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レジンテーブルのメンテナンス!!

レジンテーブルのオイル塗装、ガラス塗装のメンテナンス方法をご説明します。

RESIN SPACEではレジンテーブルの塗装をオイル塗装又はガラス塗装をオススメさせていただいており、その塗装でのメンテナンス方法をご紹介させていただきます。

オイル塗装については別の塗料でもメンテナンス方法は同様ですので、他社購入の方も参考にしてメンテナンス実施してください。
※他社製品購入でのメンテナンスによる不具合の責任は負いかねますのであくまで参考程度にし、購入店舗でメンテナンス方法は確認してください。

早速メンテナンス方法確認してみましょう!
こちらは塗装や、様々なテストを兼ねて職員宅で使用しているレジンテーブルです。

左がオイル塗装、右がガラス塗装です。
前回メンテナンスから9か月ほどが経過しました。5人家族で3人のお子さんがいる家庭での使用になります。

全体的にオイルが飛んで薄くなっている様子はないです。
栃ですが綺麗な杢がしっかり出ており、オイルが抜けきっている様子はありません。
ですがボールペンの落書きががっちりついています。
写真では分かりずらいですが、小さい子供が描いたものです。

何か食器を落としたような跡があります。
そこまで深くないですが、凹みキズがあります。

木に染み込んだようなシミもあります。

レジン部分にも食器を落としたような凹みがあります。

この様に全体的にボールペンの汚れが溜まった状態ですので綺麗にメンテナンスしていきます。

まずはサンドペーパーでゴシゴシこすっていきます。
オイル塗装はがっつりと、ガラス塗装は汚れがあれば汚れの部分だけ少しだけ研磨します。

まずは強い汚れのインク汚れ、シミになっている部分を研磨します。

レジンの部分を研磨するとひっかき傷がつきますので、レジン部分は触れないようにサンドペーパーをかけてください。

ひっかき傷がつくとこんな感じになります。

部分的だとオイルを塗った時にムラになりますので、

汚れをこすって落としたところから、広くぼかすように研磨してください。
半年から1年程に1回ですので、できれば全体的に研磨してあげてください。

オイル塗装の塗膜も削りますので、サンドペーパーはすぐにオイルで目が詰まりますので、このような感じになったら面を変えて取り替えてください。
大型のテーブルではサンドペーパーの面を早めに変えていくことが効率的に進めるコツですので、ホームセンターで事前に320番又は600番を購入しておくとよいです。
※RESIN SPACEのオイル塗装メンテナンスキットには一式セットされています。

次は深い傷を補修していきます。
写真中央に1mmほどの深い凹みがあります。お皿を落としたような跡です。
このままサンドペーパーでのメンテナンスでは凹みもそのままです。

ここで使うのがアイロンになります。

アイロンを高温に設定し、濡れたウエスを置きます。
凹み部分に2秒ほど押し当て少し離す。また2秒ほどあて少し離すを繰り返します。

すると木の内部に強制的に水分を送り込み、木が膨張して凹みが消えます。
そのあとサンドペーパーすれば、凹みも、うまくいけば後も全く残らないように戻すことができます。

最終的なメンテナンス完了時には、どこに凹みがあったか全くわからないほど綺麗になっておりました。

角も忘れず軽くかけてあげてください。

ペーパー掛け実施することで表面に木の粉があると思います。
それを硬く絞った水ぶきでふき取ってください。

ここまでの工程で表面の汚れや、凹みや細かい傷も取れていると思います。

そして次にオイルを塗っていきましょう!
RESIN SPACEでお勧めさせていただいているオイルはオーディズオイルです。
オイル塗装は木材の内部にオイルを染み込ませることで撥水性を確保するものです。

オーディーズオイルは塗る時は粘度が高く塗りずらいですが、乾燥が完了すれば撥水性が高い状態を長くキープできます。可能な限り水シミも付きずらくメンテナンス周期を長くしたい。
それがメンテナンス頻度も下がりメンテナンス時の傷をつけてしまうリスクも下げる狙いからこのオイルを選択しております。

サンドペーパー完了しているので後はこのオイルを塗っていきます。
ウエスは家庭での使い古しのウエスで良いです。

オイルをウエスに付けて塗っていきます。

オイル塗装は木材の撥水性を確保するものです。
レジン部分にオイルは浸透しませんので、木材部分にのみ塗ってください。
※レジン部分に塗ってしまっても問題はありません。乾燥時にオイルが乗ったレジン部分が濁った印象になりますのではみ出した部分は拭き取ってください。

20分後木材に浸透しなかった分のオイルを、乾いたウエスでふき取って下さい。

これで一旦完了です。
植物性のオイルは使用後そのまま捨てると発火の恐れがありますので、必ず水で洗ってから捨ててください。

この後、12時間程度放置してください。
この後放置時間は長ければ長いだけ、綺麗な状態でオイルが木材内部で硬化します。

木材内部に染み込まなかった分が表面で固まっているので、最後にウエスでふき取って完了です。

いかがだったでしょうか?
やることはいたって簡単です。所要時間は汚れや面積によって差はありますが、15分から30分程度で完了します。

オイルのメンテナンス周期の目安ですが、下記のいずれかを目安にしてください。

・おおよそ半年から1年程度
・水シミや傷がたまってきれいにしたい。
・木材のオイルが抜けて、ツヤや木の深みがなくなったと感じた時。

上記のいずれかのタイミングがメンテナンスの目安です。
感じ方は人それぞれですが、楽しみながらメンテナンスしてみてください。

 

<ガラス塗装>
RESIN SPACEではガラス塗装もラインナップに加えております。
オイル塗装の様に木の質感を残しつつ、木材内部での塗膜を形成するので水シミなどが発生しずらくなった塗装です。従来のウレタン系の木の表面に塗膜を形成するものとは異なり、木の質感が残ります。

どうしても水シミゼロではない為、ウレタン系の塗装とオイル塗装との中間的な立ち位置です。

そちらのメンテナンスもお伝えします。

オイル塗装同様、汚れや水シミが取れるまでサンドペーパーで研磨してください。

その後はガラス塗装をカップに移し、刷毛で塗っていきます。

特に難しいものではありません。
研磨した部分に塗ってください。

10分後染み込まなかった部分をウエスで拭き取ります。

乾燥し、24時間ほど放置たら完了です。

オイル塗装もガラス塗装も木の質感は大きくは変わりません。

左がオーディーズオイル塗装、右がガラス塗装です。

レジンテーブルの魅力=木の魅力×レジンの高級感

が最大の魅力だと思います。
木は納品後も呼吸を続け、ご自宅内でご家族と共に生き続けますので
メンテナンスは必要になります。

RESIN SPACEではお客様でできるメンテナンスはしっかりお伝えし、道具もお渡しします。
また、工場に引き上げてのメンテナンスも一生涯対応いたします。

納品までがRESIN SPACEの仕事ではなく、納品後のお客様のサポートもRESIN SPACEの大事な仕事です。

美しいレジンテーブルを一生涯楽しんでいただけるよう、RESIN SPACEはお客様に寄り添っていきます。

レジンテーブルのある生活をご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。