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都内へ神代杉のレジンテーブル納品~2500年の時を閉じ込めて~

こんにちは!
最近は納品制作数が多く、お客様の納品作品に対しての工程紹介だらけになっていますね。

制作だけのマニアックな投稿したいのですが、様々なプロジェクトのご依頼や新ブランドのモデル制作や倉庫でのオーダー見学や普段の制作などで、ものすごく忙しく仕事をさせていただいております。

RESIN SPACE自体とても多くの方にご依頼いただいて手一杯なのですが、常に新しいことにチャレンジしたく、思い立ったら止められなくなる性ですのでチームでワクワクすることに突き進んでおります!

そんな中、レジンテーブルの作品作りも常にお客様とワクワクし、素敵な作品作りをしております。
やっぱ木ってかっこいいですよ!
好きじゃなきゃやれないだろ!ってほど忙しいですが、好きだから普段の作品作りも楽しいんです!
お客様とRESIN SPACEチームで作品作るから楽しいんです!

今回はそんな私たちとお客様で作り上げた作品がこちら!!

神代杉レジンテーブル

神代杉のレジンテーブルです!
2500年前を生き、地中に数千年埋まり数年前に掘り起こされた杉材。
普通の杉材とはまったく異なる色味で、神代杉にしか出せないこの黒色!

そんなお客様もはじめはこの神代杉なんて知らずに、倉庫見学にお越しいただきました。
まずは大量の一枚板を大型倉庫でご覧いただき、気に入っていただいた一枚板が神代杉とのことで、レジンテーブル向きの一枚板を多くストックしている倉庫にて神代杉をご覧いただきました。

倉庫でレジンテーブルをオーダー

RESIN SPACEでは神代杉はもちろん、他の樹種でもレジンテーブルに特化した一枚板を多数揃えております。この一枚板なんてどうですか?
最高にかっこいい私の相棒たちです!

倉庫でレジンテーブルをオーダー

神代杉も神代欅も良い一枚板たくさんあ揃っています。

倉庫でレジンテーブルをオーダー

山を崩しながら、全ての一枚板をご覧いただき、木になる一枚板を見ていただきながら、その木ではこんなデザインだということを提案していきます。

倉庫でレジンテーブルをオーダー

こんな一枚板に囲まれながら、あなたのレジンテーブル考えるなんてワクワクしませんか?
何度かお越しいただいているお客様は、ここにくるのが楽しみなんだよ〜と仰ってくれます!

倉庫でレジンテーブルをオーダー

お客様が気に入っていただいたのは最終このデザインの2つ!

倉庫でレジンテーブルをオーダー

この同じ丸太から製材された兄弟分の共木のデザイン。
日本古来の勾玉や渦をイメージしたデザインです。

倉庫でレジンテーブルをオーダー

こちらは2匹のドラゴン?孔雀?が対になっている様なデザイン。
まさに奇跡的なデザインで、神代杉だから出せる神秘的なデザインです。

倉庫でレジンテーブルをオーダー

こちらの2デザインで検討いただきました。
それぞれの一枚板による最適なサイズでご提案させていただき、価格による差やサイズを含めご検討いただきました。

倉庫でレジンテーブルをオーダー

こっちはここがいいし、こっちはここが!
そうご夫婦で相談いただきながら決定いただいたデザインがこちら!

倉庫でレジンテーブルをオーダー

日本古来の勾玉や渦をイメージしたデザインで決定いただきました。
ご希望サイズで考えた場合、この異一枚板にとって最適なデザインとなりましたのでこちらのデザインでご成約いただきました。

倉庫でレジンテーブルをオーダー

この神代杉は写真の通り繋がりのある一枚板を使用しております。
こうやってみると大きな木の塊をスライスしているのが分かりますよね?

同じ丸太から製材された一枚板を使用することで、上下左右対称のデザインにすることができるため
同じ丸太から製材された共木を使用することは大きなメリットとなります。

倉庫ではお客様になぜRESIN SPACEに来てくれたのかいろいろ話をさせていただきました。
なんか私の中二病感を気に入ってきてくれたとのことでした!
「Fujiwaraさんのレジンテーブルのこだわりの強さに惹かれたんですが、ブログの中二病感もたまらなくて、たくさん見てしまいました」

「中二病感確かにありますけど、それは喜んでいいですか?」

「もちろん!いい意味での中二病ですよ!いい意味で♡」

「いい意味なんですね!喜んで受け取っておきます!ありがとうございます!」
って話で終わりました!

