です。
私は一枚板の選択や一枚板の配置のデザインと同列に考える重要2項目の一つです。

お客様にとってレジンテーブルは今まで見たことが無いという方も多いものですが、家電のように
「レジンテーブル=すべて同品質」

と思わないでください。
分かりやすく例えるとラーメンの様なイメージでしょうか!
500円以内のモノもあれば1000円以上のものもある。
同じラーメンであるけれど、味のジャンルも違うし濃さも違う。麺も違えばトッピングもこだわりも全く違う。
チェーン店になると食べるのは楽で味のバラツキや冒険心がなくなり、いいと思うのは個人のお店でこだわって作った、自分の味の趣味に合うお店。
誰が作ったかがダイレクトに現れるラーメンとレジンテーブルは少し似ているのかなと思います。

レジンテーブルをどこで購入するか考える際、完成形を買うのか、オーダーするかになりますが、レジンテーブルは色の選択肢が多くお客様の探しているサイズ・一枚板・レジンの色等のデザインのすべての 理想をクリアしたものを準備しておくのは難しく、理想のモノが欲しい場合はオーダーいただくのがオススメです。


その場合は誰が製作しているのかを重要視していただくのが良いかと思います。
レジンの色の調整や、一枚板配置のデザインでは製作者によって全く方向性が異なりますので、

・どこの店舗で購入するか、誰が製作するものなのか
・その人の過去の作品を見て、あなたの感性に合うか
・その人はどのようなこだわりで作っているか

このような部分を確認しながら、気に入ったところで購入いただければと思います。
以下ではRESIN SPACEデザイナー藤原のレジンに関するこだわりをご紹介させていただきます。

レジンの品質


レジンテーブルを購入するにあたり、どんなレジンを使用しているかは非常に重要になります。
なぜかというとレジンには多くのメリット・デメリットがあり、それはレジンの品質に応じて大きく異なるからです。
レジンによって品質の大きく異なる点は以下の4点です。

・透明度
同じレベルの研磨を実施しても、レジン自体のクリア度合いはレジンによって異なります。

・黄変
使用して数年経過で黄色く濁る現象です。

・熱による変色
熱いものを置いた時、熱によるレジンの変色です。

・剥離
一枚板の収縮により木材部分とレジン部分の断面がベリッと剥がれる現象です。
工程・気泡への対応・レジンの品質と複合的に絡んできます。

以上の点が異なってきます。
詳しくは「レジンテーブルの疑問」のページで剥離や熱等の説明しておりますので、このページの最後にリンクを張っておきますので、
最後までご覧いただき、興味のある方はそちらもご覧ください。

上記4点を踏まえ、どのレジンを採用するか多数のテストをした結果、圧倒的にカナダ製の「ecopoxy」の品質が抜群でした。


【透明度】はアクリルやガラスと同レベルのクリアさです。もう水と遜色ないほどクリアになります。
【黄変】も非常に対応されており、数か月で黄変が始まるものがある中、数年経過したものがいまだに黄変しておりません。
【熱による変色】にも非常に強く、180度に熱した天ぷら油の鍋をおいても変色しませんでした。
【剥離】への対応も工程を含め対策完璧です。剥離リスクを少なくするためには硬化速度が非常に重要なのですが、基本設定が時間のかかるレジンかつ
徹底した温度管理のもと、ゆっくりと硬化させ剥離リスクを軽減します。


この様に多くの項目に対して抜群の品質の良さがあります。
更に「ecopoxy」は大豆由来のレジンであるため、環境にも考慮されております。
一般的な石油系のモノとは異なり環境に対して配慮された、昨今のサスティナブルをしっかり考えたモノ作りを目指す私の考えにもぴったりでした。
企業の方もその部分をおろそかにできないですし、飲食店の方もその部分のは非常に重要になってくるかと思います。

クオリティーも完璧!環境へも配慮されている!このような品質の高さを評価され、世界中で高い評価のもと各国のレジンテーブルの製作者が使用しております。
世界で一番使用され、評価されているモノだと私は思っております。※データはなく、私の調査による主観です。

品質も信頼も抜群なのですが、唯一の欠点は価格です。
良いものなのですが非常に高価なレジンです。
小さなものでも数万円、大きいものだと数十万円レジン費用がかかり工程数も多いので販売価格は高価になります。

価格は高価になりますけれど、品質優先で最高のクオリティーのレジンテーブルを目指すRESIN SPACEにはこのレジンしかありません。
自信を持った最高品質のレジンを使用しレジンテーブル製作進めていきます。

