Loading...

レジンローテーブルの完成形!【山桜×darkⅡクリア】

本日は山桜レジンローテーブルの製作風景、完成写真をご紹介させていただきたいと思います。

本日ご紹介のレジンテーブルはリモートにてオーダーいただいたもので、打ち合わせ状況は下記リンクでご紹介しておりますのでご覧ください。

リモートでのオーダー方法!

ご購入いただいたレジンテーブルデザインはこちら!!

こちらの写真では分かりずらいですが、この一枚板を使用しております。

実際にその一枚板を見ると、すごく反っています。

含水率自体はしっかり下がっているのですが、山桜は乾燥時の反りが強いんですよ!
更にこれだけ荒々しければ尚更です。

この様な反りの強い材は高周波プレスです。

この様な機械のことをいい、高周波をあてて反りの強い一枚板をフラットにしてくれます。
また、水分の分布の均一化、虫の殺虫など一枚板の状態を整えるには必須です。

水分も抜けますので、表面には水が出た後がビッチリです。

10%以下だと暖房をかける室内でも十分な乾燥状態となる中、しっかり下がっております。

ウネウネの一枚板もビシッと真っすぐです。

カットし面を出した状態です。
いい動きです。

入り皮という、一枚板の中に樹皮が入っている荒々しい証拠の樹皮もしっかりとっていきます。

ノミで丁寧に取り除いていきます。
この作業が大変で大変で・・・・・

流し込みまでの作業は、荒々しい一枚板ほど大変な作業になります。
もちろんこの山桜は・・・・・・いうまでもありません。

細かな割れもカッコイイ。

全体のデザインもカッコイイ!!

アップで見てもカッコイイ!!

そんな一枚板にレジン流し込んでいきます。

今回のレジンはdarkⅡクリアのレジン

お客様からのご指定はこの色味。

darkⅡクリアの中でもお客さまの細かなこだわりで未調整かけたものなので、そこを考慮し調整しました。

流し込んだ様子です。
濡れると良い色になるのは当然ですが、メチャクチャ美しい山桜!

木目の荒さや色の深さなど最高です!!

大型の流し込みテーブルも満員です。

1週間以上放置後に表面の研磨をかけます。

いい仕上がりですが、ある程度研磨かけるとレジンが入り込まなかった部分が出てきます。
その節をそのまま放置したらお客さまが使用するときに非常に不便になるのでしかり埋めていきます。

ピンポイントでゆっくりと

細かな節が多いとほぼ全体に塗ります。

そこからさらに研磨しますが、またまだレジンが入らない部分が出てきます。

細かな部分にもしっかり入れていきます。

なんとこんなものも使っているんです!!

医者か看護師の人生を選択しなかった私が使うことが来るとは・・・
と思いながらいつも使っております。
危ないですけどいい仕事するんですよ!!

このおいレジンを何度か繰り返し仕上げを進めていきます。

ここまでで何日かかったのでしょう?
手間も時間も膨大にかかります。

ここからはただひたすら研磨です。

バッチリな研磨をしていきます。
もう確立した研磨技術では新たな発見は少なくなりました。
RESIN SPACEの優秀な研磨担当が、ばっちり仕上げてくれました。

新たな発見が無くなると気が散ってしまう私とは真逆で、まじめにバッチリ仕上げてくれます。
すごく優秀で、研磨残しがあって研磨を荒い番手に戻ることがありません。

私のデザイン力と、研磨代表の者の誠実さでRESIN SPACEのクオリティーは盤石です!

側面の美しさもばっちり!

節の穴が数か所、絶妙な配置で側面に来るようにデザインし、ばっちり決まっております!

ご覧ください。
最高にカッコイイ角度です。

手前側と奥側、どちらを使用時に手前に持ってきてもらってもいいです。
片側からだけではなく、反対側もカッコよくなるデザインで常に考えております。

反対側は、側面ギリギリをながさをかけてレジンが減っていくようにしています。

分かりずらいですが、仕上がりはこんな感じ!

絶妙な角度にしたことでこのカッコよさを演出しています。
デザイン時にここまでしっかり考えていますよ!
どの面も美しくなるようにデザインしていますが、今回はこちら側の勝ちですね。

サブ配置の山桜の凸凹感を側面にもってこれ、メインの一枚板の表情、荒い部分、節穴、いろいろな要素を考えるとこちら側の圧勝です!

このレジンテーブルを仕上げ鉄脚に乗せた完成形がこちらです!!

うつくし~~~~
写真を撮りながらうっとりしてしまいました。

研磨代表の者に、かっこいいよね?これすごくかっこいいよね?
と面倒なヤツ炸裂でした。

デザインも良いですし、仕上がりもばっちりです。

更に木目も最高です!
こんな荒々しい木目・・・・美しすぎます・・・・・

こんな木目魅せられたら、デザインが美しくても、仕上げが美しくても勝てません。

こういう美しい部分を使える面とするのがレジンです。
木材を重要視する考えが基本ですが、

一枚板・レジン・鉄脚の組み合わせが非常に重要です。

この写真でお分かりいただけるでしょう。

黒×黒×茶!!とても美しいです。

側面の節穴のカッコよさ、反則です。

割れだらけの部分も綺麗にレジンが入り、ばっちりです。

虫食いだらけの部分も虫の軌跡をしっかり自然の芸術として残してあげられました。
ネガティブポイントをメリットにしてあげました。

ですが、この部分をきれいに仕上げるのって意外と難しいんですよ!
多くの経験値があるRESIN SPACEだからこその美しさです。

そんなこだわりの詰まったこのレジンローテーブル。
レジンのローテーブルの完成形といえるのではないでしょうか?

レジンを本格始動した4年前、こんなブラックの鉄脚・ブラックのレジン・荒い茶色の一枚板。
この組み合わせのレジンテーブルを作りたかったんです。

RESIN SPACE発足前に別の材で似た雰囲気のものを作ったんですが、製作時いろいろな細かな失敗がありお蔵行きとなりました。
デザイン力も、レジンの色の精度も、仕上げの美しさも、細かな部分の美しさも、
全てが抜群に上がり4年越しに満足のいくレジンテーブルができました。

あの頃の自分に見せてあげたいですね!

今回の山桜と似た動きの一枚板ありますので、このレジンテーブルと似たものをご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

 

さて話は変わりますが、WEBサイト一部リニューアルしております。
「レジンテーブルの魅力」「RESIN SPACEのデザイン力」更新しておりますのでご覧ください。

最近ブログ更新できていなかったのは、この更新作業に時間を取られていたからです。
webサイト構築も、更新もすべて自社で行っているので、生のリアルな声を載せておりますので是ぎご覧ください。

まだ更新したいページがあるのでそちらもしっかり構築していきます。

ブログ頻度は頻繁にはできないかもしれませんが、しっかり更新していきます。
よろしくお願いします。