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バーカウンターと一枚板への思い!!

本日はレジンバーカウンターのご紹介です。

w3000×d600mmの大型のカウンターです。

新規でオープンする日中はカフェ、夜はバーとなるお店へ納品させていただきました。
スポーツの有名クラブチームのオフィシャルバーカウンターで、ウォールナットにチームカラの色味で製作しました。

まだ工事中のところへの納品でしたので、設置写真等は後日いただけるとのことですので、設置の雰囲気はまた今度ご紹介させていただきます。

本日は倉庫で完成した時の写真のご紹介です。

初めはこのような一枚板からの製作です。

このままではイメージしずらいので、ご提案時は写真を編集し最終イメージにて提案しております。

このように事前に分かりやすくご提案し、リモートにてご成約頂きました。
一枚板の状態からかカットし、リバー状にします。

ただカットして合わせるだけではなく、寸法に応じて一枚板の比率、レジン部分がよりきれいに見えるように何度も確認・修正し微調節を繰り返しデザインします。

その後に綺麗な型枠に流し込みます。

大型の場合は埃も入りやすくなるので、RESIN SPACEではしっかりとしたクリアゾーンで流しこみを実施します。
木材加工・研磨する場所とは完全に離れていますので、埃リスクが無いです。

綺麗な色味、気泡なしで完了しました。

塗装前の途中の段階で、建設会社の方と塗装やライティングの打ち合わせをしました。
いろいろな過程を踏んで、カウンターが完成しました。

とても色味が濃く、綺麗なウォールナットに適度に動きがあり、使い勝手とデザイン性を確保しております。

またこのカウンターは全面にセラウッド塗装をかけております。
傷への強さは変わりませんが、全面に統一して塗装するので、木とレジン部分の段差はありません。

明るいところでは透明感を感じられる青、暗い空間では奥深いブルーにて仕上げております。

存在感があり美しい3mのカウンターです。

ライティングすることにより魅力がぐっと上がります。

一気にアダルトな大人の雰囲気に変わります。

レジンの美しさはもちろんのこと、木のシルエットがとても美しいです。
この長さでリバー状、かつ動きを出すとなるとかなり一枚板の制限がありますが、ご提案できる一枚板はとても多いのでこのようにこだわりのあるデザインで製作できます。

明るい時も美しいですが、ライティングにてより綺麗に見えます。
大自然が作る、自然の美しさです。

レジンテーブルという目新しさで販売するのではなく、RESIN SPACEでは木の美しさを残すことを重要視しております。
10年後も、20年後も美しさを感じていただくには私たち独自の価値観でレジンテーブルをデザインしていきます。

その価値観で製作したレジンテーブル製作数も多くなり、最近は多くの方に知って頂いているようで、お問い合わせを多くいただいております。

更にデザイン性、木の美しさを伝えることを続けたため嬉しいことがありました。
最近倉庫見学頂いたお客様から言われた言葉です。

倉庫見学で私どもの理念やレジンテーブルのクオリティーを確認していただき、RESIN SPACEの製作するレジンテーブルをとても気に入っていただきました。
個性的な一枚板も気に入って頂き一枚板の方向性、レジン色味のご希望は決まりました。

ですがそこから「これ以外は藤原さんにおまかせしますね」

「え?」と素直な感情が出てしまいました。
今までは決まったデザインに対して一枚板に応じてのサイズ変更等はありましたが、
サイズ・一枚板・配置・長方形か円形かなどすべてをおまかせ頂きました。

プレッシャーを感じる反面、非常に嬉しかったです。

レジンの脱泡性や透明度、面の綺麗さなどの職人としてのクオリティーを評価いただけるのはもちろんうれしいですが、
「デザイナー」「アーティスト」としての側面を評価していただけ、うれしかったです。

最近は良く、藤原さんは本当に木が好きなんですね~と言われます。
私としてはそこを押しているわけではないですが、よく言われます。

「はい、その通りです」

私はもう木が好きで好きでしょうがないです。
更に素直な木ではなく、個性が強すぎる木が大好きです。

ですが今までは個性がある木は使い勝手が悪く、そのような木には需要がなく使えなかったんです。
ですがレジンを使うことによってそのような木が使えるようになるんです。
ただ使えるだけではなくてそのような木は魅力にあふれています。動きがある木には瘤や耳、杢など魅力が詰まっています。

そのような個性的なものが好きな奴にはここがカッコイイんですよ!というこだわりがあります。
その魅力を最大限に伝えられるようにデザインしてあげるのがRESIN SPACE、私のこだわりです。

今回はとある理由からこのポプラを中心にデザインしましたが、一枚板をしっかり見てあげてしっかり話をしてあげるとでデザインはパッと浮かんできます。

何パターンも作ってお客様に選択肢多く提案しなきゃと思うのですが、初めに浮かんだイメージに勝てるデザインはそのあとどれだけ時間をかけても出てこないんです。

まだまだバリエーションが少ないのかなとも思いますが、

一枚板が「このデザインがいいよ~」
って教えてくれるんですよ!嘘じゃないですよ!ほんとです。

あまり言いすぎると変な奴だと思われてしまいますね。
一枚板を多く扱うとどうしても一枚板を踏まなきゃいけない機会がありますが、私は大好きな一枚板を踏むことはしません。どうしても上るときは桟を置いて乗ります。

一枚板(木)も人と同じで命があって成長していますからね。私は一枚一枚に森の妖精が宿っていると思っていますので、一枚板を妖精だと思って丁寧に扱います。

それだけしっかり向き合うほど好きだから、その好きな部分を美しく見せたいんですよ!
その木の魅力を、たくさんレジンテーブル製作することにより皆様にお届けできればなと思います。

「木ってかっこいいんですね!」

そう言ってもらえるのが一番うれしいです。

変なことばかり言っていますが、たぶん常識はある人間なので、RESIN SPACEが作るレジンテーブル気になる方はお気軽にお問い合わせください。

よろしくお願いいたします。

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