本日は先日納品したクラロウォールナット×darkⅡクリアのレジンテーブルのご紹介をさせていただきます。
納品させていただいたレジンテーブルはこちら!
ウォールナットを基調とした内装に、クラロウォールナットのレジンテーブルを納品させていただきました。絨毯との相性も良く、ウォールナットで統一された空間でもより目立つクラロが存在感があります。
このようなレジンテーブルも初めは倉庫での打ち合わせから始まりました。
お客様からご連絡いただき、日程調整し見学頂きました。
見学までにはご希望のデザインお聞きし、デザインイメージを組み立ててから必ず倉庫見学に向かわせていただいております。
そのイメージを準備しながら、当日お客様とどんな一枚板が良いのかお話しながら、多くの一枚板を見ていただきました。
RESIN SPACEではレジンテーブル向けの一枚板を多数在庫しており、その一枚板をお客様に見てもらい、お客様が「これなんかイイ!」という、感覚を大事にご提案させていただいています。
完成されたテーブルでは感じられない自然の一枚板が出すオーラを肌で感じていただきます。
お客様がこれだ!と感じた一枚板がこちら!
クラロウォールナットの動きの強い一枚板です。
膨らむ部分、くびれる部分のメリハリのある動きの強い一枚板です。
この一枚板過去のお客様皆様気に入って頂いていたのですが、若干幅が狭くダイニングテーブルサイズ(800mm以上)には不向き。
ですがこの度のお客様は1300×700mmのローテーブルのご希望!
700mmの幅には最高の一枚板です。
このような動きに最高なのが異形のデザイン。
この気に入って頂いた一枚板ではこれしかないだろうというデザインを気に入って頂きました。
一枚板とおおよそのデザイン決まってからはお客様でのサイズ変更です。
「初めは1200mmのつもりだったけど、この一枚板だともう少し大きくしようか?」
「1400mmでもいいけどそうすると木の配置がちょっと違うかな・・・やっぱり1300mmのデザイン優先で行こう!」
と、当初予定のサイズから一枚板のデザインに応じてサイズ変更可能なのがオーダーの利点です。
1300×700mm、黒の鉄脚での組み合わせ、塗装はオーディーズオイルでオーダーいただきました。
そこから納期に応じて、製作進めます。
木工作業が終わったのちにクリーンルームのレジン流し込み場で準備していきます。
プールの様な枠を製作しレジンが漏れないように、一枚板にレジンをしっかり吸わせることのできある配置で置いていきます。
自然の力強さを感じられながら、木の耳もきれいにしてあります。
耳の部分にレジンは塗らないの?とたまにお客様に言われますがRESIN SPACEでは本流しこみ前の耳に目止め(耳にレジンを塗ること)はしません。
目止めをすれば気泡はほぼ出なくなりますが、一枚板とレジンの剥離リスクが上がります。
一枚板は年間を通し呼吸により木が収縮しますので、冬場など木から水分を吐き出し縮んだ時、一枚板とレジンの剥離が起きるリスクがあります。
気泡が出るということはその分レジンが入り込んでいる証ですのでしっかり一枚板に吸わせてあげます。
必要な部分にはしっかり吸わせてあげます。
その分レジン量が大幅に増えることもありますが、コストよりも数年後のお客様の悲しい顔を見ない為に、徹底していきます。
このような割れや、節の部分も十分すぎるくらい吸わせます。
このような部分はずっと気泡が出続けますし、置いておくとすぐにレジンを吸いすぎて足りなくなります。そのため常に常に監視しながら流します。
多くのレジン流し込みを同時進行しているからできるこまめな施工です。
その後表面の研磨を実施します。
表面の荒研磨の後、細かい研磨をしていきます。
RESIN SPACEでは多くのお客様のご注文をいただいており、常に研磨待ちの天板が並びます。
このようなデザインに仕上がりました。
多分どこの店舗でもこのような引きの写真が多いと思います。
でも実際にアップで写真を撮るとこのような感じです。
流しこみ時に重点的にレジンを流しても、荒研磨実施すると中から必ず新たな空洞が出てきます。
効率面・コスト優先に考えると、このような部分をそのままにするしかないです。
ですがRESIN SPACEの目指すレジンテーブルはとことんクオリティー重視!!
このような空洞にも一つ一つレジンを再度流します。
この時瞬間接着剤を入れると、一瞬で硬化しますので効率が一気に上がります。
ですが瞬間接着剤は透明度がなく、濁ったような、ムラだらけの様な感じになります。
そのため硬化に2日ほどかかるこの作業を、このタイミングで実施します。
正直どんだけ時間かかるんだよ!と思いますよね!
