本日はクラブへ納品させていただいたレジンテーブルの、デザイン打ち合わせから納品までの様子をご紹介させていただきながら、高級感のあるレジンテーブルをご覧いただければと思います。
本日ご覧いただくレジンテーブルはこちら!!
高級感のあるクラブの店舗へ納品させていただいたレジンテーブルです。
シックな内装の中、全体のブラックと相性の良いdark IIクリアと、ゴールドの内装とあう国産ポプラが非常にマッチし、
最高の空間となりました。
納品した私も内装との相性の良さに驚き、対応いただいた方もすごくこの作品を褒めていただきました。
デザインの打ち合わせから製作工程・納品までの様子をご紹介させていただきます。
レジンテーブルの打ち合わせから製作へ
今回の店舗への納品に対し、デザイナーの方からRESIN SPACEへご連絡いただきデザインの調整させていただきました。
お酒を提供するクラブで、テーブルの買い替えとのことで今回RESIN SPACEのレジンテーブルを検討いただきました。
レジンテーブルの採用が過去にあり、他社ブランドであるが剥離などのデメリットが発生したとのことで、
レジンテーブルに対してのリスクとそれをどう抑えるのか、レジンテーブルに対しての詳細をお伝えさせていただきました。
RESIN SPACEでは徹底して納品後のリスク軽減に重きを置いており、工程の効率化や、加工時間の軽減は一切考えず、
お客様の納品後のリスク軽減等「お客様第一主義」のもと作品作りをしております。
レジンテーブルは木と樹脂という全く性質の異なる2つを掛け合わせるため、非常に多くのリスクがあります。
気まぐれな自然物を知識が乏しい中、または効率化により対策をおことあると必ず数年後のデメリットへと発展します。
そんなことはお客様の立場に立ったら私は絶対に嫌です。
デザイナー兼、製作も監修する私としては自分がこの作品のお客様だったらと考え常に職人一同妥協しない作品作りをしております。
そんな思いを感じていただき、前向きなご依頼とのことでデザイン案を提案させていただきました。
一部のご紹介ですがこのように複数のデザイン案を提案させていただきました。
濃い色味のご希望になり、500×500mmのテーブル4枚のご依頼となりました。
このサイズで大きな動きの一枚板を使用すると500×500mmの中での動きは小さくなります。
デザイン出しの段階で大型なのか、小型なのかで大きくデザインに使用する一枚板が異なります。
様々なデザインを提案できる一枚板の確保が必要になると同時に、そのサイズ内を最大限に活用できるデザインである必要があります。
今回のお客様は国産ポプラのデザインを気に入っていただきましたが、国産ポプラなのか、ヨーロッパ産のゴールデンポプラなのかで木の色味が異なりますので、最終的な仕上がりイメージが大きく異なります。
レジンテーブルはレジンと木を合わせたものでしょ?
なんて簡単なものではありません。
多くの一枚板の知識やデザインの方向性を考慮した数の一枚板を仕入れておき、2年以上の乾燥時間を経て、お客様のご希望に応じて複数のご提案をする。
そうやって多くの提案があって初めてお客様の満足するご提案が可能になります。
国産ポプラに決定してからも複数案ご提案させていただきました。
一部ですがご紹介します。
このような国産ポプラを使用したデザインをいくつか修正提案しております。
こちらの一枚板を使用して複数の案を提案しております。
国産ポプラはこのような荒々しい様子にならないのですが、数年前に非常に荒々しく美しい国産ポプラが多数木材の市場に出ましたので仕入れていたものです。
上記のように瘤が荒くレジン内に閉じ込められるデザインではなく、お客様が気に入っていただいたのは下記のように木材の面がしっかりある木材でした。
このような木の天板面がしっかりある一枚板を中心にデザイン案決定いただきました。
それにしてもこの国産ポプラはとても美しいです。
細かな表情が美しく、このサイズでの製作には最適です。
大型の木でのここまで細かな瘤になることが難しいので、小型の木だからこその表情です。
今回の一つ一つのサイズは小さいので、このような細かな魅力が詰まった一枚板を使用して、そのきがよりかっこよく仕上がるようにデザインし、お客様に決めていただきました。
お客様にデザイン指定いただき、カット加工した写真がこちら!
この4枚を製作進めていきます。
なんか写真の色味がないのですが、実際に見るとオレンジがかった色味の木です。
複数枚の一枚板を使用して、流れを演出しながらデザインかけたものです。
既存のテーブル脚に設置するため、既存の脚のネジ穴にかかるようにデザインしております。
正直確認事項が多く、とても大変なデザインでした。
その点をクリアしてデザインするのがデザイナーの私の仕事!
今回のデザイン出しで、多くの経験ができましたのでとても良いデザインでした。
四隅を50mmカットしますので、そのあたりも考慮してのデザインなんですよ!
