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レジンテーブルのデメリット
【割れ・黄変・熱・傷・剥離】

レジンテーブルのデメリット【割れ・黄変・熱・傷・剥離】


レジンテーブルは自然の美しさ・荒々しさをありのままに表現できる、最高のアート家具です。


動きの荒い一枚板とレジンを掛け合わせることで他にはない唯一無二のデザインの家具となります。

過去500枚以上を納品してきた国内有数のデザイナー目線から見て、レジンテーブルには大きなデメリットがあります。
それは「お客様によって防げる」ものであったり「製作者により防げる」ものもあります。

非常に重要なポイントですので、レジンテーブルを購入する際には必ず知っていただきたいです。

この記事ではレジンテーブルのデメリットとメリットを解説しており、
デザイナー兼製作者として、レジンテーブルに関するデメリットをここですべて包み隠さずお伝えします。

「レジンテーブルはどんなデメリットがあるの?」
この疑問を国内トップクラスのレジンテーブルブランド「RESIN SPACEのデザイナー」と一緒に確認していきましょう!

~目次~

レジンテーブルとは?


レジンテーブルとは自然をそのまま切り取った一枚板にレジン(エポキシ樹脂)をかけ合わせたテーブルです。
自然の荒々しさと美しさにレジンの高級感をプラスしたデザイン性の高い家具です。

数年前に海外で人気が出て、川や海を表現したテーブルで人気が爆発しました。
日本国内ではより高度な技術で独自に進化し、透明度のあるブルーやクリアなど、より高級感のあるデザインで人気が出ています。

木材の荒々しさと、レジンの高級感で「自然×高級感」という今までにない魅力のあるインテリアです。


まだレジンテーブルというものを知らない方も多く、特別な空間演出ができ、普段使いも楽しんでいただきながら来客者の方に喜んでいただける特別な家具です。

レジンテーブルの「レジン」とは2液性のエポキシ樹脂のことを指し熱硬化性樹脂の総称です。


基本的にレジンテーブルでは木材に対して開発されたレジンを使用し作品としてのクオリティーを担保しています。
そこで使用するレジンは世界各国のメーカーが販売しており、そのレジンメーカーにより性質は全く異なります。
また、製作方法や工程によって、納品後にあなたが予想だにしない破損が発生するリスクがあります。

実際に各社のレジンを使用・テストした製作者だから言える、レジンのデメリット面について書いていきますのでご覧ください。

レジンテーブルの割れ・剥離


レジンテーブルは使用する環境によっては、割れや木との剥離が発生します。
またレジン部分に強い衝撃が加わることで割れが発生する場合があります。

レジンテーブルの割れや剥離の一番の原因は木材の「乾燥」による収縮が原因です。
空気が乾燥していると木材内部にある水分を空気中に放出し、水分が失われた結果、木の「収縮」や木自体の割れが発生します。
レジン自体の動きはほとんどないため、木が収縮した場合、結果として木とレジンの剥離が発生します。

木材はしっかり乾燥されていても、湿度の低い環境下では幅600mmほどの一枚板も3mmほど収縮する場合があります。
工場や販売店の湿度と、一般住宅のエアコンをかける環境下では湿度は大きく異なります。
また梅雨の季節と冬の暖房をかける季節と四季がある日本では木材を使用するレジンテーブルは過酷な環境下にあります。

剥離の対策をしなければ、湿度の変化による木の収縮で容易に剥離が発生します。
ですが製作所がしっかり対策をすることで、レジンと木の接着面は非常に強固になりリスクを軽減することができます。

まずこの写真を見てください。


過去に製作した【ボセ×simodaブルー】レジンテーブルです。
このカットした切れ端を床に打ち付けて破壊してみます。


木材とレジン部分の密着性が弱ければ断面で剥がれ、密着性が高ければ木材部分が割れます。
密着性の高さは、後々の剥離を防ぐことに繋がりますので、そこを実験で確認していきます。

今回実験するのは先ほどのレジンテーブルの手前部分、側面をカットした部分です。

これのどこが割れると思いますか?

RESIN SPACEでは剥離に対しての完璧な対策をしていますが、
レジンと木材の接着面は当然弱くなる部分ですので断面での破損を予想しました。

ですが結果は想定とは異なるものでした!

