製作の様子

この度はご感想の通り、倉庫見学で一枚板を選んでいただきオーダーにて購入いただき納品させて頂きました。
大型の為事前に使用可能な一枚板・デザインイメージをご確認のうえ倉庫見学頂きました。
倉庫見学では事前ご提案の一枚板を確認頂き、ご購入・詳細の打ち合わせさせていただきました。
その場でカット出来ませんがなるべくイメージしやすいように、画像等を使用しながら配置を決め、色味もサンプルのテーブルをご確認頂きながら打ち合わせしました。

納期に合わせて製作進めていきます。
乾燥済み一枚板をカットし詳細のリバーテーブルデザインを決めていきます。
リバー状の配置デザインは簡単そうに見えますが、間隔・動きの見せ方で意外と大きな差がうまれます。

下記写真は加工前の一枚板の耳（側面）です。
レジン流し込みによりレジンの中に閉じ込められ、テーブル上から見える部分です。
始めは汚れだらけでこのままではレジンを流し込めません。このまま流し込むと大きなデメリットは発生します。
なので時間をかけて手作業で一つ一つ耳を綺麗にしていきます。

耳を意識してご覧ください。
ワイルドな様子はそのままに綺麗に仕上げております。
汚れの詰まった一枚板を綺麗にするのは簡単そうに見えて難しく、とても大変です。
この様な木工作業が終わりましたら、クリーンルームに写りレジン流し込みの準備です。
型枠に収め、しっかり配置します。

レジンの調整はこの様なペール缶で実施するのですが、この状態から完成時のイメージを狙った通りにするには多くの経験が必要です。
一枚板の間隔、完成時の透明度や塗装、使用環境下の明るさ等を考慮しながらレジンを調整しますので、非常にセンスが問われます。
そこはRESIN SPACEの得意なポイント！！

打ち合わせ担当のデザイナー兼製作者の藤原が、お客さま意向の色味に調整します。
ここは他の職人には任せられない作業です。

今回の様なモヤっとした動きはレジンに溶けない顔料を入れており、勝手につくのではなく硬化前に動きを付けてあります。
良く動きが強くクルクルしているもの、逆にベタっと動きのないものは製作者のセンスやお客様の意向に沿って作ったものです。

RESIN SPACEでは多くの経験からどのような動きも狙っていけますが、なるべく自然の流れで違和感のない程度が好きです。
やり過ぎは飽きが早く来るので、水が流れるように、一枚板の荒々しさを邪魔しないようにゆったりとした動きにしてあげます。

多くの工程を経てレジンテーブルを完成させております。

RESIN SPACEでは動きの良い大型の材も多数ストックしておりますのでお気軽にお問合せ下さい。
法人様、一般のご家庭の方、レジンテーブルに関して基本的に「できない」はありません。
難しそうな依頼でも高い技術力でしっかり対応させていただきますのでお気軽にお問合せ下さい。

レジンテーブルは日々の生活がワンランク上質にしてくれますし、自宅に来た来客者の方が驚かれること必須です。
新築時のお客様が多いタイミングに合わせて、レジンテーブルはいかがでしょうか？
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