最近のRESIN SPACEは非常に多くのご依頼をいただいており、パンク寸前です!
チームの技術力向上や、製作能力の向上によって本当に助けられ、家族にもいつも助けてもらい日々頑張れています!
完全1日中完全休みはもう半年以上とっていないのでは無いかなと思います!
家族との時間も合間を見て仕事!そんな私をいつも許してくれる家族には本当に助けられています!
この1週間ちょっとは本当にバタバタ製作続き、オーダー調整続きでしたのでここ2週間前後を一気にご紹介して行きます!
まずは持ち込み一枚板でのレジンテーブル製作!
10年以上使用してきた大切な一枚板を、自宅の建て替えにあわせてレジンテーブルへの仕様変更のご依頼をいただきました。
塗装されているものはその塗装を全て取る必要があります。
RESIN SPACE製作チームの丁寧な作業により全て研磨し、レジン流し込んでいきます。
クリーンルームでは常に最適の温度、埃やチリが一歳ない状態での作業になります。
私の趣味はクリーンルームの掃除かのように常に掃除しています!
丁寧にレジンを流し込んでいきます!
レジンの色味もお客様と倉庫で打ち合わせした色味で丁寧に調整した色味です!
時間をかけて効果させた天板を大型の機械、プレナーサンダーにかけて行きます。
割れる恐れもあるため、常に少しずつ丁寧に丁寧に研磨して行きます。
荒研磨が完了した画像です!
今回お預かりした一枚板を高周波プレスにかけ、反りを矯正し、天板面の研磨を最低限にとどめて作業したのですが、
チギリが予想以上に薄くこのようにチギリが消失してしまいました。
厚みの研磨としては5m m行かない程かと思います。
RESIN SPACEは別ブランドで一枚板製作事業も運営していますので、このような技術力のいるチギリも全く問題ございません。
一回り大きなチギリで加工して行きます。
こちらも完璧な作業完了しています。
レジンテーブルを製作するには木工技術が薄っぺらくては最高の仕上がりにはなりません。
木工加工の技術の上にレジン加工技術が存在しますので、お客様が購入先を検討する時は、一枚板の事業と並行しているのかをブランド選びの基準にしてくださいね!
次はカエデのレジンテーブルです!
お客様のご依頼を反映し、天板面は可能な限り研磨せず、製作進めます。
木工加工前と後では大きく表情が違うのが分かりますか?
このように樹種に合わせて、より綺麗になるように木工加工の手の入れ具合を変えて行きます。
このようななレジン×木の表情の演出に関わる部分は、デザイナーのFujiwaraが丁寧に製作チームと作業内容を共有しています。
流し込みも色を丁寧に調整して流します。
今回は通常のブルーより若干濃いめ設定にしています。
レジン作品は色へのセンスが非常に重要で、かつとても難しい部分です。
様々なレジンテーブルメーカーが私の作品の演出方法を調査しているとの話を聞きます。
お客様に喜んでいただけるために研究して美しく見えることだけに注力していますのでこの部分は常に上を目指して他者との差を常に作っていいます!
仕上がりバッチリです!ゆっくり時間をかけて硬化させます!
次はカバザクラ×クリアパープルの作品です!
このパープルに辿り着くまで多くの色の研究をしました。
紫と一言言っても、「白は100色ある!」では無いですが、CMYKの調整では無限に紫も広がります。
その中でポイントとなるパープルーを完成させ、お客様に3つの提案をさせていただき、決定した色です!
オーダー時は倉庫見学いただき、デザインまで決定!色は私にお任せしてくれましたので、責任を持って最高の色に辿り着かせていただきました!
パープルレジンを丁寧に流し込みます!
見てください!メチャクチャいい色じゃ無いですか?
パープルは初めての作品ですのでドキドキが多い作業でしたが、完璧に仕上がりました!
写真では濃く見えていますが、もう少し薄めですが良い色です!
こちらもプレナーサンダーかけて行きます。
大型の機械で完璧な平面を出すことで最高の作品に仕上がります!
効率も上がる機械で丁寧に研磨します。
こちらも完璧な仕上がりで完了しました!
色は本当に奥が深いです!
私もまだまだレジェンドクラスの塗料職人には及びませんが、常に研究し時間をかけて最高の色を完成させ続けます!
