
自然を切り取った一枚板を使用して、お客様とデザイナーの感覚で作り上げた唯一無二の作品。
私たちRESIN SPACEが日々向き合っているのは、単なるテーブルつくりではなく、お客様の人生の一部となる「空間(SPACE)」をつくることです。
「レジンテーブルに憧れるけれど、自宅のインテリアに合うだろうか?」
「私たちの自宅には、どんなレジンテーブルが合うのだろうか?」
そんな不安を抱く方へ。数千枚の一枚板と向き合い、数百組のお客様と総製作数500枚超えるレジンテーブルのデザイン・製作をしてきた代表デザイナーの視点で
あなたの空間を毎日がワクワクし、来客者様にもあなたの感性を伝えられる特別な空間のアドバイスを本ページでさせていただきます。
今回は私が考える「インテリア構築のロジック」を解説します。
感性の話を論理でお伝えし、感性だけで生きてきた私の考えを皆様にわかりやすくお伝えします。
少しマニアックなページですが、より簡単にお伝えしますので10分以内に読み終わりますのでご覧ください。
※このページでは、RESIN SPACEがこれまでにお客様と共に作り上げてきた多くの納品事例をもとに、
あなたの空間にあった適切な「レジンテーブル」のポイントを、実例とともにご紹介していきます。
AIで生成した画像は一切ございません。全てお客様と日々製作してきた作品をご紹介します。
目次
なぜ、レジンテーブルが空間の「主役」になるのか

私たちが手がけるレジンテーブルは、無から有を生む絵画のようなアートではありません。数百年という時を生きてきた巨木が持つ「圧倒的な自然の美(1)」を、レジンという異素材をを融合させ「10」に引き上げる、
【1を10にするアート作品です。】
まず理解していただきたいのは、レジンテーブルは「静と動」の掛け合わせだということです。
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木(Wood): 木の温かみ、荒々しい耳(側面)の動き、刻の重み。
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レジン(Resin): 水のような透明感、光の透過、現代的な無機質さ。
この相反する要素が掛け合わされるからこそ、モダンな空間にも、和の空間にも、そしてナチュラルな空間にも馴染む役割を果たします。
お客様それぞれの空間に一枚板またはレジンを架け橋として一体感を完成させます。

デザイナーが教える「空間ジャンル別」色彩の選び方
レジンの色選びは、「空間」×「好み」で判断します。
あなたの空間のコンセプトに、どう合わせていくのか、「空間をどう演出したいか」という視覚的なアプローチが必要です。
落ち着いた雰囲気に仕上げるのか、爽やかな空間に仕上げたいのか、
あなたの空間に、あなたの希望を掛け算してみてみましょう!
【モダン Luxury】都会的な美を演出する「dark系」の魅力

ホテルライクな内装や、グレー、黒を基調としたモダンなリビングには、間違いなく「darkクリア」や「darkⅡクリア」が適しています。
又は濃いブルーを空間の差し色として「sinkaiブルー」がオススメです。
空間全体の色相が暗い場合、完全に透明なクリアレジンは「抜け」すぎてしまい、一枚板だけが浮いて見えてしまいます。
少しだけ濃い印象のdark系のレジンは、空間の重心を下げ、重厚感と高級感を演出します。
夜、ダウンライトを落とした時。darkレジンは黒曜石のように深く輝き、そこにあるだけで所有欲を満たす妖艶な空気を纏います。夜にお酒を飲みながらご家族や仲間との話も、一人での考え事も全てをワンランク引き上げてくれます。
【モダン内装】クラロウォールナット×darkⅡクリア

【モダン内装】ブラックウォールナット×darkⅡクリア

【モダンリゾート】先進的な空間に佇む「darkブルー系」の魅影

落ち着いたグレー又は白い床、壁面は落ち着きながらも明るさのある色、建具などにブラックを使用する空間は
シックな雰囲気を内装で演出し、レジンテーブルの濃い色のブルーを持ってくることで重厚感がありながらも差し色として
爽やかな印象を与えます。シックに振れすぎない上級者のインテリアを演出ができます。
内装・レジンテーブル共に高級感の印象がありますので、トーンを深くしてあげることで周りのモダンさに違和感なくなじませることができます。また光が差した時は木の輝き、床に抜けたブルーがより高い神秘さを演出できます。
夜のふとした瞬間に自然の輝きを感じ、1日の疲れを癒し、家族全員の幸福につながると思います。
ストレスを開放するのは自然が持つ特殊な能力です。
それを高級感と共に感じられるのが、このモダンリゾートstyleです。
【モダン内装】カエデ×sinkaiブルー

