製作の様子

この度は遠方の方の為、倉庫見学ではなくデザイン案を複数案提案し、その中から選んでいただきました。
８案ほど提案させていただき、その中から気に入ったこちらの一枚板を使用してのデザインを指定いただきました。
他の提案内容もカッコよく、どれもオススメできるものを何点か提案させていただいております。
実際の提案時はPDFにまとめ、写真とコメントをまとめ分かりやすく提案しております。

今回の様な半円の場合は手前の印象が非常に重要で、手前の天板面・側面の見え方を重要視したデザイン構成となっております。
半円となるとデザインの難易度は上がりますが、デザイン力で押しているRESIN SPACEならではの木材配置となっております。

木工作業時は細かな節やを丁寧に整えていきます。
節をそのままにしても良いですが、RESIN SPACEでは、効率ではなく完成時のデザイン性を最優先し、節を抜いていきます。
そうすることで洞窟を見ているかのような雰囲気になり、非常に美しいです。

今回の一枚板は未乾燥の状態から丁寧に耳の掃除を完了していましたので、非常に耳がきれいで状態よく作業進められました。
時間をかけて一枚板を乾燥まで仕上げるからこそできる作品たちです。
木工時には何でもないように見える側面も、レジン硬化し完了すると非常に美しい断面になります。
また木材の特徴ある部分は、その一枚板の大事な個性ですので丁寧に壊さないよう仕上げていきます。

レジンテーブルの一番重要な部分は一枚板。
レジンを綺麗にするのは最低限の必須項目。
レジンテーブルには必須の一枚板を大事にデザインしてあげることがRESIN SPACEのデザイン力の基本です。

一枚板のデザインを大事にしますが、レジンに対しても徹底的にこだわります。
大豆の油由来のカナダ製の「ecopoxy」を使用します。サスティナブルながら、クオリティーは私が使用した中では最高品質！
世界中のレジンをテストしましたが、トップタイの品質を実際のテストで確認しています。

そんなレジンを使用しながら、レジン作業で一番重要な色の出し方です。
ここは完全にセンス！20代にサーフィンや旅で世界を回り、いろんな海、いろんなブルーを見てきました！
そこで感じた美しいブルーを大事に表現しています。

ブルーでは海をイメージし、レジンテーブル製作しています。
海の深みを演出するため、今回も２層のブルーでレジンを流しこんでいきます。
簡単に言いましたが、一つ一つのブルーの演出が非常に難しい！

RESIN SPACEではレジンの色味の参考はすべて「自然」から。
色彩番号を参考にしたカラーラインナップなんて作りません。
美しい自然にあわせていくから、美しい色味を仕上げることができます。

一つ一つこれだけの工程をふむと非常に時間がかかりますが、RESIN SPACEでは同時進行で複数枚のレジンテーブルを製作していますので、 一つ一つのコストダウンに成功しています。
その分はしっかり一枚板の選択肢を増やし、設備を整え綺麗なレジンを製作します。

硬化したレジンも完璧な状態です。

硬化したレジンを大型の研磨機に通し、そこから丁寧な作業を進めていきます。
まずはポプラの場合は表面のボコボコをすべてレジンで埋めていきます。
細かな節も透明度のあるレジンですので、大容量のレジン部分だけではなく、細かな部分も美しい！
そんなところがRESIN SPACEのこだわり！
もちろん使い勝手もばっちりです。

研磨はRESIN SPACEの研磨代表を筆頭にRESIN SPACEのチームで進めていきます。
簡単なようで難しい、細かかな部分のミスに気が付いたらそこを無くすまで研磨を戻し、再度やり直し。
細部までクオリティーには徹底的にこだわります。

細かな作業の積み重ねで美しいレジンテーブルとなります。

こんな青い美しさのあるテーブルはいかがですか？
飲食店様にも、様々な店舗にも、もちろん自宅にも、どんな空間でも自然を見本にした美しいレジンテーブルはマッチします。

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