次は完成系のレジンテーブルの制作です!
現在ショールームの改装に動いており、今後はダイニングサイズの完成品も揃えて行きます!
その製作も時間を見て進めて行きます
まず一つ目はこちらのポプラで製作!
特に制限なく、私が製作したいようにサイズ決定・色決定できるのは楽しいですね!
レジン事業を始動した当初を思い出すような、ワクワクを感じました!
製作チームも、自分たちのベストでの加工を実施してもらいました!
レジンはブルーとエメラルドグリーンの掛け合わせの色で製作します。
丁寧に流し込み、この一枚板の魅力を最大限に生かす作品を製作して行きます!
次は少し珍しいご成約なのです。
一枚板でお越しいただいたお客様が、栃一枚板を気に入ったいただいたのですが、ほんの少し幅が狭い!
一枚たとしては写真の通り最高の一枚板です!
ですが幅が720mm程度と少しダイニングには狭い。
でも栃の表情としては最高でこいつがいい!
とのことで、レジンで幅を増していきます。
レジン向きの強い動きではありませんが、上品な動きがあり、最上級の縮み杢のでた一枚板をクリアレジンで高級感を増して行きます。
一枚板の耳風のシルエットにしますので、最高の作品に製作させていただきます。
一枚板の美しさレベルでは最上級!
最高の一枚板で製作して行きます。
他にもOceanレジンテーブルのご依頼品、リニューアルショールーム用に作品製作しています。
お客様からご依頼の宇宙サンプルも研究し最高の表情で完了しています。
この3枚をOcean加工進めております。
ここでご紹介以外にもリモートで3件のお客様よりご依頼いただいております。
異常なほど変態的な作品。
リニューアルバーの複数作品。
新規オフィスの作品。
現在調整中の作品も数件あり、常に打ち合わせしながら、製作し続けております!
最近は子供と同じ8時に寝て、4時起きでの作業の日々が続きます。
その間も重要な作業の場合は深夜に何度も起きてレジンの確認をします!
この深夜に起きるのを必要ないかのような他社のコメントを見かけました。
多分私に対しての当てつけでしょうね!工場にわざわざ出向き、作業すれば面倒なので行きたくないですし、そんなの必要無いと言いたくなりますよね!ですが本人もわかっていると思いますが、重要な時間はその前後必ず見守る必要があります。
私はレジンの効果が進み気泡が発生しなくなるまで、基本3時間に1度は確認します。夜中の2時だったとしてもです。
レジンを操作する場合は1時間に1度、それ以上の時もあります。
このように細かく観察することで、少しだけ、少しだけ作品のクオリティーが上がります。
モヤっとした動きを出す場合はなおさらで、室温を一定にしてもレジンの厚み・幅・体積で温度は変わり硬化までの時間も変わります。
なのにこの時間に操作すればバッチリ!なんてあるわけがありません。
レジンは大枠の操作・中規模の操作・細かな操作と段階を追って変わります。
また使用するレジンで生み出せる演出方法も変わります。
RESIN SPACEは代表デザイナーの私Fujiwaraの自宅から徒歩圏内にクリーンルームを整備しております。
そのため、このような変態的な作品への執着が可能となっております。
ただ頑張るだけではなく、施設の構築など様々なマネジメントを含め私たちの作品を完成させています。
他社の作品を見て、なんでこの工法を取るんだろう?
と思うことがよくあります。ですが、工場で従業員が8時〜17時作業ならばこうせざるおえないんだろうなという点をよく感じるようになりました。
チームの人数も増え、その中で世界トップの品質を常に保つには、マネジメント力も必要になり私の今の勉強する重要事項です!読む本もそればかりになっています!
私たちにとっては多くの作品ではありますが、お客様にとっては車を買えるレベルの高価なレジンテーブル。
そんなご依頼を私たちを信じていただけるので、私は本気で作品に取り組みます。
RESIN SPACEは今や国内を代表するレジンブランドになってきており、アンチも出てくるでしょう!
ですがそこは無視して私たちのお客様のために世界トップレベルの作品を作り続け、私たちが目指すブランドをRESIN SPACEチームで目指して行きます!
ご依頼が多く、すでに年内の納品は難しい状況ですが、気になる方は早めにご連絡いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。