本日ご紹介のレジンテーブルはこちらのポプラ×クリアブルーのレジンテーブルです!
レジンテーブルの中で、川の流れの様なリバー状のデザインををした、リバーテーブルと呼ばれるデザインでの製作です。
シンプルな動きではなく、荒々しく動いたこの一枚板で作るレジンテーブルは最高のデザイン性です。
正直めちゃくちゃカッコイイ作品となりました。
その作品の倉庫見学から、完成まで見ていきましょう!
先ほどの最高に美しい一枚板とお客様の出会いは倉庫見学です。
この度のお客様はなんと宮崎県から!!!!!!
お子様がいる関係で、旦那様が一人単身で来ていただきました!
TV電話で宮崎の奥様と動画で確認いただきながら決めていきました。
完全に動画や写真のみでは判断しずらくなりますが、旦那様のみ倉庫にお越しいただくだけでも奥様にとっては非常に安心できる斬新な倉庫見学かと思います。
とても多くの一枚板をご覧いただきました。
このようなポプラから
このような最高級の動き・瘤材のポプラから
どれもこれも素直ではない、一癖も二癖もあるポプラを多数ご覧いただきました。
ポプラと一言言っても、細かなトゲトゲや表面のブツブツがある材から、大きな動きでキラキラとしたものからとても多くの選択肢がございます。
このように最高の選択肢になる一枚板は10枚以上の中からお気に入りの一枚を選んでいただきました。
デザイナーの私が一枚板の仕入れも実施しますが、レジン向きの一枚板の中にはABCとランク分けができます。※私の頭の中の話です。
表面の荒さだけではなく、耳の動き、動きの深さ、特別な表情の個性、デザインパターンの流用性の高さなど、多くの観点から仕入れても良い値段を決めております。
RESIN SPACEではレジンテーブルにこだわりたいお客様が多くいらしていただきますので、ほとんどの方がAランクの一枚板をチョイスいただきます。そのため最近はAランクレベルの一枚板ばかり準備しています。
もちろん今回使用いただく一枚板もポプラの中でAランクの一枚板です。
その一枚板の中で特徴ある部分を指定いただきました。
この度のお客様は過去のRESIN SPACEの作品で
このような浮島を取り入れたデザインを気に入っていただいておりました。
このようなデザインは意外と難しく、木材が一部大きく窪んだ動きでなければ意外と難しいいんです。
このようなデザインでも行けましたがお客様が気に入っていただいた一枚板が意外なところで浮島になっていました。
この状態では一部離れただけに見えますが、ブルーのレジンが入ることで浮島の様なデザインになります。
実際に本当に浮島の様になるデザインもご提案しましたが、こちらを気に入っていただきその場でご成約いただきました。
ダイニングに合わせて同じ一枚板でサイドテーブルも製作していきます。
今回の様に一枚から両サイドのリバー状デザインは最終イメージが付きにくいですが、写真を合成し最終デザインを確認いただきます。
その為、倉庫見学では実際に使用する部分の左右を調整しながら位置の指定をすることが可能です。
1枚の板からそのイメージは無理だよ!と思うかもしれませんが、レジンテーブルのデザインばかりやっているRESIN SPACE代表デザイナーが納得いくまで、可能な限り分かりやすく対応させていただきます。
そんな倉庫見学から数か月、納品に合わせて製作進めます。
お客様ご希望のデザインで一枚板カットしました。
抜群にカッコよくないですか?Instagramの海外の方の評価もとても高かったです。
一枚板の状態からここまで仕上げるにはお客様のみではどうしても難しく、一緒にデザインを組む者のアドバイスが非常に重要です。
RESIN SPACEでは皆様、お客様それぞれに本当に個性のあるデザインを組み上げていただいております。
もちろんそのベースとなるご提案は私がしっかりご案内していきますよ!!
この動きと、この一枚板の穴のある部分最高ですよね!
意識しないとこのような穴も消えてしまうのですが、徹底した厚み管理で、そのような部分が残るようにしております。
またこの部分はお客様が特に気にいいった浮島の部分です。
島のように見えるか、木の凸に見えるかは、この今にも消えそうな繋がりの途切れた部分にかかっており、非常に重要な部分です。。
一枚板の段階からあと数mm削れば消えそうなこの溝。
この溝があるかないかで、浮島か繋がりのある陸地になるか大きな違いです。
もしお客様がここを気に入っているということを知らなければ、確実に消えていた部分です。
実際に加工するのはRESIN SPACEチームで動きますが、全員が私の頭の中とお客様の細かなご希望まで把握できるよう細かな仕様を共有しております。
また特に重要な部分はデザイナーが作業に当たります。
その後レジンを流し込む準備をします。
意外とこの工程も大変なんですよ!
その後レジンを流し込みます。
このブルーも基本設定のクリアブルーよりも、若干深い層のブルーの色にしております。
今回ブルーの演出のために2層で流し込みます。
RESIN SPACEのお客様にはサンプルを見ていただき、レジンの深みの仕様も細かく指定いただけます。
これは細かくweb上で紹介したくない部分なので、倉庫見学いただいたお客様にのみこの重要ポイントをアドバイスさせていただきます。
ぜひ倉庫見学してくださいね!
