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ポプラ・クラロ一枚板整えました!

本日はレジンテーブルにとって非常に重要な一枚板の管理のご紹介をさせていただきます。

レジンテーブルにとって重要なのはレジンと一枚板の部分ですよね?
どちらもレジンテーブルにとっても重要な要素です。

私はレジンテーブルをよくアートだと言っているのですが、レジンテーブルは絵画の様に0を1にするタイプのアートではないと思っております。

木の魅力を理解し、木の魅力を最大限に表現するのがレジンテーブルだと思っており、

木という1の魅力を100にするタイプのアートだと思っております。

そのため木の在庫が必須です。
通常の木の家具や一枚板等のテーブルとして価値があるのは、幅感が良く動きは使い勝手が良いほどよく落ち着いたも、木目は綺麗又は杢のしっかり出たものになります。

このような一枚板は多くの家具店がしっかり準備しているものになります。

ですがレジンテーブル用の一枚板となるとまた大きく方向性が変わります。
レジンテーブルに適したものは他の家具では使いずらいような一枚板に価値があると思います。

レジンテーブルがこのように広まる前からレジンテーブルの人気が出ることは分かっておりましたので、数年前から動きの強いものを重点的に揃えて来ました。

そのような一枚板のストックもお客様のもと納品させていただきましたので、順次一枚板の在庫を増やしております。

本日はそんな中、耳を掃除する作業をご紹介いたします。

今回ご紹介するのはこの一枚板です。
ポプラとクラロウォールナットです。

動きが激しく共に私が好きな一枚板です。

樹皮が剥がれた状態で仕入れることもありますが、当然このように樹皮がついた状態のものもありますので、そのような場合はしっかり取り除いてあげます。

まだ乾燥が完了していませんが、この皮を放置すると虫に食べられ耳が傷つきますので、しっかり樹皮をはがしていきます。

暖かくなって作業しやすくなったので頑張っていきます!

山だったクラロを並べるだけで圧巻です!

気持ちいですね~
こんな個性のあるクラロを見るだけでワクワクします。

綺麗なクラロの輪切りです。

こちらもきれいなポプラの輪切りです。

どちらも瘤!瘤!瘤!といろんな表情を見せてくれます。

ポプラはw1900のモノもありますのでそちらも剥がしていきます。

こんなデザインのものもあります。
入り皮という、木の内部にも皮があるもので取り除くのに非常に大変なんです。

ですが、このような入り皮がある部分は何でもない天板部分に空間があり、レジンを流すとそこが水たまりの様に、池の様に見えるため本当にレジン向きなんです。

多くの手間の先に非常に美しい表現ができるんです。

これも全て人の手では決して表せない、自然だけが描ける木目や動きをしてくれています。

同じ丸太からとれた一枚板ではこのようにブックマッチ(本を開いたようなほぼ左右対称)になります。

ブックマッチにできるような同じ丸太のモノですと

左右対称にも上下左右を逆にしてあげると動きも会いやすく、ブックマッチや同じ丸太からとれた一枚板で作るレジンテーブルには価値があります。

リバーテーブルにしたとき美しく仕上がるんです。
左右対称だけでなく、上下反転させても動きがきれいに合いやすいんです。
これは一枚板によってさまざまなので、木と個別に相談しなきゃいけませんね!

こんな木なのか何かわからない子もいます。

こういう正体がわからいなものこそレジンテーブルにしたときに美しい表情を見せてくれます。

と、簡単に言いましたが、これらの樹皮をはがすのは容易ではありません。
耳を傷つけても良ければ簡単にやれるのですが、一枚板の耳の表情はこの一枚板の重要な性格なのでこの子たちの個性を傷つけるわけにはいきません。

大変ですけど丁寧に樹皮をはがしていきます。

工程は私ども独自の方法を組み合わせてやりますので秘密です。

このような山が終了時にはいたるところに詰んであります。

まだ使えるのはもう少し先ですが、それまでゆっくり休んでもらいます。

カッコいいレジンテーブルの為にはこのように目に見えない仕事の積み重ねの上にあのカッコイイレジンテーブルがあるんです。

モノとしてのレジンテーブルではなく、レジンテーブルを製作している者の思いや、どのようにその一枚板が準備されたのか、どんな人の手によって作られたのか・・・

そのレジンテーブルの歴史も含めてそのレジンテーブルを好きになって頂きたいと思います。
樹齢数十年、百年以上の一枚板を使用するので、時も楽しめるレジンテーブルをお届けします。

私共の作るレジンテーブルが気になる方はお気軽にお問い合わせください。

よろしくお願いいたします。

 
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