自然界の色をもとにデザイナーの色彩感覚


レジンテーブルにとってレジンの色の出し方は非常に重要です。
使用するレジンの影響はもちろんのこと、塗料によって色の表現も全く異なります。
同じブルーの塗料でもメーカーにより異なります。
また、RESIN SPACEのデザイナーである私はレジンの色の調整は非常にこだわりをもって実施しております。

特にブルーは非常に奥が深いです。
日本全国、世界各国、海の色が異なるように一言ブルーと言っても非常に多くの色味があります。

私が作るブルーのレジンはすべて自然からインスピレーションをもらっております。
若いころはサーフィンに明け暮れ、日本も海外も多くの海でサーフィンしてきました。


陸から見る海はとてもきれいですが、海の上に浮かんだ時のブルーも本当にきれいなんです。
季節によっても異なる色を見せてくれ、特に冬の海は最高に綺麗です。

ダイビングもやり、40mほどまで潜っていましたのである程度の経験と漆黒の深海を味わってきたと思っております。

そんな海が私はとても大好きです。
そんな海に通い続けていた海好きな私はそれをレジンにも応用し、私が今まで見てきた海の色味を再現しております。
RESIN SPACEが初めに製作したブルーはsimodaブルーです。
私が好きでいつも通っていた下田の浅瀬の海をイメージした色味は今まで多く納品させていただきました。
また、ダイビングやる方の御希望で深40mをの海を再現してほしい!という方のご希望でできた深いブルーの色のsinkaiブルー!
ブルー系はすべて海をイメージしながら製作しております。

この海はこんなブルーなんだ!
深くなる場所はこんなブルーで、山の上のホテルから見た海はまた違った表情してくれている!
若い時、海の美しさにいつも感動させてもらって、私の癒しの場所でした。
その時はまさか数年後にレジンでその海の色を再現しているとは思ってもいませんでした。

今まで当たり前のように通っていた海なので再現しようと思ったとき、頭の中に海の映像は簡単にイメージできるのに、
それを再現しようとすると非常に苦労しました。
レジンテーブル製作は苦労の連続ですが、特に海のブルーを再現しようとした当初、とても苦労しながら試行錯誤を繰り返しました。

少し色の調整がズレるだけで大きく印象が変わります。
また、木の間隔や耳の色によってレジンの色の感じ方が全く異なります。
海の深みも出ない、色の合わせ方も違う。
その時は無我夢中で理想を追い求め続けましたが、今思えば多くの失敗を糧に非常に多くの経験を積むことができました。

その経験をもとに、私の理想のブルーを表現できるようになりました。
ただメーカーが出しているブルーを使用するのではなく、少し手を加えてあげることによりとても美しくなります。
そのように私の理想を再現できたものはお客様や、実際にご覧いただいた周りの方からの評判も非常に良いです。


人の目は非常に優秀ですので、今までの経験の中で見た美しいブルーの海は皆様無意識のうちにイメージしているのだと思います。
その自然を再現すること=美しいブルーだと認識していただけるのだと思います。

それはブルーだけではありません。
他の色も私は自然から又は普段目にする美しいものからヒントをもらいながら、美しい色を常に目指しております。

自然の木を使って、自然の色で、大豆の油由来のレジンで。
高級感があるのにどこか心休まるのは、RESIN SPACEデザイナーが自然が大好きだからでしょうか?

美しさの表現でしたら誰にも負けない努力はしていると思います。
レジンの色の調整はセンスがすべてで、言葉にするのはとても難しいのですが、私の色に対する気持ちは理解できましたでようか? これからも更に良い色を出せる様精進していきます。

数百枚のデータをもとに


RESIN SPACEではレジンの色の調整時、独自の基準で色の基準となる塗料の量を把握・リスト化しております。
全てのレジンの色の調整のレシピを控えておりますので、RESIN SPACE製作のこの納品事例の色にして欲しいとのご要望に
正確にお答えできるようにしております。
現在製作したレジンテーブルは大小合わせて100枚以上!!
そのすべての色のレシピはリスト化され、すべてを再現することが可能です。

一枚板の耳の色味や木材の間隔、光を入れる配置や光の加減によって見え方が異なってきますので、
新たにオーダーいただく一枚板に応じて色を微調整かけていきますので、一枚板に応じて発生する耳の見え方等の差を軽減致します。



色の入ったレジンテーブルをオーダーする場合、
「オーダーしてイメージと違ったらどうしよう?」
という不安はアートよりのものをオーダーするとなると、絶対付きまとうものかと思います。
ですが、多くの経験を元に培った経験とデータによって、お客様の好みのレジンを確実に表現していきます。

完成された、誰でも購入できるものではなく、「あなただけのレジンテーブル」いかがでしょうか??


