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倉庫見学!リモート!レジンテーブルの打ち合わせと日々の製作!!

本日は倉庫で打ち合わせした状況と、リモートでレジンテーブルを打ち合わせした状況をご紹介させていただきます。

本日ご紹介の倉庫でご購入いただいたレジンテーブルはこちら!

3300mmの大型、幅も1000-1200mmと最大級の大型のレジンテーブルです。

一方リモートでご購入いただいた一枚板はこちら!

荒々しいポプラを半円デザインでご購入いただきました。
最高のポプラです!

詳しくは下記でご紹介させていただきます!
最近の製作の様子も合わせてご紹介しますので是非ご覧ください。

 

まずは倉庫で打ち合わせレジンテーブル!!

法人様で、新しく建てるオフィスに納品させていただくものになります。
事前にサイズイメージをお聞きしたのでいろいろなパターンを試しお客様の見学に準備しておりました。

3300mmというここまでの大型サイズで最高にカッコイイ動きの一枚板なんてまずありません。
お客様が来る前にはこの一枚板で出来たら最高だな・・・・

提案できる一枚板は多いし、まっお客様と相談しながら決めていこう!
そう思いながらお客様と打ち合わせ、いろいろなお話をさせていただきました。

サンプルを見ていただき、ご希望を確認このポプラをまずご提案させていただきました。

最高にカッコイイ!
一目で気に入って頂きました。

正直この一枚板でのご提案は最高だと思います。
こんな提案どこでもできる訳ではなですし、こんな一枚板と出会えるのは幸せです。

左右反対・上下反対、多くのパターンを試しました。

他にも一枚板はあるのですが、ご希望の幅やデザインを考えるとこの組み合わせがベスト!
動きも左右が合いながらも、外しあいながら、絶妙な組み合わせです。

こんな一枚板でのリバーテーブル最高ですね。

更にそのオフィスがビンテージ調をイメージしたオフィスとのことで、耳もそのまま!

側面はストレートが多い中、このままで仕上げられるのは最高にワイルド!

この耳の感じを残せるなんてカッコよすぎです。
お客様のセンスも良すぎ!

内側にはレジンを入れ、側面はワイルドさを残し、カッコよく仕上げていきます。
もちろん耳のイボイボは怪我無い程度には研磨します。

ですが自然の表情をしっかり残しながら、最高にカッコよく仕上げていきます!

 

次はリモートでのレジンテーブルの打ち合わせ!
今回ご連絡頂いたお客様は兵庫県のお客様!
今度私は大阪へ直接納品予定があるのですが、仕事だから行けること。
普通のお客様は5時間運転してなんて行けません。

最近は遠方のお客様との打ち合わせも多く、リモートでのご提案も多数実施しています。

この度のお客様は始めいろいろな形状の悩まれ、御相談させていただいたのですが、
最終的に半円の形状となりました。

半円でのご提案は意外と難しいんですよ。

こんな案や

こんな案

こんなパターンや

こんな形状まで、合計10近くの御提案をさせていただきました。

その中で気に入っていただいたのはこちらのポプラ一枚板!!

抜群すぎます。
始めはポプラはあまり好きではないとのことで控えていたのですが、ポプラも含めての御提案依頼がかかり
ポプラで検討した一番先にイメージできたものです。

何度も何度も多くのデザイン案を出しているので分かるのですが、
始めにイメージできたデザインが最高!という法則です。

レジン向きの材はある程度頭に入っており、ご希望いただいたサイズ・イメージから完成形を数パターン想像!
それにふさわしい材となると・・・
と考えると最高の材は始めに浮かんでくるんです。

「半円・ポプラ」となると組み合わせ方法も複雑で多くのパターンが浮かぶのですが、
組み合わせでデザイン力を高めたものより、一枚板そのものの力のデザイン力が優ります。

