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レジンテーブル専門店としての日々の製作!

本日はレシンテーブル専門店としての日々の製作工程の一部をご紹介させていただきます。

まずはブビンガレシンカウンターから!
非常にワイルドな一枚板です!

大蛇が這うような異常な表現のカッコよさのブビンガです。
こんなブビンガ長く一枚板を見てきましたが初めての動きです。

こちらをメインのレジンカウンターとレジンローテーブルの2つの作品製作していきます。

ローテーブル部分はまるで炎の様な赤身のシルエットです。
それぞれをカットしレジン流し込みに向けて一枚板の耳を整えます。

完了したら流し込みのクリーンルームに持ち込みます。
長方形ながら所々抜けるシルエットが最高です。

作業台の上でプールの様な枠を完成させ、木工作業が終了します。
ここに至るまでの作業はとても時間がかかり、耳を一つ一つ丁寧に綺麗に仕上げる真面目さも必要です。

そこにレジンを流しこんでいきます。

まず下の層を濃いめの設定でレジンを流します。
お客様のご希望でレジンの抜ける部分として濃い色でみえるようにしたいとのこでしたのでこのようにしていきます。
色を表現するには多くの技術やセンスを必要とします。

多くの試行錯誤と国内トップクラスの納品実績の中で培った経験をもとに色を調整します。

こうやって見ると耳の虫食い部分が一気に目立たなくなります。
虫食いあとは荒材時は目立つんですが、レジンに浸り濡れることで目立ちにくくなります。

この段階で一度しっかり硬化させます。
一層硬化させるのに1週間弱はかかります。

そこから2層目を流します。

レジンの無駄なく厚みを確保するために、計算により算出したレジン量で
コスト的にも環境的にも無駄の無いようにします。
今回も一切無駄無く完了しております。

2層目完了したらそこから更に1週間かけて硬化させます。
1週間ただ放置するのではなく、夏場は非常に暑くなるため空調を使用しないと、流し込み場は40℃以上になります。

その環境下で製作すればレジンは一気に熱を発生させ数時間で硬化します。
そうなったらその作品は失敗です。
この時期は空調ガンガンですのでレジンに作業は寒いくらいです。

そうやって硬化したレジンは非常に綺麗です。
イイ感じに硬化してくれ、最高にカッコいいです。
そこから裏表面、平面を出していきます。

平面を出すと当然内部でレジンが入り込まなかった部分が出てきます。

この様な部分をそのままにすると使い勝手が悪くなるので、レジンを追加で乗せます。

最高の仕上げは、多くの手間のかかる作業の上にあります。

一つ一つ丁寧に進めます。

次は屋久杉・屋久杉・イチイの一枚板で3枚のレジンテーブル製作します。
今回は名古屋の大型商業ビルの中華料理店への納品のレジンテーブルです。

一枚板は内装デザイン担当する法人様からの持ち込みの一枚板です。

節部分のレジン施工と

こちらは大部分の空間をレジンで埋めていきます。

次はこちらのイチイです。

当初お預かりした状態ではこのような一枚板、デザインで流し込み予定でお預かりしました。
向かって右手前はレジン量が大容量で、このままレジン流して完成することは可能ですが、
脚の取り付け的にも、デザイン的にもこれではちょっとな~という感覚がありました。

担当の方から数か月前にお預かりした時に打ち合わせした時に確認しました。
この納品先が中華料理店であること。この施工業者の方が中国の飲食店などを多く手掛けて中華系の内装に強いことから

右側の一枚板を竜に見立てて一度水中に沈んだ竜の背中をイメージさせた彫り物いけます?
という話になりました。
担当の方もいいですね!とそのアイディアをカタチにしてくれる流れで進めていただきました。
最終的には竜ではなく別のカタチになりましたが、すごく特別なデザインに仕上がり、お預かりしました。

一枚板に絡むブドウの木という感じです。

全て一枚の木材から彫り加工されたもので、職人のセンスに脱帽です。

多分このようなレジンテーブルは世界初だと思いますのでワクワクと同時に緊張します。

ただお預かりした段階では一枚板の天板面より、彫りもの方が面が高く、これでは完成できません。
彫りもののレベルを下げるべく、RESIN SPACEにて修正していきます。

もうこのレベルになると木工作業の集大成ですね。
仕事の経験をを元に木材の加工しますけど、経験のないことばかりです。
小学校から常に図工と体育は常にオール5の体力と器用さで何とか加工完了させました。

多くの方の努力をしっかりとカタチにするために預かったものも大事に加工します。
今回植物部分は塗装されていたのですが、なんと水性、、、

このままではレジン内に塗料が溶け出し、木材部分の色が下地の色になってしまうため今回はレジンで表面をコーティングします。

このように、持ち込みの材でもデザインのご提案はしますし、美しいレジンテーブルの為に各種調整や加工もします。
ただ指示の通りの製作ではなく、より良いレジンテーブルのデザイナーとして良いカタチをご提案します。

デザイナーがその調整をしている中、他の職人が別の屋久杉の耳を仕上げてくれます。

屋久杉の自然の力強さを残しながら綺麗に仕上げるために綺麗に整えます。

今回は下層3分の1に濃いめのレジン

上層3分の2に透明度の高いdark系で流しこみます。

こちらもめちゃカッコよく仕上がっております。
引き続き丁寧に製作進めます。

次はポプラレジンテーブル!!

3000×1400mmの超大型サイズの一枚です。
サイズが大きすぎて不安な部分が多いですが、丁寧に作業進めていきます。

次はウォールナット一枚板のレジン施工。

家具製作の業者様からの一枚板持ち込みでの依頼です。
お客様からすでに依頼いただいたものをレジン加工します。

部分的に弱くなっている部分も担当者と調整しながら良いカタチに仕上げます。

一枚板製作事業も運営しているからこそ、一枚板の加工も全く問題なしです。
レジンテーブルと言っても一枚板ありきのもの。
一枚板の基礎知識や技術があってこそのレジンテーブルなので、どんな仕事もおまかせあれ!

流しこみ前はもちろんクリーンルームを綺麗にします。

カッコイイ全体的なシルエットです。

節部部分の細かな動きも最高にカッコイイです。
この内部の節は光が入りずらく耳の動きが分かりずらく、黄変も感じずらいので今回はクリアで施工します。

非常にカッコよく仕上がっております。
ここから1週間ゆっくり硬化させていきます。

お次は欅の一枚板を高圧洗浄で耳を綺麗に仕上げます。

こんなにワイルドで杢が激しい欅はまずないですよ!
和のイメージを作りつつ、レジン向きのシルエット。杢の激しさから最高の一枚板です。

当初は耳に樹皮が大量に残っていたのですが、洗浄することで綺麗にしてあげました。
こちらは乾燥前の状態でこのように一枚板を整えます。
乾燥完了後ではこの様な方法は取れませんし、製作時にここまで樹皮があると耳を傷つけてしましますので、
手間はかかりますが未乾燥の段階でこのような方法を取ります。

時間はかかってでもよいレジンテーブルを製作するため、
この様に一枚板を整えるのもレジンテーブル専門店としての仕事です。

良いモノを製作するのは簡単ではありません。

多くの苦労や譲ってはいけないこだわりを徹底することで良いレジンテーブルを製作します。
最近はエンドユーザー様から業者の方まで、RESIN SPACEのオーダー製の高さ・デザイン性の高さやクオリティーの高さを気に入って頂きご依頼も増えております。

予定はどんどん埋まっておりますので、ご依頼の場合は余裕を持って早めにご連絡ください。
よろしくお願いします。