木の奥行感・海の深みを表現


RESIN SPACEで人気の高いdark系の色味、ブルー系の色はなぜこんなにも人気なのかその秘密をお伝えします。
それは私が「癖の強い一枚板が異常に好き」という点と「海がとてつもなく好き」という点を突き詰めてたどり着いたレジンの重ね方です。

レジンには濃い色味にすればするほど透明感がなくなるという点があります。
深いブルーや濃いブラックにしたい場合、塗料をたくさん入れる必要があり、塗料を多く入れた分、透過度が下がります。
そのようにするとレジンの色は濃いけど一枚板の耳の動きを感じられないレジンテーブルになります。
面として楽しむデザインの場合や、耳の動きがおとなしく、深い色味の演出時には良いですが、レジンテーブルの利点の耳の立体感を感じにくくなります。


こちらの写真は漆黒の深海40mイメージのもので、より濃いレベルで積層しています。
深海40mでライトを使用した時の光の伸びを演出するために2層にしております。

それとは反対に、立体感を重要視するとレジンの色味はクリアに近い薄い色になります。


あちらを立てればこちらが立たずの様な、相反する性質がレジンの色にはあります。

薄い色味が良い方、濃くて透明度が低いのが良い方は色の調整時の難易度は高く無いのですが、

「深い色味なのに透明度を確保したい!どっちも欲しい!」そんな方の御希望を叶えるのは数年前は不可能でした。

ですが、そのご希望の方の理想かなえたいですよね?
正に私の希望がそのままで、「深い色にしながら木の立体感も残して演出したい!」なのです。

それを叶えるのがレジンの積層です。
下層を濃い色のレジンを入れ、上層に薄い色のレジンを入れてあげます。


仕上がりの見た目としての色は濃い色味に準ずるので下層の濃い色で深い色を感じることができます。
上層を薄くしてあげることにより一枚板の立体感を感じることができます。
そのようなこだわりを詰めてあげると、RESIN SPACEの特徴の、立体感のあるレジンテーブルが完成します。


これはdark系では透明度を調整ができますが、ブルー系で応用した場合この技術を使うことによって深みのある海を感じられつつ、木の動きを楽しんでいただけます。
この技術はそこまで特別なモノではなく、レジン製作者なら想像できるものです。
ですが、この積層をあからさまにやるとダサくなります。私も過去の試行錯誤で完成したものは写真ではいいですが、実際に見るとわざとらしくてイマイチでした。
そんな感じのものをネット上ではよく見ます。レジンは目新しい為はじめはイイですが、何十年と使っているとワザとらしいものはすぐに飽きてしましますので、この工法もセンスが非常にダイレクトに現れます。
私が製作する場合、一定の約束を必ず守り色の調整をし、自然の一枚板の美しさを違和感なく感じていただける仕様で製作します。


見た目だけではなく、この技術はリスクも伴います。
技術力が無い者がこの工法を取りますと多くのデメリットが発生するリスクがあり、ポイントを抑えず施工すると数年後お客様が悲しむことになります。
RESIN SPACEでは研磨だけの依頼も何件も入りますので、他の方の製作したものを見ることがありますが、大切なポイントを抑えていないことも多々ありそれが形になって現れてしまいます。

木のこと、レジンのことを熟知し、その2つが組み合わさるときに発生するリスクも把握し、それに対して対策を取らなければなりません。
サンプル製作の段階で多くを失敗したからこそ断言できるものです。

私の中で基準があり、そこをクリアした場合のみ色を重ねるメリットを感じられるので、簡単な様で理想のクオリティーにするには簡単ではありません。
倉庫見学頂いたお客様には是非そのこだわりの詳細を実際のレジンテーブルを見ながらご紹介させていただきますね!

全てはお客様のご希望の色に合わせてその工法が必要かどうかをアドバイスさせていただきます。
また、この積層という工法は厚みの制限がありますので、小型の厚みの無いテーブルの場合はできない方法ですのでその点ご了承ください。

研磨技術


レジンテーブルにおいて非常に重要な研磨技術についてです。
レジンテーブルの一番重要な技術と言っても過言ではないほど重要で、高い研磨技術があって初めて美しい仕上げにもっていくことができるようになります。

研磨レベルが高いと完全なクリアもいけますし、マッドな仕上がりにもっていくことも可能です。
レジンの研磨は非常に細かいレベルまで研磨するため、木工で使用する番手とは別次元のところまで研磨をします。
レジンの高いクリア度合いを確保するには時計の歯車を合わせるようなもので、
レジン・道具・研磨剤・工程のすべてががっちりハマって初めて高いクリアレベルが実現できます。


研磨レベルは写真では分かりずらいですし、その製作者のレベルはサンプルを見ないと分からないと思うので、是非実際に御覧いただければと思います。

どこの店舗も高いレベルまで上がりつつありますが、まだまだ研磨レベル・クリアレベルの差はありますので、1店舗だけで決めるのではなく
何店舗か回って比較をしっかりしてください。

「一枚板の配置」×「レジンのクオリティー」


木の配置に対するデザインと、レジンのデザインに関してを個別にご紹介させていただきましたが、RESIN SPACEデザイナーの考えていることをご理解いただけましたでしょうか?