そのようなデザインで木工加工完了しましたのでクリーンルームへ移動してレジンを流します。
今回はあまりにも美しいポプラのデザインでしたので、後の出品用にもう一枚製作してしまいました。
5枚同時に製作進めていきます。
絶妙な色味に調整したレジンでレジンを流し込みます。
レジンの色の調整は簡単に見えて難しいんです。
光の加減、床の色、レジンが側面か中央かで全くレジンの色の印象が変わります。
事前に確認させてただいた情報をもとに丁寧に色を微調整しております。
とても難しい調整なので常にベストを求め、本気でレジンに向き合わせていただいております。
レジンの流し込みに立ち会いたいというお客様も少なくないのですが、レジンは撹拌ご流し込みを早急にしなければならなく、
また色の調整は落ち着いて色々考えながら調整させていただきたいのでお断りさせていただいております。
他のスタッフもこのレジンの色調整の時間は一歳入らないようにしてもらっているので、ご了承ください。
温度管理も徹底し、硬化した天板がこちら!
深くて良い色味でてます。
木もレジンも最高にかっこいいです。
製作チームが多くの製作の中、確実な製作を進めてくれます。
平面だしが完了すると一気に見え方変わりますね。
お客様のご要望通り、一枚板の面が美しく仕上がっています。
四隅がカットされることで、合わさった時のデザインがかっこいいですね。
いずれ何かこのデザイン配置の特殊なデザインテーブル製作してみたいですね。
その後、天板面にレジンを乗せ細かな節もレジンでしっかり埋めてあげ、研磨を丁寧に進めていきます。
塗装もレジンの美しさを残しながら水シミ等の汚れが非常につきにくいRウレタン塗装でしあげました。
そして仕上がった4枚がこちら!
最高の仕上がりです。
日程調整し、既存の鉄脚に設置する作業させていただっきました。
高級感のあるレジンテーブルと最高のクラブの空間
完成した作品がこちらです!
最高にかっこいい作品たち。
どの天板も全てが異なる個性を持ち、どれも全てが主役級の仕上がりです。
レジンの輝きに反射したシャンデリアがとても良い高級感を感じさせてくれます。
このうえにお酒のグラスが乗ることで、さらにキラキラと輝きます。
ここで飲むお酒は最高でしょうね!
こちらに来店されるお客様が羨ましいです。
個別で作品を見てください。
こいつはメインの一枚板の個性が最高の一枚。
厚みのある一枚板で凸凹感ももっとありましたが、面の美しさを最大限に引き立てました。
こちらはレジンの余白と一枚板の配置を意識した一枚。
こちらは面の細かな瘤が前面に出て最高に美しい一枚。
レジンで流れを演出した作品です。
こちらは一枚板を中央に配置して、木の面の美しさと耳の動きを最大限に表現しました。
この作品は大きな節があり、そこに反射するシャンデリアでまるで宝石が閉じ込められているよう。
実際に宝石風のジルコニアなどを入れ込むこともできますが、わざとらしくて私は好きではないのでこのように自然に発生する輝きが本当に美しいです。
側面の美しさも最高です。
横から見ると徐々に消えていく木のグラデーションがたまりません。
日頃見慣れている私でさえ感じる美しさ。
初めて見たお客様は感動してボトル入れてしまいそうですね!
偽りの一枚板ではなく、本物の美しさは実際に見ないとわかりません。
ぜひRESIN SPACEの本物の作品を倉庫でご覧ください。
このようにクラブや飲食店でレジンテーブルを採用いただくと、空間の高級感が一気に引き上がります。
それによりお客様の満足度や、この空間にふさわしい金額を使おうという心理から、客単価は上昇します。
通常の安価なテーブルと比較すると非常に高価なものになりますが、空間の価値を高めることがさまざまなメリットを生み
初期投資をすくに回収でき、それ以上の利益をオーナー様にお届けできると思います。
傷等のさまざまなデメリットもありますが、従業員の方でも実施できるメンテナンス方法をお伝えしますし、
RESIN SPACEでのメンテナンスももちろん可能です。
納品時対応いただいた方のご感想です。
<O様・M様>
このレジンテーブル、すごすぎですね。
やはり本物はこういうクオリティーなんだとういう一目で違いがわかりますね。
設置もバッチリで、木の動きもレジンの仕上がりもすごいです。
別件でまたご連絡させてもらうかもしれませんが、今後もよろしくおねがします。
この度は多くの方にさまざまなお手伝いいただき、最終的に無事納品させていただき誠にありがとうございました。
クラブやお酒の席にうってつけのレジンテーブル!
ぜひ新規オープンや、特別室の買い替え等お気軽にご連絡ください。
静岡の倉庫に来れなくとも、店舗情報いただければデザイナーが選ぶ最高のレジンテーブルご提案させていただきます。
お気軽にご連絡ください。