製作の様子

この度は北海道から静岡という遠方からの倉庫見学頂きました。
全国を選択肢にレジンテーブルの販売店の情報収集したか中で、RESIN SPACEのデザイン製やレジンの色の綺麗さを気に入って頂き倉庫見学頂きました。
特にブルーの出し方を気に入って頂けたようで、海外のモノかと思っていたら国内のブランドですぐに来ていただいたとのことでした。

そんな遠方から来ていただいた方にも自信を持ってご提案できるデザインを数パターンご提案。
その中で気に入って頂けたのはこちらの一枚板でした。

異形の欅をデザインさせていただきました。
実際には耳の形状のご希望でしたので、床にチョークでデザインラインを描き、デザインの相談させていただきました。
更にご希望いただいた脚はクロス脚というヨーロッパのブランド家具の様なデザインの先進的な脚。

余裕を持ってご注文頂きましたので、納期に合わせ製作進めていきました。

木工作業を実施後、レジンの流し込みの準備をクリアルームで実施します。
木工作業と同じ空間での作業はせず、レジン流し込み専用の倉庫で実施します。
埃を入れないことは持ちろん、多くのご注文に対応すべくアクリル板での製作にシフトチェンジしております。

レジンカラーも深いブルーですので、ペール缶内を見ると非常に濃くて大丈夫か？と不安になるかもしれませんね。
少しずつ確認しながら調整しますのでレジンカラーの間違いはいままでありません。
高いレベルの色調整をしていきますが、カラーレシピを参考に○○や○○を使用しながら○○を基準に調整していきます。

そこからレジンを流していきます。
今回お客様は気に入って頂いた色味は多くのサンプルの中から２層で製作したものでした。
木材決定前のサンプル確認で「もう絶対この色！」という理想的な色をしたい頂きました。

私どもは別ブランドで一枚板事業も運営しておりますので、一枚板への知識・多くの提案もできます。
その中で一枚板のデメリットも十分承知しており、レジンと一枚板との剥離リスクを下げる工程を採用しています。

流しこみの段階で一枚板にレジンを十分吸わせていますので、写真の通り木がレジンをしっかり吸っている証が天板面に現れております。
木が水を吸い上げる道管でレジンをしっかり吸っているので道管内のレジンで天板面が濡れているようになっています。

長い間美しく保っていただくための工程を採用しています。
それには気泡が多く入るリスクがありますが、気泡への対応は別の工程の部分で対応しているので気泡はほぼありません。
２層目も含めレジン・色へのこだわりは決して妥協はしません。

大型のサンダーで研磨した後はこのような様子です。
この段階で新たな節、虫食いの部分が出てきますので、そのような細かな部分にもレジンを再度流し込みます。

別の樹脂を使用すると時短にはなるのですが、ここの透明度も非常にクオリティーには重要です。
このような部分的な穴埋めにもしっかりレジンを使用していきます。

その後は耳のラインを製作し、研磨を実施します。
耳のラインの加工もとてもセンスが出る部分です。
木のラインをより生かすため、使い勝手を確保するため、レジンをより美しく伝える為のライン・角度を出していきます。
この作業終わればもう粉まみれです。

このライン製作・研磨作業は若いセンスのある職人が進めていきます。
長時間の研磨も体力がありますので高い集中力のもと作業を続けてくれます。
RESIN SPACEの研磨代表は研磨スキルが非常に高く、作業内容を教えてくれとの連絡が多く入ります。

作業も堅実！少しでも気になるところがあればすぐに修正でき、研磨に関しての幅広い経験があり本当に信頼できる職人チームで回しております。

この様に美しいレジンテーブル製作しております。
最近は北は北海道、南は沖縄まで遠方のお客様が倉庫見学に来ていただいております。
本物のレジンテーブルご検討の方、遠方でも是非静岡で倉庫見学頂き、理想的なレジンテーブルを実現してみてください。

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