今回はそんな一枚板の魅力を最大限に活かしてくれる形状でしたのでさらにバッチリ決まりました。

完成イメージです。
実際に見るとこのポプラ最高なんです。

こんな水たまりから、

耳の激しい動き、瘤の荒々しさ、

川の流れのような部分を含んだ最高の動きです。
私は正直この一枚板もっと早く売約になると思っていた程のモノで、正直良く残ってくれていたと思います。

半円という特異形状にも最高にマッチする、変態系の一枚板なのに半円にばっちりハマる形状。

K様のレジンテーブルの為に今まで待っていたのかと思うほどの一枚板です。
もうすでに製作は進めているので、近日中にご紹介していきます。

 

続きましてポプラレジンデスクの製作風景!!

このような荒々しいポプラを2枚使用して製作してい行きます。

2枚の一番おいしいところを使用して製作かけていきます。残った分は無駄になるように感じるかもしれませんが、
お客様は、打ち合わせ時一枚板の良い部分を優先してデザインかけてください。

残った部分は決して捨てるわけではありません。
残りを組み合わせて別のレジンテーブル製作できますので、そこはRESIN SPACEが考えるところです。
お客様の打ち合わせ時は、お客様が望む長方形の中だけを考えてくださいね。

サンプルや完成品も製作しなければならないので、その時にばっちり使ってあげます。

今回は2枚のいいところを使って、2枚の合わさる部分を重要視してデザインしています。

そのためこの合わせの部分最高じゃないですか?

まるでトップガンのワンシーン!
お客様とそんな話をしながらばっちり数cm単位で調整し決定しました。
ただこの部分だけを考えればいいのではなく、全体を考えるとこの部分はこうしたほうがいい。
ここを考えるとこう動かしたい、等細かな部分を考えながらデザインをかけます。

お客様はベストなデザインのみを考えてください。
構造上やトータルのデザイン性はRESIN SPACEがしっかりアドバイスさせていただきます。

分かりますか?この部分!
私がこだわる側面の美しさです。
既にレジンの流し込みも済んでいるのですが、ここの側面は最高のカッコよさです。

型枠に入れてレジンを流していきます。
積層必要な厚さなのですが、積層のデメリットもあるので、今回は単層で流します。
この季節に50mm単層は難しいのですが、徹底した温度管理のもとやっていきます。

結果ばっちり最高のクリアレベルで硬化まで完了しています。

 

次は欅レジンテーブルです。
両親が使用していた一枚板をレジンテーブルへとリメイクしていきます。

荒々しい動きですね。

メイン配置を決め手から、サブの一枚板の配置を確定させていきます。
想像以上に動きが合っています。

このような節ももとは樹皮で塞がれていたんです。
そのままにするのももちろん良いのですが、裏へ抜ける節と判断し、樹脂をすべて丁寧に取り除きました。
しっかり取ることで裏まで抜ける節になります。

こうすることで完成時、裏から光が入ることで洞窟の様な美しさになります。

細かな部分もこの一枚板の魅力を引き上げることを第一に製作します。

RESIN SPACEでは決して効率を重要視したり、自分たちが作りたい形に木を加工したりなんてしません。
その一枚板の魅力を引き立たせることを第一に、時間がかかってでも丁寧に製作していきます。

こういう節の部分も正にそうです。
一度完成されている為ウレタンがぎっちり付いていただので、できればがっちりとグラインダーで落としたいところですが
ここもこの一枚板の魅力ですので丁寧に事前に塗装されていたウレタンを取り除き、魅力を残してあげました。

いいダメージ感です。
この部分を良しととるか、悪しととるかは、この一枚板とお客様の関係性です。
きっと悪い部分ととる方もいると思いますが、このような部分も一枚板の歴史でこいつの個性です。