おおよその意味は知っていましたが、詳細を理解していなかったためお客様が帰った後、片付けをしながらすぐに検索しました。

流行に流されずマイナー路線を好み他人とは違う特別な存在であろうとする。別にサブカルが好きなわけではなく他人と違う趣味の自分は格好いいと思い満足している。
思春期の子どもにありがちな、無理に背伸びした言動を揶揄(やゆ)する言葉です。

「うぉぉぉぉいいいい!!!」
お客さん、どう解釈したらいい意味に取れるんですか!?
無理に背伸びした言動?
「うぉぉぉぉい!!」いい意味で♡ってどう読み取ればいい意味になるんですか!!!

でも書籍を書かれる方とのことで、ウィキペディアでも知らない深い部分があると良い方向に解釈し
喜んで受け取りました!
いい意味での中二病感で突き進みます!!

私に任せろ!!!

そんな楽しい倉庫見学を経て製作に進みます。

倉庫でレジンテーブルをオーダー

まずは平面だしの加工実施します。
表面は割れ止め材がしっかり塗ってあるのでそれをしっかり研磨して取ります。
2500年前を生きた木なので反りもかなり強かったです。

レジンテーブル制作工程

卑弥呼様より過去を生きた木ですので、実際に見るとオーラが違います。

レジンテーブル制作工程

こういった朽ち果てる寸前の木は取り扱いが非常に大変です。
少し研磨で刃物に負荷をかければ一瞬で崩れます。
優しく優しくの作業が必須です。

レジンテーブルの制作

レジン流し込み前に厚みの調整をするのですが、上から下へかけて、斜めに動く木の動きでは初期の段階で厚みを揃える時が欠けてしまします。
本来は天板の上から裏面へ躍動感のあるきの動きがあるのに、欠けてしまいその動きがなくなりました!
なんていったら悲しいですよね?

お客様も悲しみますし、私も悲しいですし、何よりそんなことは木に失礼です。
2500年という歴史を大事にデザインしていくために、木の取り扱いは本気で取り組みます。

倉庫でレジンテーブルをオーダー

割れ止めのボンド同様の接着剤が木全体に塗られていましたが、全て丁寧に取り除きます。
しっかり取るだけなら簡単ですが、木の動きを残しながら表面の接着剤を取るのは本当に大変です。
RESIN SPACE製作チームは全員の共通認識で木を美しく見せるためならどれだけでも時間をかけよう!
という認識ですのでチーム全体の作業になりました。

そのおかげで先ほどの写真のように最高の仕上がりです。

レジンテーブル制作工程

今回の一枚板には事前にレジンを塗っていきます。
RESIN SPACEは事前にレジンを塗ることもあれば塗らないこともあります。

基本的にはレジンは塗りませんが、必要に応じて工法を変えます。
私たちはこう製作する!とかではなく、木の性格を理解し、レジンと木の相性を理解し、レジンを理解し
常に作品としての最善の工法を選択します。

レジンテーブル制作工程

レジンを表面に塗ると木の内部にレジンが入りづらくなります。
ですが今回の神代杉にはレジンを吸わせる加工をしてありますので問題ありません。
逆にレジンを塗らないと〇〇な現象が起きるので、このような工法にしています。

2500年前に鳥海山の噴火の火山灰に包まれ、半分炭化しながら地中に埋まったため、表面は炭化している表情です。
一時期木を焼いて炭化させた木をレジン内に入れる作品があり、試作でマネをしたことありましたが、
日本には神代杉があるので、木を焼くなんてことする必要ないですね。

神代杉にしか出せない表情、最高にかっこいいです。
その表情がこちら!

黒くて荒々しい動きのきなんて他には存在しませんので、この一枚板は最高にかっこいいです。
背景が白になることで白と黒の切り替わり、木が徐々に消えている立体感素晴らしいです。

炭化の様子もバッチリきまっています。

その後丁寧にレジンを流し込んでいきます。

このように神代杉の場合はレジンの流し込みの方針も非常にコツが入ります。

レジンテーブル制作工程

流し込み完了時の写真で判断できるので、ここで公開止めさせてもらいします。

硬化し平面出し完了した写真がこちら!!!