【モダン内装】ポプラ×Oceanデザイン

【ナチュラル リゾート】自然の木に海のような美しさを「クリアブルー系」

白い壁、白系の床または無垢の床、観葉植物。ナチュラルな空間をより爽やかな空間に引き上げるのは「クリアブルー」や「エメラルドグリーン」をお勧めします。
視覚的に海をイメージさせるブルーが部屋を一気に明るくしてくれます。
部屋を広く見せたい場合、視線が抜けるクリア部分は床面積を広く錯覚させます。また、ブルー系はレジン×木材の光の屈折が最も美しく、昼間の自然光を最大化します。
特に側面に配置したブルーのレジンは他の部分よりもより光を受けよりキラキラと輝き魅力を増幅させます。
朝、コーヒーを飲む瞬間。窓からの光がレジンを透過し、床に青い影を落とす。
まるで海辺のヴィラにいるような「非日常」が日常に溶け込みます。
私自身海が大好きで、朝にサーフィンをするために浜辺でストレッチをしている瞬間の爽やかさを、普段の暮らしに取り入れることができ、ふとした瞬間の幸せにつながります。
【ナチュラル内装】ポプラ×クリアブルー

【ナチュラル内装】栃×エメラルドグリーン

【ナチュラル Luxury】自然な空間に漂う特別感「darkクリア系」

明るい無垢の床材、壁面は明るくナチュラルな印象の内装に高級感を与えるのは中間色~濃い一枚板×darkクリア系のレジンテーブルです。
部屋全体がナチュラルな内装であるため、ブルー系を入れればリゾート風になるところを、dark系のレジンテーブルを持ってくることでラグジュアリー感が上がります。
この比較的一般的な内装にdark系のレジンテーブルは抵抗感を覚える方が多いですが、RESIN SPACEの多くのお客様は、想像以上に部屋にマッチしていることを感じて頂いています。
床の色とは決して同じ色の一枚板にしないことで特別感を演出し、室内で使用されている可能性の高いブラック・グレーの色にすることで空間としての統一感が生まれます。
一般的な量産型家具を置いたとたん、一気に「普通」になってしまいがちな内装である中、
適切なデザインで製作したレジンテーブルでは一気に「特別な空間」になります。
木材をふんだんに使用したナチュラル空間にはレジンテーブルの木材でつながりをもたせ、違和感を生まないレジンのクリア度合いで高級感をしっかり演出していきます。
【ナチュラル内装】クラロウォールナット×darkⅡクリア

【ナチュラル内装】ブビンガ×darkⅡシャイン

【和モダンstyle】屋久杉などの国産一枚板を使用して、和の美しさを演出
和室隣接の部屋、又は洋の空間に和の美しさを取り入れたい方におすすめなのは、
国産材を使用したレジンテーブルです。
シンプルな国産材の一枚板を使用することで重厚感のある強い和の印象を与えますが、
国産材を使用したレジンテーブルを採用することで「和モダン」としての特殊な美しさを取り入れることができます。
「レジンテーブルは若々しいデザインばかりで私たちには合わないかな?」
そう思う方には屋久杉や神代杉をしようしたレジンテーブルをお勧めします。
木材配置やレジンの色の演出など難しい点が多いですが、RESIN SPACEでしたら良いご提案が可能です。
【和室隣接の洋室】屋久杉×darkⅡクリア

【洋室×グレー床】屋久杉×darkⅡクリア

多くの人が悩む「椅子(チェア)」の正解
レジンテーブルの方向性が決まったったら、次に悩むのは椅子です。
お客様から「テーブルが凄すぎて、合わせる椅子が分からない」
とよく相談されます。デザイナーとしての答えは一つ。「素材・色の関連性」を作ることです。
異素材で引き締める「アイアン×ブラック」の法則

RESIN SPACEのテーブルの多くは、脚に「黒のアイアン」を使用しています。
様々な形状の取り扱いがありますが、アイアン脚は先進的なデザインと構造を面を考慮して、揺らぐことのないレジンテーブルの脚の最適解の脚です。
空間をモダンに仕上げたいなら、椅子は「ブラック脚 × レザー(本革)」を選んでください。
テーブルの脚(黒アイアン)と、椅子の脚(黒アイアン)をリンクさせることで、異なるブランドの家具でも統一感が生まれます。
レジンテーブルの天板は水がそこにあるかの様なとした質感です。そこに布の椅子を持ってくると少しカジュアルに、レザーの質感を持ってくると、緊張感が維持され、ダンディーさがグッと上がります。
座面や質感はお好みで良いですが、椅子の全体的なデザインはアイアン脚がブラックの場合はそのブラックに完全に合わせてください。
そうすることでレジンテーブルの一枚板の色・レジンの色など天板のアート感ガより引き立ちます。


