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最高に美しいレジンbarカウンター!!

本日はレジンカウンター納品させていただきましたので、倉庫見学からその様子をご紹介させていただきます。

レジンカウンターといえばこのようなイメージ!

カウンター全長の中で、リバー状のデザインのカウンターか、

片方がレジン、片方が木材のデザインになります。
RESIN SPACEでは特殊な形状のカウンターなど、多くの製作をしてきましたが、すべてこのどちらかになります。

このような異形のレジンカウンターの場合は、レジンのデメリットを考慮するとしっかり取り付け方法など施工業者の方と打ち合わせする必要があります。

レジンカウンターは納品して完了ではなく、RESIN SPACE製作の後に建設会社の方との調整の必要もあり、また長期的にきれいに設置・使用していただくために意識する必要がありますので、しっかりノウハウのあるブランドに任せてください。

この度のお客様もレジンカウンターのご連絡をいただき、倉庫見学いただきました!
お客様のご希望はブラックウォールナットの片側レジン、片側木材で耳の形状を残したシルエットでの完成ご希望でした。

倉庫ではカウンター使用でしたら500枚を超える選択肢の中から見て選んでいただきました!
ですが、何枚見ても、何枚見ても何かしっくりこない様子でした・・・・・
「何か良いご提案しなければ、ウォールナットでいい材なかったかなー」と考えていると、

そういえばブビンガだけど変態的な一枚板があったな!樹種も違うし、動きやシルエットもご希望と違うけど、
私のお気に入りの一枚とりあえず見てもらうか!
という感じでブビンガの一枚板をご紹介!!

えっ!!!what is this? ※ご夫婦海外出身のかたで、旦那様は英語のみの会話でこんな感じのニュアンスでした!

今までの一枚板ではなかった、ワクワクした様子で、お客様のテンション一気に上がっておりました!
「こっちが好きなんですね!好きモノですね~」という感じでお客様の要望とは全く異なる、荒々しい木が大好きだということを感じそこからは、私の変態的なカウンター材コレクションを多数ご覧いただきました!

ですが初めのこのインパクト!更に大蛇が這うようなこのブビンガ一枚板には決して勝てるわけなく、この一枚板でご成約いただきました!

こんな一枚板まずお目にかかれませんよ!
といいますか、私もこんな一枚板これ以外見たことないです!
木の血管が這うような、大蛇が這うようなこの印象!

製材(スライス)するラインも最高で、数年前どこかで製材していただいた方にも感謝しかありません。

そんな一枚板を気に入っていただき、材が決まったらデザイン進めます。

長さがご希望のモノより1000mmほど長く、どの部分をカウンターにしようか?残りの部分で何か製作できるの?

というように、一枚板から選んでいるからこそできる幸せな悩みをご夫婦で検討いただきました!
その間しっかりと、製作者兼代表デザイナーのFujiwaraがアドバイスさせていただいております。

一枚板を見ると、荒々しくてレジン比率が多くなる部分と、木材比率が多い部分とがあり、
レジン比率が高い部分をカウンターへ、木材比率が高い部分をローテーブルへと製することとなりました。

ローテーブル部分はまるで炎!!!
ファイヤーパターンのように見えるブビンガは、これこそ世界に一つだけの木目!!
これは本当に世界中探してもこんな木目には出会えないと思いますよ!!

そんなこんなでレジンカウンターのオーダーをいただき、しっかり仕様も決定させていただきました!

レジンカウンターで重要なのはお施主様が購入するだけではなく、

お客様⇔製作ブランド⇔建築会社

お客様のご希望と、設置する建設会社の設置方法を熟知し提案する必要があります。
この度は設計事務所の方に立ち上げの壁の設計段階から打ち合わせさせていただきました。
設計の方もこの空間を大事にしていただき、透過するレジン部分には壁が来ないようにしていただけるとのことで、
木材部分・レジン部分の情報をしっかりお伝えさせていただきました。

最高のレジンカウンターは、妥協なき設置も必要で、設計の方との調整も必須です。
そこもしっかり調整させていただきますので、安心してRESIN SPACEにお任せください。
レジンカウンター採用したいという方は、設計の方に事前に

「レジンカウンターにしたい」
「自分たちでRESIN SPACEに行くので、図面と設置方法どんな方法をとりますか?」

の確認をしていただければと思います。
設置場所、設置方法に応じて構造面も考慮したレジンカウンターをご提案させていただきます。

様々な調整が完了したので、製作に移ります!
まずはカット!

この一枚板を、最高のレジンカウンターへと製作できて、幸せです。
耳も事前に樹皮を取り除いてありましたので、自然の様子を大事にレジン施工前の加工実施しました。

その後はクリーンルームに移動して流し込みの準備です。

白太が多く、ブビンガかはわかりずらい一枚板ですね。

裏はしっかり赤身なので、天板面を研磨するたびに赤身が増える算段です。

やばすぎですね!!