私もそう思います。
複数枚を同時進行できる規模感だからこその工程のふみかたです。
上記写真の工程では完成時のムラに繋がるので、もう一工程実は○○という工程を実施しています。
その後は職人による丁寧な研磨作業です。
80番という荒い傷から○○番までのガラスの様な研磨まで手作業で実施します。
この研磨作業は非常に時間がかかり、とても大変!!
この作業はRESIN SPACEの研磨担当が実施します。RESIN SPACEの研磨代表のスキルはすごいです。
ガラスの様な綺麗な表面は、何度も何度も高い番手に行っては、少し荒くしてを繰り返すのが高いレベルに行っても普通なのですが、
うちの研磨代表は一発でバチッと決めてきます。
「上手すぎるだろ!」
とデザイナーの私が、最近言ってしまうほどです。今までは
デザイン・製作・研磨を「デザイナー」
製作・研磨を「研磨・製作チーム」
と担当していたのですが、最近の研磨代表のスキルを見ると私が研磨する必要はもうなくなりました。研磨チームでどんどん作業進めてくれるので、私はデザイン・お客様のご提案に専念できます。ですが、製作・研磨が分かってこそのご提案なので私も常に製作の中心に立ちながら工場を回しています。
そして最後の仕上げはオーディーズオイル!
今までのオイルでは水シミがつきやすかったですが、撥水性の高いオーディーズオイルはシミも付きずらい!
木の表情もすごく綺麗に表現してくれます。
塗膜を作るセラウッドと見た目はほぼ同じですが、木大好き人間からするとやはり微妙な点で違います。
杢が奥から出てきているというような印象です。
そんな工程をふみ、RESIN SPACEチームが時間をかけ完成したのがこちら!!
どこから見ても最高にカッコイイ!
濃くワイルドなクラロウォールナットをより上品に引き立たせてくれています。
お客様のご希望日程で納品させていただきました。
納品時、写真撮影させていただき、嬉しいご感想をいただけましたのでご紹介させていただきます。
木を中心としたご自宅内にレジンテーブル!
最高にカッコイイです。
自然感を感じながら、高級感を醸し出すものはレジンテーブル以外にはないでよね。
濃い色味の一枚板に、darkⅡクリアのレジンがシックにまとまっています。
裏から見てもカッコいいフォルム。
美しいシルエットです。
レジンの流れの部分を見てください。
木のシルエットで作る川の様な流れが美しすぎます。
杢もすごく美しいです。
何度も継ぎ足し工程で進めましたので、割れの部分も美しく仕上がっております。
お客様にも喜んで頂き、うれしいお言葉を頂きました。
【K様】
本日はありがとうございました。
ネットや実店舗を見て回りましたが、希望するサイズは無いし、単純なリバー状のデザインは面白くないなと思っていたところ、RESIN SPACEさんの異形というリバーにも見えるけど変わった感じのレジンテーブルに惹かれて連絡しました。
千葉から静岡と遠くなく気軽に行ったのですが、倉庫にこんなにも木があるなんて思いませんでした。
想像以上の一枚板を見ながら、自分たちの一枚板を選び、木の配置を決め、とても楽しかったです。
始めはオーダーするつもりはなく、確認するだけのつもりでしたが、理想的なデザインを提案していただいたので即決してしまいました。
サンプルやお話した感じが信頼できたし、大きさから何から何までオーダーでき理想がすべて詰まった内容だったので即決できることができました。
納品されたレジンテーブルは本当に素晴らしいです。
木の部分では杢の激しい部分と少しおとなしい部分のメリハリがあり、すごくカッコイイ一枚板です。
小さい木の部分もかわいく、とても良いデザインで、考えられているなという感じです。
レジンの部分もキレイで流石としか言いようがないです。
クラロウォールナットという木のストーリーがウィスキーの様ですごく良いです。
自分たちですべてオーダーした、【世界で一枚だけの私たちのレジンテーブル】を大事にしていきます。
この度はありがとうございました。
この度はお忙しい中、設置写真の撮影や嬉しいご感想も頂き誠にありがとうございました。
メンテナンスしていただきながら一生モノのレジンテーブル楽しんでいただければと思います。
何かあればお気軽にご連絡ください。
この様に多くのお客様に納品させていただいております。
明るい木×ブルー系や、濃い色味×dark系もどんなデザインもあなたのご希望をカタチにさせていただきます。
気になった方はお気軽にお問合せフォームから、又はお電話にてご連絡ください。
よろしくお願いします。