両親が長い間大切にしてきた一枚板の個性を大事に仕上げました。

海岸の洞窟の様な不思議な形状。
たまりません。

丁寧に型枠に収めていきます。

レジンを流しこみ、徹底した温度管理のもと硬化させます。
ゆっくりゆっくりと。

時間をかけて硬化させるので、木がレジンをしっかり吸い上げます。
耳から、裏面から木が水を吸い上げる道管を伝ってレジンを吸います。こうやってレジンを吸わせることで、一枚板収縮による剥離のリスクを軽減させます。

いたる部分でレジンを乗せていない部分にもレジンがしみだしています。
その分レジンを多く使うので原材料費は高くなりますが・・・

このような方法をレジン製作の皆さんが実施しているわけではなさそうですね。
この方法にも、別の方法にもメリットデメリット両方あり、一枚板の状況に応じて私どもは使い分けております。

そうやって丁寧に硬化させたのがこちら。

ここから大型の機械で研磨、手作業でのひたすらの研磨を実施していきます。
思いが詰まったレジンテーブル!
最高ですね!!

続きまして一枚板持ち込みでのレジン施工!
ボグオークという、沼に埋まっていたオーク材でヨーロッパでとれた材です。

沼にあったため色素が黒くなり、地中に埋まっていた神代と似たような雰囲気ですが少し異なり
非常に神秘的な表情です。

大小さまざまな割れがありましたが丁寧な工程の元、綺麗にレジン流し込みました。
先ほどの欅の説明の通り、レジンを道管にしっかり吸わせているので、一枚板の割れを広がらないようにさせる効果があります。

チギリ(リボン状の割れ止め)と同様の効果がありながら透明感を確保することで見た目も向上させます。

このような割れだけですので少ないレジンでできそうですが、意外とレジンの吸いが多いのでレジン量は使います。

本流しこみ後も、細かな割れが残るので、何度も何度も追加でレジンを流しました。

手間がほんとうにかかる作業です。

天板面のみのレジンでこのような側面は不要との指示でしたが、これは使用上割れの広がりリスクや引っ掛かり等デメリットしかありませんので、御施主様、業者さまに確認をとり、埋める方向となりました。

最近は業者のかたからの一枚板持ち込みのレジン施工や、業者の方が間に入ったレジンテーブルのご購入の依頼が多いですが、最後に使用するのはお施主様。

なるべくお施主様と直接やり取りさせていただき細かい仕様を相談させていただきます。

業者様からのご依頼でも、認識違いが無いように徹底させていただきますので、業者の方もご安心いただけるかと思います。お施主様のベストを目指して協力させて頂ければ幸いです。

 

正直製作工程でご紹介したいことが山ほど残っているのですが、
多くのお問合せ対応からブログ頻度が下がっております。
製作は日々フル稼働!どちらかというとキャパオーバーレベルで回しておりますのでRESIN SPACEの技術の底上げがどんどんなされ、研磨技術者の能力もどんどんレベルアップしています。

クオリティーの向上、お客様増による製作数の向上共にミッションクリアしながり日々成長しております。

レジンテーブルの木材配置や木材の表情の細かな出し方、レジンの色味の調整等、代表デザイナーがより重要度の高い部分に集中できる環境を整えていきますので、どんどんクオリティーや創造性豊かなものを製作できるようにしていきます。

この数か月異常なほどのご成約を頂きました。
お問合せ件数も多く、遠方の方からのお問合せも増えております。

規模がおおきくなってもRESIN SPACEの理念はお客様との接近戦!!!
お客と直接、密にご希望をお聞きし、リスクも、カッコよく魅せる点もここまでやるか!というところまでしっかりお話させていただきます。

自宅内での中心はダイニングテーブル。
だけどダイニングテーブルでは個性が強く、お客様のセンスを表現できるテーブルは少ないと思います。

お客様のセンスを表現できるアートの様なレジンテーブル。
あなただけの唯一無二の個性を表現してみませんか?

日本のレジンテーブルを牽引していけるように努力してまいりますので、
皆様、気になる方はお気軽にお問合せ下さい。