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【最高デザイン!】クラロウォールナット×レジンテーブル!

本日は現在製作中のクラロウォールナット輪切りレジンテーブルの製作風景をご紹介させていただきます。

本日ご紹介させていただくレジンテーブルの倉庫での打ち合わせの様子はこちら!

最高にワクワクするデザインですよね!
私がずっと「これは絶対かっこいい!」と思い続けた最高のデザインです。

倉庫見学の様子は過去ブログで紹介しておりますのでそちらをご確認ください。

倉庫で選ぶレジンテーブルと真心【クラロ×darkクリア】

納品に合わせて製作を進めてきました。

製作に移る前に木材の状態を整えます。

高周波プレス機にかけて一枚板の状態をベストな状態に持ってきます。

これによって癖の強い一枚板でも、反りや凸凹のリスクを抑えます。

乾燥状態はもちろん、一枚板のプロとして材料の管理は徹底しております。

状態を整えてから製作を進めてまいります。

製作時にまず取りかかるのがデザインの再確認です。
倉庫見学時はお客様と細かく、しっかり打ち合わせさせていただきます。

ただ話やご説明をしながらであるためどうしても数センチ・数ミリ単位までは調整できませんので、
お客様と打ち合わせした時のデザインを基本に、製作前には私が詳細のデザイン・カットラインを確認します。

このように癖の強い一枚板や凸凹した耳を持つ一枚板の場合、側面の美しさの演出も重要です。
「この部分をこうすると側面が美しくなる」
「現段階ではここのラインにして仕上がりでこう持ってこよう」
「全体のバランスでここは少し多めに木材をもってこよう。その分ここは少し減らそう」

などほんの1cm動かすだけで印象は変わります。
たかが1cmと安易に考えるのではなく、すべての感性をイメージして最高を常に目指していきます。

デザインを出しカット完了の様子です。

イイですね!
今回のデザインの条件は、テーブル脚が一本脚のカフェ鉄脚で台座が300×300mmのモノを取り付ける条件があります。
それがレジン越しに見えてしまうとイマイチな結果になります。
私はレジン天板の段階でカッコイイものではなく、脚を設置して、空間の条件をクリアさせて、お客様が使っているときに「カッコイイ」と思うデザインを目指しております。

そのため鉄脚はなるべく見せないデザインにしますし、ネジがレジンに干渉し白いネジ跡が見えるなんてのは決してやりません。
設置環境もなるべく把握するようにしておりますので、倉庫で打ち合わせするお客様、嫌がらずに教えてくださいね。