木の配置とレジンに関してを別々にご説明しましたが、実際には別々に考えることはできないものなんです。
一枚板の配置があってこそのレジンの色・濃さの出し方がありますし、レジンの色味を考慮したうえで木材の配置を微調節することもあります。

「お客様の濃いレジンと透明感のご希望的に、木材間隔が狭すぎると透明感が確保しずらいな・・・・」
「この木材間隔・配置だと光が入りずらいから、このレジンの濃さだと濃すぎるな・・・ほんの少し薄めの設定にしよう・・・」

このレベルの思考から始まり、耳の動きや色、レジンの奥行、顔料、厚み、使用環境等々非常に多くのことを考えながらデザイン進めていきます。

ここまでくるとレジンテーブルは家具ではありません。
正に『アート』です。

壁掛けインテリアの絵が、ある一定のレベルを越すとアートになる様に、
レジンテーブルも一定レベルを超えるとアートになると思っております。

そこはどこがラインなのでしょうか?
それは私にもわかりません。

ただレジンテーブルに関して言えることは、自分が作りたいものを作っている限り最高のデザイナーにはなれないかなと思います。
自然の一枚板と会話し、自然が美しく見えることだけを突き詰めた時、「自然をアートする」ところまでたどり着けるのかなと思います。
美しい一枚板をチョイスすることもそうですが、配置をしっかり考えることで、一枚板をより美しく見えるレジンテーブルへと変化させてあげます。

自然の感性と私の感性を掛け合わせて「アートの様なレジンテーブル」を製作します。

そこは全て仕入れの段階から始まっています。
非常に多くの一枚板の山からひっそりとたたずむ光を探していきます。

それは大きな山の中から一輪の花を探すような作業です。

「これだ!!」と思える一枚板は意外と少ないんですよ!
シンプルな一枚板でしたら御提案可能数も多いですが、動きの良い一枚板は、その一枚板がなくなれば二度と出会えない一枚板ばかりです。

そんな私の感性に合致した、個性が詰まった一枚板を多数ストックしております。
変人の私のストックをお客様の綺麗な目で選んでみてください。

まとめ


ここまでご覧いただき本当にありがとうございます。
ここまでご覧いただいたあなたは

「レジンテーブルは誰が製作するのかが非常に重要だ」

と理解していただいたと思います。
RESIN SPACEのデザイナーは誰よりもそのことを理解しておりますので、デザインに関しては代表デザイナーの藤原しか実施しません。
木の配置・レジンの色の調整は実施する人が違えば完成したものは全く異なるものに仕上がります。

レジンを重ねて出す奥行感なんて正に全く異なる仕上がりになります。
少しの差+少しの差+少しの差が仕上がり時には非常に大きな差となって完成されています。

前に他の者にも任せようとセンスの良い者に実施させましたが、私の製作したいものとは異なるデザインになりました。
その時に私一本でいこう!そう決意しました。
木材の配置・レジンの色の調整だけは絶対に代表デザイナーが実施します。

その打ち合わせに関しても細かなお客様のご希望の把握が必要なので、必ず代表デザイナーが対応致します。
その為事前に予定の調整をさせていただき倉庫見学いただきたいと思います。

見学1週間前には、余裕があれば可能な限り早めに予定を調整させていただきたいと思います。
急に見学できるようになった場合、急な場合はお気軽に電話ください。
可能な限り調整させていただきます。

この様に完成されるレジンテーブルのクオリティーをとことん求め、多くのこだわりのもと運営・製作すると大きなデメリットが発生します。
それは製作数です。
デザインに関しては代表デザイナーの藤原のみの実施、多くの時間のかかる研磨作業の作業員は数人おり現在も増員中ですが、非常に工程数も多く製作に時間がかかるものですので、月あたりの製作数には限りがございます。

サイズに応じて異なるため一概に何枚といえませんが、そこまで多くはありません。
その為現状でもご注文が溜まっており、常に工場はフル稼働です。

RESIN SPACEの作るレジンテーブルには限りがございますので、ご検討いただける方は是非早めにご連絡ください。


「アートの様な あなただけのレジンテーブル」


倉庫で一枚板の状態から選び、楽しくレジンテーブル製作してみませんか?
RESIN SPACEデザイナーがしっかりアドバイスさせていただきます。

理想のレジンテーブルへの第一歩はお問合せからです。まずはお気軽にお問合せ下さい。