積層時もしっかり対策をとらなければ、数年後最悪の結果が現れます。
そうならないためにRESIN SPACEはしっかり時間をかけ、一切の手抜き加工はしません。
上層の流し込みしていきます。
下層のレジンと色はもちろん変えています。
この変えるのも意外とセンスが必要です。
美しく見せるには絶対的なルールがあります。
全てはデザイナーのFujiwaraの頭の中にあります。
気になる方は倉庫見学時に聞いてください!
お客様の浮島のご希望を叶えるためにレジンは通常より多めに使用します。
RESIN SPACEの製作の中心理念は「クオリティー」を最重要項目にしております。
製作チームもこの理念を共有しておりますので、全員でここはどうしよう?
と悩んだ際は時間より経費より、クオリティーを重要視します。
いい色で流し込みできています。
気泡はこの後継続的に発生しますので、定期的に気泡を飛ばします。
硬化時にレジンは必ず収縮します。レジンメーカーによってこの収縮の強さは大きく異なります。
ecopoxyは硬化時の収縮が小さいので、今回のようなギリギリの製作には本当に力を発揮します。
それでも収縮はありますので、収縮してもこの浮島が消えないように普段より多いひたひたにレジンを流し込みます。
ばっちりです!理想的な硬化で完了してますが、これも意外と簡単ではないんですよ!
徹底した温度管理と一言でしか言えませんが、レジン幅・厚み・容量・木によって温度設定も違いますし、絶対に〇〇や〇〇してはいけません。
60%の完成度は簡単ですが、99%の完成度は本当に難易度が高いのがレジンテーブルなんです。
さらに1%の完成度は今の私たちには不可能です。
常にその最後の1%を突き詰めるために日々考えながら製作進めております。
この後は研磨に進みます。
プレナー・ワイドサンダーで研磨していきます。
この削りの工程は天板面のデザインを決めるうえで重要な段階ですので、
ここもデザイナーのFujiwaraが実施するところです。
今回の浮島を残すためドキドキしながらの研磨です。
行ってらっしゃい!
ちゃんと残ってきてね!
とお願いしながら何度もサンダーをかけます。
いい感じに進んでいます。
通常通りに実施すると無くなるリスクが大きくなるので、普段の3割程度の研磨レベルで進めます。
最終工程を含め完璧です!
ヨッシャー!浮島がしっかり残った!!
素直な私の感想です。すべてがバッチり決まりました。
一枚板の倉庫の段階では木の無い部分がデザインに見えますが、レジンが乗ると木の上の面がレジンと木の境目になるんです。
そのあたりを含めデザイン時にアドバイスさせていただきますので、
初めてのレジンテーブルデザインでもここまで完璧なデザインで完成できます!
デザイナーの私と一緒に楽しくデザインしましょう!
この工程の後は製作チームが時間をかけて研磨加工してくれます。
私が倉庫見学や納品、レジン流し込みしている間、製作チームが完璧な仕上げをしてくれました。
こちらです。
圧倒的な美しさです。
木材の面もとても綺麗、細かな節もほぼ綺麗に埋まっておきゃく様の使い勝手も確保されています。ポプラは意外と綺麗な面にするのに手間がかかります。
ポプラのレジンテーブル購入予定の方は、仕上がりの木材部分の細かな節の仕上がりをしっかり観察してくださいね。
ダイニングとサイドテーブルは厚みが違うのですが、色味は同じですよね?
厚みが異なるので同じレジンの色ではサイドテーブルの方がかなり薄く見えてしまうのですが、厚みを考慮して色を合わせています。
このような細かな部分が大事なんです。
この荒々しい動きで完成させるには、木の魅力を感じながら、完成形をイメージしながら、木の動きを細かく確認しながら、お客様のすべてのご希望を聞きながら、お客様の希望レジンカラーを考慮しながら、
その様なご希望が入ったときに最高のデザインで製作できる一枚板を準備しながら・・・・・・・・
このデザインで完成するまで多くのことを考えながら完成しております。
同じ空間にこの2枚があることを考えると、たまりませんね!
この浮島styleもしっかり残せました。
お客様のご希望をしっかり完成させることができました。
耳の一つ一つが美しく、深みをしっかり演出できています。
サイドテーブルもバッチリです。
サイドテーブルも実はダイニングの一枚板と繋がりのある部分を使用しているんです。
その部分を使いながら、サイドテーブル単体でも良いデザインにすることはそう簡単ではありません。サイドテーブルのデザインは、倉庫でおおよそのイメージはお伝えしましたが、基本は私のセンスにお任せいただき制作いたしました。
脚もホワイトで爽やかにまとめ仕上げました。
すごく綺麗なポプラレジンテーブルとなりました。
宮崎県と遠方でしたおで、専用の配送業者にてお届けさせていただいております。
お客様も非常に喜んでいただき設置写真いただけるとのことで設置写真も楽しみに待たせていただきます。
このようにRESIN SPACEではデザインと製作に一切の妥協はしません。
綺麗な店舗、便利な立地の店舗はありませんが、大型の倉庫であなただけの一枚板を選んでいただき最高の技術力であなたのレジンテーブルを制作します。
おしゃれな店舗での購入ではなく、本物を探されている方は是非お問い合わせください。