レジンテーブル制作工程

バッチリ仕上がりました。
レジンの硬化、木の配置と最高です。

レジンテーブル制作工程

神代杉は細かい節など非常に多いので、さらにレジンを追加で流します。
これを今回は2度繰り返しました。
良い作品を作るには本当に多くの時間がかかり、多くの工程や人員把握する必要があるので意外に大変です。

追加のレジンは倉庫で完了させますので、季節に応じての硬化時間が変わり大変です。
そのように一つ一つこだわり、多くの時間をかけて最高の作品が完成しました。

その作品がこちら!!!

神代杉レジンテーブル

勾玉と渦をイメージした、漆黒の木でのデザイン。
上下左右対称とすることで見ていて安定するデザインです。

神代杉レジンテーブル

木の立体感をものすごく感じるデザインで、何にも例えることができない、2500年前を生きた神代杉にしか出せない美しさです。

神代杉レジンテーブル

メインの部分もサブの木材もすべてがバッチリです。
お客様と組み上げたデザインですので、お客様も楽しみにしていただいているとのことでした。

今回脚はslash脚とすることで、オーラのある天板をオシャレにまとめました。
この脚にすることで一気にデザイナーズ家具のオーラとなります。
この脚でまとめ、東京都世田谷区のお客様の元へお届けしました。

神代杉レジンテーブル

神代杉レジンテーブル

神代杉レジンテーブル

神代杉レジンテーブル

神代杉レジンテーブル

神代杉レジンコースター

〈H様〉
本日はありがとうございました。
webではかなり多く検討し、都内の販売店とRESIN SPACEさんを検討し問い合わせデザインの提案をしてもらいました。
他店を先にお願いして、荒々しいイメージなどを伝えましたが全然伝わらずに普通のデザインで提案され何も感じなかった。

RESIN SPACEさんは納品事例では素晴らしい作品や、マグマをレジンで演出するなどここまでのことができるならどんな要望でも叶えてくれそうだと思い期待しての倉庫見学でした。倉庫見学時までは神代杉という木を知らなかったのですが、倉庫でFujiwaraさんに紹介されて木の動きストーリーに惹かれました。出雲大社に掘り起こされた木が展示されていたのを知っていたのですが、それがまさにコレ!倉庫で見てその記憶と自分の目の前にある木がリンクし、そんな製品があるんだと感動しました。

Fujiwaraさんはその後多くの神代杉お見せてくれ、最終すごく良い2つのデザインで悩みました。
最終的に決まったこのデザインは、
木の表情の豊さ、山の深さやダイビングの海の立体を彷彿とさせる動きがすごく良かったです。

仕上がりもまさにその木を最適なレジンで表現してくれ、このモヤがかったレジンがこの木の美しさをより引き立ててくれすごくいいです。
脚の透け感が木にならない色への調整が絶妙です。
脚のフレームのトラスも良く、高価でしたがこちらにしてよかったなと思います。

正直はじめは倉庫でオーダーのwebサイトが長くて途中で見るのをやめて他社に行きました。
そこで良くなく、RESIN SPACEさんの倉庫でオーダーのページを見てここまでのこだわりがあるのならと、静岡で遠くて敬遠していましたが旅行がてら行ってみて正解でした。
商品自体ももちろん良いですが、倉庫見学はとても楽しい体験で、ただ完成物を購入するよりとても楽しい経験で一つのレジャーになりました。
倉庫見学前は倉庫で木を見てもどうデザインするかわからないしなというネガティブな印象がありましたが、Fujiwaraさんのアドバイスで想像していない素敵な作品になり感謝します。

倉庫見学の後、鳥海山の神代杉のことを調べ、地中に埋まった木をまた木として使用する気持ちにすごく感銘を受けました。
ただ見た目だけではなく、木のストーリーや作品のストーリーも大事なんだなと感じることができ、とても楽しいレジンテーブルの購入となりました。
またメンテナンス等よろしくお願いします。

 

うれしいお言葉誠にありがとうございました。
倉庫見学ではお客様自身今まで考えもしなかった一枚板に出会える為とても楽しいですよね!
私も「なんだこれ!」という木に出会えた瞬間は最高にワクワクします。

そんなワクワクをお客様にお届けするためにRESIN SPACEではたくさんの一枚板、様々な樹種や動きの一枚板をそろえております。

神代杉はもちろんまだまだ在庫がありますが、その他の樹種もたくさんそろっていますよ!
最高の木たちがあなたとの出会いを待ち望んでいます。

レジンテーブルをオーダーしたい方はお気軽にお問い合わせください。
よろしくお願いします。