本日はポプラレジンテーブルの倉庫見学から納品までの様子をご紹介させていただきます。
今回のレジンテーブルはこちら!!
w3150×d1400mmのオフィス兼趣味スペースの空間に、大型レジンテーブルを納品させていただきました。
1階のガレージにはポルシェやフェラーリなど、私も憧れるスーパーカーが何台も!!!
そんな最高の空間に圧倒的な存在感のレジンテーブルを納品しました。
この様な大型のレジンテーブルも、全て始めは倉庫見学から始まりました。
多くの一枚板の中から選んでいただいたのはこちらのポプラ!
長さと幅をクリアできる非常に理想的な一枚板!
側面の耳を残しながら3m以上の長さ、幅は1200-1400というご希望の中、
理想的な一枚板です。
動きも強く、ぐいぐい動きてくれている一枚板です。
この気に入っていただいた共木(丸太でみた兄弟のようなもの)の2枚の一枚板をリバー状にするとどうしても中央に大きめの空間ができてしまいました。
こっちを反転、こっちも反転と4パターン見てもそうでした。
その空間をメリットに切り替える為の考えを巡らせ、ピンときました!
お客様は濃いブルーのご希望でしたので、深海に沈む遺跡や地底火山のような印象を作るためここに木材を配置する。
500×250mm程度のこのスペースに天板面に頭を出す木材はあり得ないので、レジンの底部分に木材を入れる。
ぱっと見レジンだけだがよく見れば下に木があるぞ!
その様なデザインをお客様にご提案し、その空間に丁度良い一枚板があった記憶を頼りに倉庫をあさりました。
そこで発見したのが先ほどのポプラ!
いい部分だけでなく、ヘンテコな木材も揃えているからできる提案!
このデザインをお客様も即決していただき、私も最高にカッコいいイメージしかできませんでした。
そこから数か月、納品に向けて作業進めました。
流し込みの空間も1400mmを想定して作っていないので、この1枚で多くの空間を使用しました。
今回のお客様のレジンカラーのご希望は特殊でした。
今までありそうでなかったご希望を頂き、テストを重ね最高の色味を確認。
RESIN SPACEの濃い色味のsinkaiブルーよりも更に濃い色味のご希望。
sinkaiブルーはある程度の透明度確保されています。
このブルーより更に濃い、depthブルーとします。
レジン特有の透明度ではなく、只々カッコよさを求めた色味です。
数層を考え抜いた色味で調整し、裏への抜け具合、レジンのぱっと見の見た目、耳の見え方を考え調整しました。
その色味がこちら!
ふーん黒だね!
って感じですが、寄りで見ると深いブルー
下層の様子は分からないが、上層の耳の動きは濃いブルーの中に浮かび上がる様子です。
流し込み完了後、ガッツポーズが出るほどかっこいい色味です。
この大型の天板を研磨していきます。
3150×1400mmという幅が広く、研磨のプレナーサンダーの機械に入りません。
今回特注で研磨の治具を製作し平面出しました。
誤差のない完璧な治具の為、時間はかかりましたが完璧な仕上がりです。
表面を研磨することで木材内部の瘤が顔を出し、表面は穴だらけ。
こんな状況では書きものはもちろん使い勝手は非常に悪いです。
今回のポプラはその瘤があまりにも多いので、全体にレジンを追加で乗せていきます。
一度硬化させ研磨すると下記の写真!
一度では木材が吸い込む分もあり全然入り込みません。
何度もこの作業を繰り返しきれいな天板面のフラットを形成していきます。
今回の両側面一枚板の状態を残すデザインでは一枚板の仕上げ方も非常に重要です。
お客様は一枚板の荒々しさを気に入っていただけておりましたのでこの耳のワイルドさをしっかりと残し感じながらも
使用時に使い勝手側来るならず、チクチクと痛くならないようにしていきます。
ペーパーでガリガリと全体をなめる様にいけば楽ですが、瘤の様子は綺麗に仕上がりません。
瘤の凸に合わせて一つ一つ丸みを形成していきます。
簡単に言いますが、このような瘤は片耳100前後ありますので、非常に多くの時間を必要とします。
6割程度のクオリティーに仕上げられる道具はありますが、仕上げは確実に異なるため、RESIN SPACEではクオリティーをとことん追求していきます。
そうやって仕上がったレジンテーブルを塗装実施し、最終チェック・倉庫内で撮影しました
透明度をギリギリまで抑え、
・限りなく濃いブルー
・木の裏のシルエットがギリギリ分かる透明度
・耳の表情は上層のみ感じられる
という当初目指した仕様にてレジンの調整が完成しました。
正直メチャクチャカッコいいです。
レジンでは透明度を重要視するお客様がほとんどの為、この様な仕様のご要望は少ないですが、
「男」という空間のカッコよさの演出には最高のカッコよさのデザインです。
この様に仕上がったレジンテーブルを納品させていただきました。
東京都町田市の職場兼趣味スペースの空間です。
最高の迫力です。
非常に広い空間の為写真では分かりずらいですが、3150×1400のサイズ感が迫力あり、一つ一つのインテリアのこだわりが良く、
すごくカッコイイ空間です。
床の色と、レジンの色味の相性がよく、木のシルエット感じながら、耳の動きのカッコよさをすごく感じられる雰囲気です。
深海に眠る遺跡感がカッコよすぎです。
お客様はサメにも見えますね!とすごく気に入っていただきました。
脚もこのサイズに合わせての特別仕様です。
RESIN SPACEでは基本的に天板に合わせて脚の幅を変えますので、あなたのレジンテーブルがより美しく見える脚で納品します。
基本このサイズ、オーダーは別途料金なんてことはしません。
脚での利益は出しませんので他よりも安価に、そのレジン天板にとってのベストで納品します。
レジンテーブルにとって脚は構造上非常に重要な要素です。
この様なリバー状のデザインで4本脚なんて最も選択してはいけない脚です。
レジンという特徴をしっかりと熟知した担当者から購入する必要がありますので、接客もしっかりとしたプロにお任せください。
また今回はクラロウォールナット一枚板も併せて納品しています。
とことんワイルドを追い求めたクラロ一枚板TVボードです。
納品後お客様より嬉しいご感想いただきましたのでご紹介させていただきます。
<N様>
本日はありがとうございました。
ただ一言メチャクチャカッコいいです。
ネットでどこで買おうかかなり検索しましたが、ここしかないでしょ!
という感じで、すぐに連絡し倉庫に行かせてもらいました。
倉庫での提案力・デザインセンスは流石という印象でした。
そのおかげでこの沈んでいるサメの感じは、イイですね。
レジンの色も完璧です。
木の耳のワイルドさは特にお気に入りで、このイボイボがすごくよく、
時間をかけて仕上げてくれたことを考えると感謝しかありません。
見た目も触り心地も最高です。
今回はこのような大型サイズを理想通りに仕上げていただきありがとうございました。
また何かあれは追加で依頼させてください。
今後もよろしくお願いします。
嬉しいお言葉頂きありがとうございました。
お客様の理想を叶える為にレジンテーブルをオーダーにてどんどん製作していきます。
予定いっぱいの状態が一向に収まる兆しもないくらい、常にフル稼働で製作させていただいております。
ご紹介したい製作工程が非常に多いのですが、遅くまでの作業のせいでブログ更新が遅れております。
忙しい中でも倉庫見学の対応は実施させていただきますので、RESINSPACEチームの作るレジンテーブル
気になる方はお気軽にご連絡ください。
よろしくお願い致します。