同素材で洗礼されたデザインへ「アクリル椅子」
レジンの透明度はガラスのような、アクリルのような完全な透明感があります。
アクリルチェアは高級ブランド家具としても、IKEAなどの家具店でもラインナップがあり、選択肢が多いです。
レジンの透明感とアクリルチェアの統一感を生むことでショールームのような洗礼さを演出ながら、一枚板の美しさがより引き立つデザインになります。
ブランド家具のアクリルチェアですと複雑な彫込みがされているものもあり、光がレジンと椅子を照らし、
一気に上質な空間へと引きあがります。
天板のレジンとの素材感の統一は、輝く透明度をより意識させるデザインになります。

一枚板に合わせに行く「木製チェア」の高度なテクニック
「冷たい印象にしたくない」という方は、木製の椅子を選びますが、ここで注意が必要です。
「テーブルの木材と、椅子の木材の色を完全に合わせない」ことです。
完全に同じ色(例えばウォールナット×ウォールナット)で揃えると、セット販売の量産品のように見えてしまい、レジンテーブルの個性が埋没します。同じウォールナットで合わせる場合でも、椅子を少し薄くします。
RESIN SPACEではレジンテーブルに使用する木材はクラロウォールナットや、ブラックウォールナットでも高樹齢の通常よりも濃い色の一枚板を使用します。そのため椅子に使われる様な若い樹齢のブラックウォールナットよりも濃い色ですので、気にしなくても自然と良い組み合わせに仕上がります。

このように 「アイアン×ブラック」「アクリル」「木製」と、共通するのが椅子に強い存在感を置かないことがポイントです。
木材・レジン・鉄脚のどこかに合わせることで統一感を確保しながらも、
完全一致させないことでレジンテーブルの魅力をより引き立てます。
レジンテーブルに更に足すのではなく、プラスを引き立てるために引き算する。
これが上質なデザインのコツです。
椅子の存在感を抑えながら、テーブルの天板を引き立てるのも一つの美学です。
最後にこだわるべきは「照明(ライティング)」
ここまで読まれた貴方は、もうインテリアの基礎が出来上がっているはずです。
最後に、レジンテーブルを「完成」させるコツは「照明」です。
レジンの影を落とすダウンライト
レジンテーブルの真上には、できればダウンライト(ペンダントライト)を吊るしてください。
光源が近いほど、レジンを通した光は強く床に落ちます。その「影」すらもインテリアの一部になります。 私たちが一枚板の配置デザインをする際、「影の落ち方」まで計算しています。
お客様がスイッチを入れた瞬間、その部屋はお客様×RESIN SPACEのギャラリーになるのです。
納品写真では写真の構成上、ダウンライトまで移りませんが、ダウンライトを設置していただくと、レジンテーブルの影も、ダイニングの空間としても魅力ある空間になります。

デザイナーからのメッセージ
このページでは私の頭の中にある、レジンテーブルの合わせ方の一部をストレスなく読み切れるよう、まとめさせていただきました。
実際に書きたいのはこの10倍を超える内容でありますが、削除に削除を重ねこの量に抑えさせていただきました。
ここにある知識はすべて私の頭の中にあります。
あなたの空間の写真を見せて頂ければ、木材×レジンの適切なデザイン案をご提案させていただきますので、
【失敗しない】レジンテーブルのため、すべて私たちにお任せください。
今までのお客様同様、必ず最高の作品をお届けします。
RESIN SPACEではお客様は「家具」を買うのではなく、「幸せな時間」を購入することができます。
私たちが倉庫でご案内し、一緒にお気に入りの一枚板を選び、デザインを決める「時間」。
オーダー確定してから納品までの制作する「時間」
そして納品後、そのテーブルを囲んで家族や友人と過ごす「時間」
その全ての時間を楽しんでいただきたいのです。
そのためにはあなたの空間に最適なデザイン提案と、最適なレジンテーブルのカタチがあって初めてすべて実現します。
職人が良いと思ったデザインで製作・購入したレジンテーブルに合わせるのも良いですが、
あなたの「空間」と、あなたの「好み」にあったレジンテーブルを
あなたの「カタチ」に製作するのはどれだけワクワクするでしょうか?
愛着がわいたレジンテーブルを10年、20年と使い込み、定期的なメンテナンスをしてあげて、レジンの透明感と木の経年変化(エイジング)が混ざり合い、新品の時よりも美しい「ヴィンテージ」へと育っていきます。
レジンの経年変化を限りなく抑える様々な施策をしていますので、レジンは大きな変化は起きづらいですが、透明度の高い状態を保ちながら木材のエイジングを楽しんでいただけます。
インテリアに正解はありませんが、「愛着」こそが最高のコーディネートです。 ぜひ、あなたの感性で、この荒々しくも美しい自然のカケラを、生活の中心に据えてみてください。
その一歩を、私たちRESIN SPACEが全力でサポートいたします。







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