それでは実証実験をして、結果を見てみましょう!
実験結果は動画でご確認下さい。



1度目のレジン部分とは全く別の場所でした。
力のかかかり具合で手に近い部分に大きな力がかかったのかなと思いもう一度持ち手を変え実験します。



レジン部分から数cmの部分で割れました。

これで木とレジンの境目よりも、木材部分の方が弱いということが分かります。

境目より木の部分が弱いということは、乾燥によって収縮してもレジンと木材の剥離が起きるのではなく、一枚板の割れとなることが確認できました。

この結果は木材とレジンの密着性を高めるための加工をしたためです。
通常工程ではこの密着力を確保することはできませんが、
木に応じて適切な対策をとることで、このように剥離というデメリットへの対策をとることが可能になります。

割れ・剥離について、より詳細を知りたい方は、下記リンクよりデザイナーが剥離に対してどれだけ考えているかをご覧ください。

レジンテーブルの黄変・変色


レジンテーブルはレジンの部分の経年劣化により黄色に変色する「黄変」が発生します。
レジンテーブルの黄変とは経年による変化で、経年や紫外線、空気に触れる酸化が原因となり、レジン部分が黄色に変色します。

この現象は直射日光が当たらない場所でも進行するため、レジンテーブル購入検討の方の最大のデメリットになります。
この黄変はレジンメーカーにより進行度合いは様々で、数ヶ月で始まるものもありますが、3年経過すればほぼ全てのレジンで黄変は感じるのが現代のレジンの実情です。

うっすら黄色に変色するため、この変化を味わいと感じていただけるのでしたらクリアも良いと思います。
レジンの黄変を防ぎたいという方に対しては少しだけ着色する対策がおすすめです。
ほんの少しだけ黒を入れることでクリアの印象を保ちつつ黄変は目立ちづらくなります。
また色の関係でブルー系は黄変はほとんど感じません。


完全なクリアの場合黄変自体は発生しますが、床面が濃い色だとその黄変は目立ちづらくなります。
逆に床が白の場合は黄変が目立ちます。



うっすら黒を入れたレジンの色は、シックな高級感を感じるものですので黄変のデメリットを軽減しつつおすすめの色です。


このようなブルーは黄変すると色の要素の関係から、浅瀬のエメラルドグリーンにを分からない程度に変化するだけなので黄変は無縁です。

レジンの黄変はメーカーにより黄変度合いや期間が異なります。
購入検討店舗で、実際にそのレジンではどのレベルで黄変するのか見せてもらってください。
そして、その黄変が許容できるのかを判断してください。
黄変のデメリットを受け入れられない場合、担当者と色の調整をしてブラックを入れる等の黄変対策してみてください。

レジンテーブルの黄変は程度は違えど必ず発生します。
正しい知識で購入店舗を決める参考にもしてください。

レジンテーブルの傷の弱さ


レジンテーブルは傷に弱いです。

レジンテーブルの傷つきやすさの原因は高い透明度と、素材の性質にあります。
レジンの傷がついた個所は白くなり、透明度の高いレジンではその部分が非常に目立ちます。
顔料を入れモヤッとした演出をすれば傷も目立ちずらくなりますが、クリア系ではどうしても傷が目立ってしまいます。


量販店で販売されている食器などでは傷がつきづらいですが、陶芸で製作された器を引きずるだけで大きな傷になります。
レジンテーブルを購入する場合は、テーブル上で使用する食器に注意が必要です。

逆にレジンは汚れには非常に強くなります。
マジックで書いたとしても、すぐに拭き取れば完全に消すことが可能になり、醤油等の汚れが付くこともありません。

RESIN SPACEでは様々な実験を行い傷や汚れのつき具合を実験・テストしました。


・紙を置きシャープペンにて書き物
・シャープペンの芯を出さずに傷つける
・フォークにて傷つける
・陶器の器(市販)のモノにて傷つける
・陶器の器(陶芸品)にて傷つける
・アイスピックにて傷つける
・マジック等の汚れを付ける

上記の様に様々なテストをし、汚れには強く、比較的傷に対しての耐性もありました。
ですが、肌で触れてざらざらを感じるような陶芸の器に対しては非常に弱い結果が出ました。

【陶器の器(市販)のモノにて傷つける】

市販の器と、陶芸で製作した器の底でレジン部分を引きずります。

写真では2か所の傷がついているのですが、
市販の器ではうっすらと傷がついている程度です。

ですが陶芸で作った器では深く大きな傷がついています。

RESIN SPACEで傷に対しての様々な独自の実験結果から分かったことは
木材とレジンの傷のつき具合は同様ですが、
透明度の高いレジンに白くなる傷が非常に目立ちます。
木材部分に同じ傷がついても分からないが、レジン部分は目立ちました。