耳のワイルド感も最高です。
耳には虫が食べたラインがありますが、レジンに浸ることで、少しわかりずらくなります。

この後、枠を準備していきます。

レジンはほぼ水の様な状態で流し込みます。
そのためレジンが一切漏れないように枠を完璧に製作する必要があります。
ほんの少し漏れるだけで、レジンが無駄になり、無駄になるだけならいいですが、レジンが少なくなり厚みが確保できなくなる場合もあります。そのため完璧な枠が必要になるんですが、意外と時間がかかり大変なんですよ!

RESIN SPACEではおそらく国内で唯一この方法を確立しております。
他に実施していたとしてもRESIN SPACEを参考にしているはずです。

同じサイズで大量生産には向きませんが、毎回サイズの異なるオーダー専門にする私たちには非常に相性が良い仕組みで
数年前、この方法のノウハウが乏しい中で思い切って切り替えて本当に良かったです。

型枠製作は想像以上に時間がかかるので、注文数が多い私たちにはぴったりの製作工程となりました。
型枠組み終わったりレジンを流し込んでいきます。

今回はまずは下層を流します。
なぜこうするか?それには深い理由があります。
ざっくりいうと木の美しさを最大限に感じて頂くためです。

レジンを流すことで、虫食い部分は落ち着きました。

その後、数日間かけて硬化させ上層を流します。

レジンの硬化だけで、1週間ちょっとかかります。
この間常に定期的にレジンの状態を観測します。
さらにこの時は必ず温度を一定にします。私のとる工法ではレジンの硬化時間をかけるほどに美しく仕上がりますので、なるべく低い温度管理で硬化させます。
温度、時間、厚み、レジン量、湿度、レジンには色の調節以外に非常に多く考えることがあるので、
レジンへの知識に精通したものでなければ必ずトラブルが発生します。

RESIN SPACEのレジンの美しさが確立しているのは、代表デザイナーのレジンに対しての知識・技術から来ておりますので、安心してお任せください。

硬化したら型枠から外します。

裏側にもレジンを回り込ませています。
だからこそ〇〇のクオリティーを出せるんです!

そこからは研磨、研磨、研磨です。
製作チームの堅実な研磨できれいに仕上げていきます。
ここが一番時間がかかるところです。
木材製作とは大きくかけ離れた作業時間が必要になります。

ですが最高の仕上がりは、まじめな研磨、適切な道具!!
多くの要因を完璧に組み、完成しました!

バッチリ仕上がりました!
配送業者へ依頼し、建設中の現場へお届け!
施工業者の方へ引き継ぎその数か月後、建物引き渡し後へ納品するローテーブルを製作進めます。

こちらもカウンターと全く同じ製作をします。

こちらも完璧です。
引っ越し完了に合わせてローテーブルの納品と、レジンカウンターの設置確認させていただきました。
設置時の細かな傷が入っておりましたので、現地でメンテナンスさせていただきました。
工場に引き上げることができない場合など、現地でのレジンメンテナンスも実施しております。

撮影にご協力いただき、またうれしいご感想もいただけましたのでご紹介させていただきます。

〈S様〉

you tubeで初めてレジンテーブルを見た時に欲しいなと思い、自分で作ろうかなと思ったのですが
調べれば調べるほどに難しいのがわかり、この難易度ならプロに任せよう。
中途半端なプロではなく、プロでも技術力が高く信頼できるプロに任せたいと思いRESIN SPACEさんに連絡しました。
レジンを使いたいが、一枚板だけでも良いし、その両方の選択肢があるのも大変魅力的でした。

初めのイメージではブラックウォールナットで、片側一枚板片側レジンの動きのある仕上げを考えていましたが
このブビンガを見た瞬間、すべてが変わりました。
赤と白のツートンの動きがあり、耳のうねる部分や、木目がファイヤーパターンにも見え一目ぼれしました。
初めの予定と全く異なるデザインになりましたが、こんな木と出会わせてくれて最高にうれしかったです。

仕上がりはberry goodです!!
耳の動きがある部分も、木の山や谷のようになっており自然の力強さを感じます。
建築担当の方も「こんなに素晴らしいものは見たことない」と言われたり、見た方みんな驚きます。
木の山と谷みたいに波打っている部分がすごくカッコよく、虫が木を食べた跡も面白いです。
カウンターのブビンガの木目で私の出身のオーストラリアの国のカタチになっておりすごくお気に入りです。
ローテーブルのファイヤーパターン部分も、木目が本物の炎のように動いていてすごく好きです。
レジンの綺麗さもすべてが完璧です。

またこのようなブビンガが入ったら連絡してください。
ローテーブルをもっと大型のものを作ってもらいたいです。
今後とも、よろしくお願いします。

 

うれしいご感想ありがとうございます。
ほれぼれする最高の自宅barの空間のお手伝いができたこと、光栄に思います。
シックな雰囲気の中に、自然の力がビンビンに感じるレジンカウンターは最高に美しかったです。

ワクワクするようなレジンカウンターお探しの方は、お気軽にご連絡ください。
また設計会社の方も、お施主様がご希望の場合はお気軽にご連絡ください。

よろしくお願いいたします。