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繋がりのあるブビンガレジンテーブル!!

本日はブビンガのレジンテーブルを製作から納品させていただいた様子をご紹介させていただきます。

本日ご紹介のレジンテーブルの納品の様子はこちら!

シンプルながらも最高にカッコイイレジンテーブルとローテーブルです。
こんなレジンテーブルとお客様の初めの出会いは倉庫見学からでした。
一枚板とレジンテーブルで悩まれており、大量の一枚板を見ていただきながら、RESIN SPACEのレジンテーブルを見ていただきながら検討いただきました。

レジンテーブルのサンプルを見る前に倉庫の一枚板を見ていただきながら一枚板のご紹介をさせていただいていると

この木なんですか?
とブビンガのご紹介させていただきました。
他の一枚板ではそこまで興味を示されなかった中、このブビンガの前で立ち止まり細かくご覧いただきました。

レジンテーブルのサンプルご覧いただいたのち、
RESIN SPACEさんのレジンのクオリティーならレジンテーブルで進めたい!

とのことで、先ほど気に入って頂いたブビンガにてデザインを進めてみることに!

一枚板のままではこのままではデザインイメージ湧きずらいので、もう少し分かりやすくご提案させていただき、当日は自宅で熟考するとのことで保留となり、2日後製作依頼を頂きました。

このようなシンプルな一枚板の場合、デザイン案は限られるのですが、このような3パターンをご提案しております。

完全にまっすぐなシルエット1

若干斜めの2

しっかり斜めの3

この度は2の角度にてご依頼いただきました。
やりすぎず、シンプルすぎず程よい全体的な動きが良いデザインです。

そのデザインにて、納期に合わせて製作進めてまいります。

まずはデザイン確認。

ラインをしっかり確認しながら、何度も角度・ラインのチェックをします。
ロスは少なめのカットですので、慎重に確認しカットします。


私は可能な限りこの段階では余裕を持たせます。
デザインの提案時に考慮するポイントなのですが、ここでジャストすぎるとカット後の有図が効きません。
2cmずらせたら大きくデザイン良くなるのにということもあるので、実際に最終確認時に余裕を持たせるようにします。

ここでがっちり微調整!

そこまでやるか?というレベルで確認時間はしっかり取ります。
ここのライン出しで、完成時までのすべてが決まりますからね!

ローテーブル分も含めてしっかり確認。
全体的にほぼロスなくデザイン出し完了しています。

その一枚板を流しこみ台に配置していきます。

こういう流し方しているところ国内では少ないんですよね!
オーダー性が高く、生産数が多い私共の様なところでは最適の製作方法なので数年前に変更してよかったなと思います。
何より少しでも汚れていればすぐに目立つので、綺麗に保つのに最適です。

その後はレジンの調整していきます。

今回はdarkⅠ~Ⅱクリア程度の濃さで、
若干モヤっとさせたレジンのご希望です。
グレー系でモヤっとさせるのにも単色ではなく、様々な色を使用しながら目標の雰囲気に持っていきます。

こういった色味で、ある色を入れると深みが増すんです!
この色を少し入れるだけで完成時のレジンの奥深さと言いますが、神秘的な雰囲気が上がります。

ここは絶対に教えられませんけどね!
実際に見た時に、アリとナシで差が分かります!

そのモヤっと感の調整も非常に難しいんです。
海外のレジンテーブルで非常に濃いモヤっと感のレジンテーブル見たことありますよね?
国内でもい多いですし、安いレジンを使っても質がごまかしやすいので、今後は安価販売も増えるので多くなってくると思います。

そうではなく、裏へ抜ける透明度はありながらうっすらモヤっとしているしあは非常に少ないと思います。

完成の仕上がりはこんな感じで、明るいと透明度が高く
暗くなるとモヤっと感が強くなります。
透明度を確保しながらこの絶妙なモヤっと感は非常に難しいです。

少なすぎると入れてある?となりますし、少しでも多すぎるとこれは違うでしょ?となります。
明るい空間なのか、暗い空間なのかで見え方も大きく異なるのでその辺の聴取と製作時の調整が必須です。

