本日は鳥海山神代杉のレジンテーブルのオーダーをいただいたご紹介をさせてただきます。
東京からお越しのお客様、ポプラレジンテーブルをご検討いただいているお客様で倉庫にお越しいただきました。
事前に倉庫の中をご覧いただいて、多くの樹種をご覧いただいている中、ポプラはもちろんのこと、鳥海山神代杉を気に入っているいただきました。
神代杉面白いですね!
ストーリーも最高ですねと話をさせていただきながらも、サイズ感など難しいため従前の通りポプラを多数ご覧いただきました。
多くの一枚板をご覧いただきながら、気に入っていただいてのはこちらのポプラ一枚板!
幅900mmほどで完成させ、側面には一枚板の側面をださない。動きは激しく可能な限り幅の中を最大限に動く一枚板とのご希望で完璧な一枚板!
ご希望内では国内の全一枚板をご覧いただいてもこれ以上のポプラはないのではと思うような一枚板です。
ポプラやメープルを大量にご覧いただき、お客様のご希望に合うのはこのポプラでした。
正直ポプラ界で一枚板中央型の場合、最高のポプラです。
この一枚板で詳細の打ち合わせに進もうとした時、、、、
あの木なんですか?と一枚板が大量に積み重なった棚をご覧いただきました。
「これも神代杉なんですよ!根っこなんで存在感が強すぎてご家庭のダイニングにはインパクト強すぎる感じなんですよ」
とお伝えしながら脚立でご覧いただき、ご覧になりたいとのことでフォークリフトで下ろしました。
こちらです!
最高にかっこいいんですよ!
この一枚板を準備したのは完全に私の趣味です。
めちゃくちゃかっこいいんですが、この一枚板はどう使おうか私も悩んでいました。
ホテルのフロントや、マンションのエントランスの自然アートにお届けできればなと言う思いでした。
10年以内に納品できればいいな程度の思いで、たまに下ろしてニヤニヤしながら休憩中にコーヒー飲みながら見るのが楽しみな一枚板です。
これでレジンテーブル製作できれば良いですが、この躍動感は厚みがあってこその躍動感!
レジンの使用容量もかなり多くなり、価格もかなり高価になるためレジンテーブルでは現実的ではないかなと思っておりました。
そんな中「なんですかこれ!かっこいいですね!」とお客様。
自宅の玄関の様子を見せていただいていたのですが、自然のアートがお好きな旦那様でめちゃくちゃセンスのある玄関を作り上げる予定とのことで、かなりハイセンスだなと言う事前にんしきではありました。
「テーブルだとどんなイメージですか?」
とのことで木枠の設置・テーブルのイメージに設置してみました。
これ初めてテーブルにする目線で見たのですが、やばすぎですね!
こんなに躍動感がある木材は他には絶対なく、根っこ系の一枚板でしかこの躍動感・荒々しさは不可能!
それがさらに鳥海山の神代杉で2500年を生きて、卑弥呼様よりさらに過去の時を生きた木
グレー調のシックな色で最高にかっこいい一枚板です。
だからこそ私の大事なコレクションで、こいつを眺めながら何度コーヒー休憩したことか!!
そんな最高にかっこいい一枚板をみて「これはマジでやばいですね」と気に入っていただきました。
価格を伝えさせていただき、
「ではこれでお願いします!」
・・・・・「え??」
「こいつで行きます!」
「えええええ!!!」
こいつをレジンテーブルとして製作させていただけるんですか!?
こんな最高な一枚板でレジンテーブル製作できるなんて、レジンテーブル作家として最高の経験になります。
初めてこいつを見た時は、こいつは誰にも渡したくない!!
との思いで高価でも確保したこの神代杉!
あの時の私の感覚は、このお客様にお届けするための必然だったのかなと思います。
やはり感じる方には感じていただけるこいつの魅力。
一枚板テーブルとか、レジンテーブルとか、家具とかそういったジャンルでは収まらない、
もう全く別のオーラを放っております。
現状100mmの厚みを最大限に動くこの神代杉。
自然か作るアート以外に言葉が思いつきません。
何重にもおり重なる根っこ、横にも縦にも、捩れながら曲がりながら、圧倒的な美しさです。
細かく動きながら、大きく動きながら
この明確に上下を交差する表情
こんな荒々しさ
こんな荒々しさでレジンテーブルが製作できるなんて、幸せすぎます。
2500年の時経て、この神代杉がレジンテーブルへと姿を変えます。
2500年前、こいつはまさか2500年後にレジンに包まれて、アートテーブルになるとは思ってもいなかったでしょうね!
そんな一枚板の面から裏から全て気に入っていただきオーダーいただきました。
最高にワクワクするご依頼です。
合わせて玄関のカウンターテーブルも神代杉で合わせてオーダーいただいております。
この部分を使用してカウンター製作します。
朽ち果てながらギリ原形を保つ神代杉。火山灰の影響か、耳は炭化様の表情になっており、
このような神代杉は少し焦げ臭い匂いもします。
木を焼いて炭化したレジンテーブルを海外で製作している方がいて、私もその真似をして数年前、チャコールテーブル・炭化テーブルとして製作したことがあるのですが、木という命を焼いて製作する作品は何か好きになれず、RESIN SPACEのモデルには採用しませんでした。
ですが人工的に焼いたものではなく、自然の力でそこに存在するこの神代杉は、私が昔焼いて演出した木より、比較にならないほど美しく私の感性にズバッと刺さる美しさがあります。
こんな最高の神代杉眠っていますよ!
このような神代もRESIN SACEのデザイナーの感性に刺さった一枚板ならどんどん倉庫に準備しております。
ポプラ一枚板のレジンテーブルでこ検討いただいていたお客様が、神代杉レジンテーブルのオーダーをいただいた様子のご紹介でした。
RESIN SPACEで倉庫見学頂きレジンテーブルのオーダーをいただくお客様にはたまにあることです。
お客様がレジンテーブルを購入する際、こんなイメージと普段から写真を送っていただくことが多いですが、
それは製作者のセンスで製作したものです。
事前に製作したものは、製作者の感性の範囲内の作品しかありません。
その感性の外にあるものは存在しなく、存在しないものはお客様の中でイメージもできず、そんなものがあるかどうかすら知りません。
ですが自然界の美しさは私たちの常識の外を常に見せてくれます。
数万の一枚板や木材を見ている私たちでさえ、頻繁にこんな木見たことない!!が続きます。
今このページを見ているあなたも、こんなレジンテーブルが欲しいかなと思ってこのページをご覧いただいているかと思います。ですがあなたの感性は過去の作品の中にあります。
他店の職人の感性の中か、私どもの作品だったとしても、RESIN SPACEの私たちの感性の中の作品でしかありません。
あなたが思う本当に欲しい作品は、まだあなたが出会ったこともない一枚板での作品かもしれません。
イメージ通りで最終決定だったとしても、非常識な一枚板からおとなしい動きの一枚板を全て見てから気に入った一枚板がその一枚板ならそれがあなたの理想です。
少ない選択肢で決めてしまうのではなく、あなたにとって最高のパートナーになるレジンテーブルの一枚板を
大量の倉庫で見てみませんか?
購入に至らなくても全然構いません。
まずは倉庫で一枚板ご覧いただいてから考えてみてください。
お気軽にお問い合わせください。
よろしくお願いします。