Loading...

倉庫で選ぶレジンテーブル ~東京都内クラブ納品への打ち合わせ~

本日は倉庫でご購入いただいたレジンテーブルのご紹介をさせていただきます。

最近は本当に多くのお客様からご購入いただき、ご紹介内容がご購入の様子ばかりとなってしまっております。
RESIN SPACEの魅力を皆様感じていただき、非常に嬉しく思います。
お問合せも多く、製作も多忙を極めております。

その様な日々を過ごしている中、レジンテーブルのクオリティーが日々覚醒しているの気がします。
クオリティーはもちろんデザイン性のセンスも磨いておりますので、皆様ワクワクしながらこちらのブログを御覧ください。

さてこの度のレジンテーブルはこちらです。

このデザインはなんだ?と思った方、そのまま最後までご覧ください。

この度お問合せ頂いたのは都内クラブの内装会社の方。
クラブのメインとなる場所に置くレジンテーブルとのことで、RESIN SPACEの製作するデザイン性を気に入っていただきご連絡いただきました。

倉庫見学いただく前にはなるべく木の色味・レジンの色味を伺うようにするのですが、この度は赤のご指定でした。

正直赤は難しいです。
青はダイビング・サーフィンをやるので多くの色味のイメージがつくのですが、赤は人生でも無縁の色味でした。
赤の塗料のラインナップは大量に準備はありますので、事前にカラーの相違が無いよう準備しました。

赤の性格としてしっかり色を入れると一気に透明度が落ちる。
透明度を確保しながらの発色が他の色味より難しいですね。
ハッキリとした赤から、静脈血のような赤、白い炎の様な印象を演出したモノから小さいものですがサンプルを事前に準備しておきました。

クラブという空間とも無縁な私が、そこに来るお客様になったイメージでいろいろイメージしながら多くの色味を準備しました。
より的確にお客様のご意向の確認とより良いものを作るための準備です。

倉庫見学では、事前に気に入っていただいたこの写真のようなイメージで検討しました。

この様なクラロとレッドレジン!
最高にカッコイイイメージはできております!

ですがサイズが2400×d750mmのご希望で長さがある為動きがありつつそのサイズ、かつ750mmの幅を最大限に動くものとなるとかなり制限があります。
比較的素直な動きのクラロを2枚にカットしリバー状で確認しましたが、側面にレジンが入るこのデザインを気にって頂いているとのこと。

w2400でd750mmで両サイドにレジンを入れるとなると、幅は500前後でなければならない。
かつ動きがある一枚板・・・・・
かつウォールナット又はクラロウォールナット・・・・

今すぐ全国の一枚板の在庫を持っている業者の方に連絡しても私とお客様のイメージする様なざいがあるかどうか・・・・・

という一枚板なのですが、RESIN SPACEにはあるんです!

多くの一枚板を見る中でこれはレジンテーブルにいい!
と思う材を常にピックアップしております。
その材がこちら!

ワイルド!!

深い色味!激しい杢!白太と飛び飛びの赤身のデザイン!動きの荒いシルエット!最高にカッコイイ材です。
これはクラロではなくブラックウォールナットだと思います。
クラロウォールナットとは、ヨーロッパのイングリッシュウォールナットをアメリカのブラックウォールナットに添木して成長したもので、成長速度や様々な要因からすごく荒い動きになります。

こちらは通常のウォールナットなのですが、クラロのような動き、木目をしており非常に魅力があります。
色味が深すぎますまだここから厚みを整えるのでより全体的に深い色味で仕上がると思います。

こんな一枚板をこのようにデザインしました。

お客様といろいろ相談しながら流れを演出する様なデザインを気に入っていただきました。

現状では丸太が端っこに置いてあるな~としか感じないかと思いますが、この細かい奴らがいい演出してくれるんです。

お客様とご相談しているうちにどんどんイメージが膨らんでいき、このようなデザインになりました。

お客さまも「今まで木にそこまで興味はなかったけど、木って面白い!!」

そういっていただけうれしくなりました。
そうなんですよ~木ってカッコいいしそのカッコよさをデザインするのって本当に面白いんです!

また750mmの中で動きを演出するのは難しいのですが、この一枚板結構細くて逆にd800だとデザイン的に良くなく、
こいつにとってw2400×d750のデザインは一番カッコよく、かつお客様にここまで気にいていただけ、
「木って面白い!」とまで言っていただき、こいつも本当に喜んでいると思います。

なんかニコニコ笑っているようですね。
細かな合わせる材は動きの似たクラロを使用し、写真はカットできていない為イメージの材も置いていますが、このような動きを出しながら、流れを意識したデザインになりました。

しっかりメインと反対側のくびれの部分にレジンを流す動きもございます。
ですが問題は色味でした。

イメージと異なるようで、レジンカラーは再度試行錯誤していきます。

新たな色味のチャレンジは面白いですね。
色や顔料の特長をより考えながら実施するので、また成長できそうです!

オープンにできない情報等もありますので、また後々イロイロご紹介させていただきます。

この様にお客様と打ち合わせ終わったとデザインの写真を撮りながら思うのですが、
「こいつはカッコいいな~」です。

特にRESIN SPACEでは通常の一枚板テーブルでは使えないような、個性が強すぎる一枚板をレジンテーブルにしております。
個性が強すぎて、普通の業者の方は見向きもしないのですが、このような個性があるやつらはカッコいいんです。
癖が強い分、魅力が尋常じゃないです。
レジンが無ければ使えないであろう一枚板を、よりカッコよく、使いやすくデザインしてあげる・・・

いいデザインだな~と思ってみていると、木もすごくうれしそうにしているんです!

こいつ喜んでいますよね?
嬉しそうにしていますよね?

そんな変態の作るレジンテーブルに興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
最高にカッコイイデザインと、
最高品質のレジンで、
国内トップクラスのクオリティーにてお届けいたします。

次は製作の状況も少しご紹介します。

ナラ×ワイルドブルーです。

レジンの硬化、荒研磨が完了し、細かな空間に再度レジンを流し込んでおります。

一回入れては2日おいて研磨・・・
それでも完璧にはならないので再度流し込み・・・

硬化に時間がかかるので、とても手間時間もかかる作業です。
ですがこの様な手間が確実に最後のクオリティーに出てきます。
木を感じる為にはレジンの美しさは必須!!
樹脂にも工程にも一切の妥協なく進めていきます。

同様にクラロ×darkクリアも進めております。

いい感じです。
こちらは後に側面を一枚板の耳風に仕上げていきます。

細かな割れにも

しっかりレジンを入れていきます。
別の硬化の早い樹脂を使えば楽なのですが、細かな割れも透明感があるといいですよね!
小さな手抜きはお客様も必ず気が付きます。そんなつまらない思いはしてほしくありませんので、
神経質な私が気になるところはしっかり施工していきます。

一枚板事業の方からのご注文分もレジンを使用しております。

レジンテーブル!!というモノではなく、一枚板テーブルにダメージの部分にレジンをいれて美しくしております。
こちらも自然の美しさを残します。

まだまだ研磨途中ですが、美しく仕上げていきます。

今月は多くの製作と倉庫見学とお問い合わせの対応で大忙しです。
研磨担当の者が本当に上手なので、安心してデザインと流し込み、お客様との打ち合わせに集中できます。

日々皆様に感謝致します。
皆様の気持ちに応えるべく、真心をもって最高のレジンテーブル作っていきます。

RESIN SPACEの作るレジンテーブル気になる方はお気軽にお問い合わせください。