誰が打ち合わせをし、誰が調整したのかという属人性が高すぎて難易度が高いんです。
RESIN SPACEではデザイナーが必ず打ち合わせも実施しますし、レジンの流し込みもデザイナーのFujiwaraが実施します。
同じ者が打ち合わせとレジンの調整を実施するのは、高クオリティーを実現するためには必須です。

高いクオリティーを求める方は、是非そういったところを重要視してください。

その後はレジンを流していきます。

この段階にも多くのこだわりポイントがあります。
少しの手間をかけてあげるだけで木の美しさをより引き立たせて上げるのです。

またこの時の流し込みの方法で、数年後に木とレジンが剥離しやすくなるのかそうでないのかが決まります。
一枚板に精通していなければ重要視できない、レジンのリスクとなる部分を理解している必要がある大事な部分です。

木にしっかりレジンを吸わせて硬化完了まで1週間ほど、
クリーンルームで埃が立たないよう、ごみの混入がないかをしっかり観察しゆっくり硬化させます。

硬化完了したら大型の研磨機で平面を出します。
大型になってくると完全な平面を出すには必須の工程です。

綺麗に仕上がってらっしゃい!!って気持ちで送り出します。

何度も何度も

少しずつ表面の仕上がりや割れが無いか確認しながら

細かい部分まで確認してあげながら仕上がりを確認します。
大まかなサンダーの目まで研磨してからは人の手で加工を進めていきます。

まずはカットから!側面の外周をカットし

ダイニングとローテーブルを分けるカットをしていきます。

ここのカットは非常に神経を使います。

ここで失敗しちゃいました!じゃすみませんからね!
ここは技術的に信頼できる職人が実施します。

丸ノコの刃は2mmなので、カットを入れてもロスは2mm前後!
精度の高い加工がつながりのあるデザインをより一層高い価値に仕上げます。

完璧なカット具合です。
合わせれば完璧にピッタリ合う仕上がりです。

そこから研磨を進め、オイル塗装実施、倉庫内で最終チェックを実施しながら撮影しました。

つながりのある良い仕上がり!

レジンの絶妙な仕上がり具合、最高じゃないですか?

上手く撮影できた様子です。
このレジンの表情を出すために、こだわりある調合をしてるんです。

透明度もしっかり確保しながらモヤっとさせることでモザイクがかった雰囲気へ。
表面の仕上がりは通常の完璧な面へと仕上げてあります。

ダイニングとローテーブルの組み合わせがバッチリ!
最終チェック完了後は、丁寧に梱包して納品準備です。

納品当日、お客様にお手伝い頂きながら設置完了しました。
撮影させていただき、かつうれしいご感想頂きました。
非常に細かく、お菓子まで頂きながらお話させていただきましたので是非全文ご覧ください。

〈A様〉

本日は納品ありがとうございました。
始めは一枚板テーブルで検討しており、一枚板の別ブランドのwebサイトで木への愛情やこだわりがすごくて気になり問い合わせしました。
倉庫見学でFujiwaraさんにお会いしての率直な感想は、この人すごいな!でした。
私たちの「こんなのイイ」なという抽象的な希望を、具体的な提案へ落としこんでくれました。
倉庫で多くの種類の木があるのにその木の特徴や産地を教えてくれ、木の知識がすごく、それだけではなくそこから具体的な提案をしっかりしてくれてすごく良い対応でした。

一枚板ブランドからリンクでRESIN SPACEさんは知っていたのですが、自然の一枚板に人工物を入れているから無いなと思っていました。

ですが倉庫で実際に見せていただくとそんなことはなく、レジンを使用することでより一枚板の良さ、木のカッコよさを感じ
「これだ!レジンテーブルだ!!」と思いました。
倉庫で木を選んでいるとこんなにも素敵案在庫が多いのかと驚きながらも、ウォールナットかなと思って倉庫を見ていると、このブビンガに出会った時のことを今でも覚えています。
ブビンガという木を知らなく、Fujiwaraさんが説明をしながら木を濡らしてくれた瞬間「うぉぉ!!」でした。
夫婦の意見は新築の打ち合わせなどで、いつも合わずにケンカばかりなのですが、
このレジンテーブルに関しては2人の意見が合いスッと決まりました。