この傷はレジンテーブルを今後使用するうえで大きなデメリットになると思います。
お子様が小さい場合、その傷を常に気にしながら生活するのは、楽しい家族団らんのダイニングテーブルとしてはふさわしくありません。

傷が入ってもそれも家族の歴史と楽しんでいただける方でしたらよいですが、そんな方は少ないと思います。
傷を可能な限り防ぎたい場合は両サイドに木材を配置した、リバー状のデザインにすることで、多くの傷を防ぐことが可能です。

普段食事で使用する空間は傷がつきやすいですが、その空間を木材とすることで傷を目立たなくさせます。
また使用中に特に視界に入る部分が中央なので、レジンの綺麗さを楽しんでいただけます。

また片側に木材、片側にレジンとすることで傷をつけやすいお子様を木材側、大人がレジン側とすることで傷防止を図りながら、デザイン製の高いレジンテーブルをきれいに使用することも可能です。

上記写真のお客様は約2年使用していただいても、細かな傷はあるもキレイな状態で使用していただいていました。

このように普段使用する頻度の高い部分を木材とすることで傷の防止の対策をデザイン面でとることが可能です。
RESIN SPACEでは購入いただいたお客様には、ご家庭で簡単にメンテナンスできる、工具を使用したメンテナンス方法をお伝えしています。

傷を完全に防ぐことはできませんが、メンテナンスしていただければ常にきれいな状態を保つことも可能で、 来客前にメンテナンスすることで良い状態を見て頂けます。

傷に対しての実験結果等、詳細ページは下記リンクをご確認ください。

レジンテーブルは熱に弱い


レジンテーブルは熱に弱いです。
レジンテーブルは完成して1年ほどは熱により軟化が発生し、コップ等の跡がつく場合があります。
熱での変色には強いですが、熱による軟化が原因で跡がつきやすいです。

1年たつとその現象の発生リスクはほぼなくなりますが、納品後3か月は熱による軟化が発生しやすいです。

RESIN SPACEでは独自に熱による実験をしております。
180度の鍋を実際にレジンテーブルの上に置き、10秒以上置いても全く変化はありませんでした。

ですが暖かい飲み物をコップに入れ、それをレジンの上に長時間置くことでコップの跡がつきます。
熱によりレジンが軟化し、コップの重量が軟化したレジンを凹ませる為です。


上記写真は冬場に納品し1か月で報告を受けた、熱による軟化からの凹みです。
このような跡は簡単な補修で修復可能ですので、現地ですぐに、またお客様ご自身でも元の綺麗な状態に戻すことが可能です。
また、この後は熱による凹みは発生していないとのことです。

冬場に納品を受けるお客様は、この熱による凹みには注意が必要です。 納品直後、熱いものは木材の上に置くように心がけるだけで防げるデメリットになります。

レジンテーブルは高価である


レジンテーブルは一般的な家具と比較して高価な価格になります。
その理由は希少性の高い高価な一枚板と高品質なレジンを大量に使用する為です。

使用する一枚板は流通量の多い動きの少ない一枚板ではなく、個性的かつレジンとの相性の良い荒々しい木材を使用する為、価格も高価になります。


また使用するレジンも安価なものでは黄変や傷のつきやすさ、透明度の違いなど、レジンテーブルのリスクが大きくなります。
品質面を考えるとレジンを妥協することは、数年後予期せぬ問題も発生させますので、購入時の安価な価格を重要視することはお勧めできません。

また木とレジンが剥離しないような対策から、レジン内に気泡が入らないような工程をとるなど、高度な技術と多くの時間がかかります。

レジンの色を調整するには特殊なセンスが必要になり、きれいなレジンの硬化には温度・湿度管理ができ、埃の立たない空間など専門の設備が必要になります。
硬化するまでは温度・湿度・レジンの動きが無いか等、異常がないか定期的な監視をします。

高いクオリティーのレジンテーブルには、高度な技術や長期間の製作時間が必要になり
どうしても価格が高価になってしまいます。

160cm×80cmの木を使用したダイニングテーブルを購入する場合、価格の目安をご紹介します。

量販店家具    10万円
無垢集成材    25万円
一枚板      50万円
レジンテーブル 100万円
※おおよその目安です。

特徴ある貴重な一枚板を使用し、レジン流し込みまでの下準備をし、高価なレジンを大量に使用し、レジンの硬化まで常に監視する。
通常の一枚板の5倍程の研磨時間を要する等、コストと時間がとてもかかるため、決して安価な販売は不可能です。
異常に安価な価格は何かの理由があります。

