本日は法人様からの新規店舗のレジンカウンターオーダーの様子のご紹介です。
最近は新規の店舗へレジンテーブルやレジンカウンターの採用が増えております。
店舗ではサイズが大きくなるのと同時に搬入・設置に関してのノウハウも必要になるので設計士の方など、依頼先に苦慮するかもしれませんが、安心してご依頼いただければと思います。
RESIN SPACEでは多くの店舗・ホテル等への納品実績がありますのでご安心いただければと思います。
本日倉庫見学いただいたお客様は東京都中央区銀座での新規オープンするBARで採用いただく作品の打ち合わせです。
サイズは7500/2200mm×850mmのL字の作品になります。
今回ご依頼のレジンカウンターはサイズが大きく、どのような一枚板で、どのようなデザインでいくのかをまずはご相談させていただきました。事前に特別イメージが確定している訳ではなく、手探りの中での打ち合わせでした。
長い一枚板を使用してリバー状も選択肢にありますが、そこまでの長さがあるものは基本的に動きはストレート状になり動きはほぼありません。レジンカウンターとしてのデザインは一般的なデザインになります。
今回の打ち合わせには、デザイナー様・オーナー様・設計内装担当者様が倉庫へ来ていただき打ち合わせしましたが、ご希望はシンプルなものではなく、
「レジンテーブルとしての魅力があるもの」
「濃い色味~赤みのある一枚板であること」
「男性的なかっこよさのある作品であること」
一気に難易度が上がります。
基本的には大型の一枚板を見ても理想のデザインはできないので、レジン向きの一枚板を大量にストックする倉庫へ移動します。
私が頭の中でイメージしていた作品はクラロウォールナットでの作品です。
長さのある一枚板を斜めにカットしてのデザインや輪切りを大々的に使用しての作品です。
クラロ輪切りで全て賄う在庫はありますが、倉庫の中で気に入って頂いた一枚板はこちらです!
赤みを帯びながら動きの荒々しいレッドウッドです。
過去製作した作品では、Lava(溶岩)レジンテーブルでレッドウッドを使用しています。
この作品で使用した木材で、赤みを帯び動きが荒々しいレッドウッドを使用します。
どんなものでもこの性格がある訳ではなく、このタイミングで仕入れたレッドウッドは最高にワイルドで、男!!
というかっこよさがある一枚板です。
そんなレッドウッドを大量に使用してデザインかけます。
当初はストレートのカウンターで相談いただいていたので、上記写真ではストレート配置ですが、最終はL字になります。
まずは大まかなデザインイメージ決定と、ご希望内容より後日デザイン案を調整することとなりました。
倉庫見学の中でレッドウッド以外にオーナー様が気に入って頂いた一枚板がこちらです。
卑弥呼様と近い時代、2500年前を生きた鳥海山神代杉です。
他の一枚板とは明らかに異なるオーラを放っています。
この一枚板でなくても、神代杉を今回の作品の短辺に入れて欲しいとのことでした。
倉庫見学当日は時間が限られましたので、方向性等を確認し後日デザインです。
まずは最終のサイズを確認することからです。
私のイメージの性格にもよりますが、私はこの枠を見ることで全てがイメージでき使用する木材がぽんぽん浮かんできます。
レジンテーブル発足当初デザインの組み方に悩んでいたところ、海外のデザイナーがこの方法で一つの作品を組んでいる写真を見てこれだと思いそこから私の基本としています。
設計デザイナーの方がくる前日にデザイン確立しました。
レッドウッドを良い配置にしながら、神代杉をしっかり配置しました。
今回の作品は大型すぎるので3箇所でのジョイントになりますので、そのジョイントラインも考慮しながらのデザインです。
一番気に入って頂いた神代杉もオーナー様の意向を汲み、採用しております。
貴重な材ですが大型のため、またオーナー様のご希望を叶えたいため、サービスにて採用させて頂いております。
このデザインにて、デザイン設計の方と詳細調整実施しました。
その方との調整で、神代杉のボリュームが多いとバランスがイマイチのため、レッドウッドの比率や、全体的な配置を微調整させていただき、デザイン確定としました。
かなりのインパクトがある作品です。
レッドウッドのワイルドさと神代杉のカッコよさ!
男が憧れる最高にカッコいい作品デザインです。
写真じゃわからないですが、幅も850mmあるためかなりの迫力です。
この短辺で2200mmありますので、通常の自宅では大きすぎるダイニングサイズになります。
長編は7500mmなので撮影しても奥がよく分からないほどの長さがあります。
レッドウッドと神代杉という全く異なる一枚板の合わせは正直難しいです。
神代杉の動きをレッドウッドの丸太状に近い形状で合わせ、ジョイント部分も考慮したデザインにします。
また神代杉はスパっとしたラインですが、朽ち果てながら消えていく様をここで演出します。
大部分をこのレッドウッドで、レジンはdarkⅡクリアで製作します。
これだけ不安定なデザインですので通常の取り付け方法では成り立ちません。
構造面を含め設計の方と調整させていただいております。
レジンテーブルは構造×強度×デザインと、取り付け方法もデザインに応じて変化しますので、デザインに応じて適切な設置方法にて取り付ける必要があります。その点はRESIN SPACE代表デザイナーが確実に調整させていただきますので、倉庫見学時等でご相談ください。
また最終デザインに対応いただいた、デザイン設計の方より、私どものレジンテーブルを気に入っていただきこちらの一枚板でレジンテーブルをご自宅用にと個別にご依頼いただきました。
今まで製作した来なかったデザインにて製作致しますのでこちらも追ってご紹介させていただきます。
RESIN SPACEでは今回の様に大型の店舗用のレジンカウンターもオーダーにて製作可能です。
レジンカウンターの場合はデザインの幅が非常に多くあり、どんなデザインパターンがあるのか、どの一枚板で製作することができるのかを実際に一枚板をご覧いただきながら確認することができます。
今回の別デザインのイメージではこの一枚板を斜めに配置することで短辺リバー状も考えにありました。
明るい一枚板ご希望の場合はこのような4m Overの一枚板を使用してデザインしていこうと思っておりました。
RESIN SPACEでは大型の一枚板であってもレジン向きの材を大量にストックしておりますので、様々な案件への対応が可能になります。
店舗設計の段階で他にはないデザインをオーナー様へご提案いただければ、特別な空間でのご提案ができるかと思います。
サイズやイメージをお伝えいただければ、その段階で概算見積もり送らせていただきます。
気になった方は気軽に下記リンクよりご連絡ください!