木×レジンという、自然に人工物を掛け合わせるのは否定的だった私がいいなと思ったのは、
Fujiwaraさんが作る作品を見たからです。
実物を見ると木の自然の力とのマリアージ(つき方)がすごくよく、こんな感じに作れる方なら任せたいと思ったからです。

それでも即決はせず、数日頂いたのは一旦冷静になり考えたかったからです。
一枚板のブランドのwebは全て見たのですが、RESIN SPACEさんのwebは見ていなかったので、その検討している数日でブログを含めすべてのページを見て、Fujiwaraさんの人柄に惚れました。納品事例のお客様のコメントでも同じように思っていた方や、皆さん満足されており、
「この人に任せたい」とより強く思い依頼しました。

納品頂いたテーブルはすごく素敵で、耳が側面に来る一枚板もいいのですが、一番目につく場所に自然のカッコよさがあり、なおかつ自然の動きがレジンに包まれることでより美しく見えます。ダイニングとローテーブルがつながりのある同じデザインで、それが同じ空間にあることで一気に部屋がカッコよくなりました。

〈奥様〉
私は初めから一枚板よりレジンテーブルがいいなとは思っていたのですが、
レジンテーブルのイメージはお金持ちの方が、広くて豪華で綺麗な家に「オラッ!!!」ってかんじで置くイメージだったので、
自分たちの一般的な家庭には合わないかな、華美になりすぎて合わないかなと思い、夫の一枚板でいこうという意見に合わせていました。
ですが、倉庫でFujiwaraさんのレジンテーブルを見て、ブビンガを見てほれ込み、
なおかつすごく分かりやすくて具体的な説明、イメージしやすい提案によりいいなと思いました。

黄変やキズなどのリスクなど、そこでしっかり説明してくれたので、不安は一切なかったですね。

検討中に私は納品事例を特に重要視してみて、自分達家に合うのかをしっかり考え、
自分の家に近いところをみてイメージしました。
納品事例の数もどこよりも圧倒的に多く、参考になりました。

納品事例のコメントもしっかり見て、お客さんがFujiwaraさんは変態だと言っている意味が倉庫見学後だと確かに分かりました。いい意味でですよ(笑)
実際に会うと、木がレジンテーブルが本当に好きだということが伝わり、常に考えているからこそ抽象的な希望を具体的に提案できるのだと思います。

本日納品してもらって感じたのは、「全くいやらしくない!素敵!」です。
お金持ちの「オラッ」って感じはなく、自然に私たちの家になじみながらも素敵で、これから何十年と使っていきたいと思えるものでした。
中央の一枚板の耳の動きが少しずつ消えていく感じが水面(みなも)の様な、霧の様な感じで言葉で表現できないほど美しいです。
見る角度によって、明るさの変化で表情が変わる様子がすごくいいです。

webも全てFujiwaraさんの言葉で書いており、製作工程なども見ていてすごく楽しかったです。

「人となり」に魅力あふれる方なので、Fujiwaraさん自身の言葉を大切にこれからもアップしてください。

 

この度は本当にありがとうございました。
webサイトやInstagramの運営方法に悩んでいたので、すごく良いアドバイスを頂け話こんでしまいました。
旦那様の専門職の目線、奥様の広報担当としての目線と、私の悩んでいる点を的確にアドバイスいただけ、霧が晴れたような感覚がありました。
この度はレジンテーブルを製作させていただき、更に良いアドバイスも
誠にありがとうございました。

これからも頑張っていきますので、今後共よろしくお願いいたします。

まだまだRESIN SPACEは発展途上です!!
ガンガン進んでいきますので、私どもの作るレジンテーブル気になる方はお気軽にご連絡ください!!