安価な販売は持続可能な経営が不可能ですので、お客様が購入したテーブルのメンテナンスを依頼したいときにレジン事業からは撤退しています。
なんてこともありますので私が信頼できる販売店は決して安価な販売はしておりません。

レジンテーブルを購入するには十分なコストを想定してください。

理想を叶えるにはオーダーが必須


レジンテーブルは「サイズ」×「木材」×「レジンの色」と自由度が高く、理想の完成品を購入するのが難しいです。
ブルーと言ってもエメラルドグリーンなのか、ディープブルーなのかでまったく印象の異なるブルーとなります。


レジンはもともとクリア(透明)の状態からCMYKという色の3原色を細かく調整しながら色を演出するため、
製作する職人によっても全く異なる色に仕上がります。

また木と木の間隔による光の入り具合、お客様の設置場所、木自体の色によってもレジンの見え方は大きく異なりますので、完成販売品で理想の色を叶えるのは困難です。

またそれに加えサイズや木材の色・動きの希望を考えると、どこかで妥協は必須です。

その為理想のレジンテーブルを入手するにはオーダーで購入するのが必須となります。
実際に一枚板を見ながら、多くのサンプルからレジンの色を指定するオーダーなら理想のレジンテーブルを購入することが可能です。


一方、オーダーするには、時間を要します。
首都圏の販売所の場合は後日の写真での提案が多く、
倉庫で一枚板を見てのオーダーの場合は地方が多く、移動に時間がかかるなどのデメリットがあります。

旅行を兼ねてレジンテーブルを購入しに行くなど、理想のレジンテーブルを購入するためには時間がかかります。

既製品は完成してからの時間経過が不明


レジンテーブルは黄変などが時間経過とともに発生するデメリットがあり、
既製品販売では完成してからの購入までの期間が分からない点がデメリットです。

レジンテーブルは黄変などのリスクが時間経過とともに進行しますので、完成から購入までの期間は短いほど良いです。

家電でも展示場でずっと電源が入っていたものではなく、在庫品がいい。
服でも試着品より店員さんが裏から持ってきてくれたもののほうがいい。

感情面もありますが、レジンテーブルは性能面の影響、また高価なものですので尚更です。
一枚板や一般的な家具とは異なりレジンは黄変リスクがありますので、完成してからの期間が短ければ短いほど良いです。

家具は完成してからの期間は基本的に掲示されません。
完成して2年経っていたレジンテーブルを知らずに購入するのはどうですか?
購入する時は気が付かなかったが納品を受けたらうっすら黄変が始まっていたなんてどうですか?

製作された時期はあまり重要視されませんが、レジンテーブルのプロとしてこの点も非常に重要な点です。
販売店で完成時期をしっかり確認し、不安ならオーダーしていただければ完成直後の作品が納品されます。

まとめ


レジンテーブルは黄変や割れるリスク、傷や熱による凹み等、気を付ける点が多い家具になります。

その為技術力の高い販売店で購入することが必要不可欠で、しっかりとしたアドバイスや能力の高い職人が製作すると多くのデメリットが解消されます。

そんなレジンテーブルは技術力、色や木材配置のセンスの高い作品は、一目見ただけで惹きつけられるものがあり、
あなたの大切な空間の魅力を引き上げてくれる、他の家具には無い最上級の魅力があります。

RESIN SPACEではお客様の理想のレジンテーブルを叶える為に
「オーダー」と「最高品質・高センス」をもとに、お客様へ魅力ある長く使える家具をお届けしております。

レジンテーブルをオーダーすることで、その作品に対しての愛着がわき、これからの食卓での食事がより幸せな時間になります。
レジンテーブル向きの一枚板を大量に集めた大型の倉庫を見学いただきますので、完成する前の一枚板を実際に見て、選んで、デザイナーと木材配置を決めることができます。


大型倉庫で一枚板選ぶ「体験」は、あなたのご家族が経験したことのない「家具を創る」という最高にワクワクする時間となります。

デザインや色の決定はとても難しい為、必ず代表デザイナーのFujiwaraがあなたのレジンテーブルをしっかりサポートいたします。

「失敗しない レジンテーブル購入のために」

あなたの大切なレジンテーブルを、レジンテーブル専門店RESIN SPCEにお任せください。