このここまで突き詰めるには、実際にお客様とお会いしてオーダーするのが必須になります。

多くの点をクリアさせ、デザインのベストで持ってきました。

この部分もこの位置にしたのには訳があります。

このような小さい部分入れる必要なさそうに見えますが、あると無いとでは大きな違いがうまれます。

なぜそんな中途半端なところでカットしたの?その答えは完成形を見れば分かると思います。

細かな積み重ねが、いつ見ても飽きない美しさを産んでくれます。

デザインが完了したら、ここからは職人としての作業になります。
ここからの作業はすごく時間がかかるので、数名かかりで分担して進めていきます。

側面を見ると樹皮がビッチリついています。
乾燥時にしっかり取り除くのがベストですが、虫もつかなそうな樹皮の残り方ですし、耳を保護する意味で残しておきました。

綺麗に残っていますが、その分綺麗にするのに時間がかかります。

樹皮一つ一つ丁寧に取り除いていきます。

本来のこいつ達のみみです。
人の手では決して作れない、自然界の力強さがあります。

自然界の美しさがあります。

優しいラインも、鋭利なラインも全てが美しい。

こいつ達のこの最大の魅力は、レジンを使わなければ残して使用できません。

普通の一枚板テーブルとして仕上げるときは引っ掛かりやケガが無いように、なるべく表情を残す仕上げでも研磨をかけます。

するとそうしても鋭利な美しさを抑えることになります。
それも全て美しく残せるのがレジンテーブルです。

「このクラロにあう濃いめのレジンが希望だが、最高にカッコイイ耳もしっかり把握できるようにしたい!」

そんなご希望を叶えるためにRESIN SPACE最大の長所のレジン加工に移っていきます。

型枠に収めて流しこみの準備をします。
温度管理の徹底、埃や虫が入らないようにクリアルームで作業します。

型枠も重要で、漏れでもしたら、漏れながら硬化するのでレジンのムラができるので枠から漏れるのは禁忌です。

真剣な眼差しで配置を再確認しているときに、ふとこのクラロの瘤の表情を見るとニヤニヤしてしまいます。

それくらい美しい一枚板に出会えたことに感謝しかありません。

しっかり固定し、流し込んでいきます。

レジンはA材とB材を撹拌するのですが、ここも非常に重要です。

透明度がなんか物足りなくない?というのは様々な要因がありますが、このレジンを調整する時も重要なんです。

写真は別の時のものですが、クリアのレジンを塗料調整しますので、色のセンスも重要です。

色以外にも美しくする重要な要素も隠れているので、RESIN SPACEでは数工程増やしてでも確実な美しさを求めて時間をかけています。

それをかなえてくれるのも世界的に品質の高いecopoxyだから実現できています。
私のこのレジンの信頼度は高いです。

流しこみ完了の写真です。

今回はこのようにレジンを2層に分けて流しこんでおります。
下層は濃いめ、上層は薄めにしております。
お客様のご希望として
「レジンは少し濃いめの色がいい。だけどクラロの耳の動きはしっかり残したい」

というご希望でした。
色の認識は濃いレジンの部分に準じ、耳の動きの見え方はレジンの透明度に準じます。

そのため色の認識は下層で濃いめに着色し、上層で耳を見えるように透明度を確保します。

正直写真では全然分かりません。
このような細かなこだわりが、仕上がりで大きな差になります。

ですがこの工程を踏むのにはしっかりとした技術が必要です。
安易にやれは大きな欠陥に繋がります。

また色の調整もしっかりとした基準が必要です。
安易にやってしまうと、カッコ悪いだけになってしまいます。

技術面でも、デザイン面でもセンスが必要としか言えません。

硬化までに時間をかけた設定にしているので、木がレジンをガンガンに吸っています。

裏面からレジンを吸って上まで吸い上げてシミになっているんです。
決して私が塗ったわけではないですよ!

これだけ気が水を吸いあげる能力があるということですね。

これだけシミになるということは、木の内部までレジンが入っている証です。
レジンが中までしっかり入るということはそれだけ木とレジンの剥離が起きずらいということです。

それも全て、レジンの選択から温度管理、厚みやデザインも関係します。
全て小さな歯車ががっちり絡み合って初めて美しいレジンテーブルが完成します。

初めの段階からどこか一つでも欠けたり、欠損していると最高品質にはたどり着きません。

すべてこだわるからできる【最高品質のレジンテーブル】をお届けします。

すごくきれいに流し込み完了・硬化しました。

まだまだ作業は続きます。

硬化完了したら大型の研磨機で面を出します。

イイですね~
カッコいいです。このままのサイズでの仕上げもいいですが、この度は2枚にカットします。

別々で使用してもいいですし、繋げて使用してもデザインはつながる。
そのために一つで製作しカットするという工程です。

更に分割にしてもそれぞれがカッコよくなるようにデザインされているんです!

表面についているのは木の細かい節にレジンを追加で入れているものです。

2枚それぞれが個別にカッコイイデザインであり、繋げた場合にはそれが重なりより壮大なデザインになる。
そういったことを倉庫でお客様とお会いし、ご希望を伺い、一枚板を決め、デザインする。
そう、その場で。

決して簡単なことではありません。
それを実現するためにデザインのトレーニングは常に行っています。
海外のデザインも常に調査し、よりカッコイイデザインを常に考えております。

ですが、事前に情報を教えていただければいろんなパターンをイメージして準備できますので、なるべく倉庫見学前のやり取りで詳細をお伝えいただければと思います。

動画も撮影しているの近日中に編集してこちらに追加させていただきます。

最高にカッコイイ一枚板と、最高品質のレジン、とことんこだわったデザイン、徹底した品質管理の工程。

最高品質を完璧に追い求めておりますので、決して安価ではないと思います。
ですが、お客様にとって一生に一度のレジンテーブル。

自宅内で家族で過ごす時間が一番長い空間。
自宅内で一番中心になる空間。

その空間【SPACE】を理想の空間にしてみませんか?

最高にワクワクする空間と時間をお届けさせていただきます。
ご注文もどんどん頂いており、納品までの期間がどんどん長くなっております。

気になる方は早めにご連絡ください。
よろしくお願いいたします。