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【センス】とは?

本日は【センスって何だろう?】という素朴な疑問に、私なりの考えをご紹介させていただきたいと思います。

レジンテーブルの製作状況の報告も沢山したいのですが、本日はこちらをご紹介させていただきます。

レジンテーブルは製作者のセンスが非常に重要になります。
海外の方の製作事例をみても、この人はセンスあるなーと思うことがあります。
多くの製作者で思うのではなく、ある特定の方のモノをすごくいいな!と思うようになります。

レジンテーブルに関してのセンスは
一枚板の選定、配置、木材の整え方、レジンの選択、色味の調整、温度管理、気泡・塵への繊細さ、研磨、塗装の選択、その他こだわり

と非常に多岐にわたります。
一つ一つのクオリティーがその人のセンスに繋がりますが、皆さんがレジンテーブルのセンスとなると、一枚板の選定・配置・レジンの色味となるのではないでしょうか?

その配置の能力は製作者の何に関係するのでしょうか?
一枚板の好み、右脳的空間把握、第六感的な摩訶不思議なモノ。

結局配置や色味の選択は何でそうなるのか説明できない、すべて製作者のセンスとなってしまいます。
このセンスを細かく説明しようとしても私にはそれを説明できるほどの哲学者でも無く、それを教えてくれる本にも出合ったことがありません。私の考えるセンスは下記の通りです。

【センス】とはその人が生まれて今まで、何を見て、何を感じてきたか

だと思います。
イロイロな経験がその人の感性を作っているし、その感性がその人を形成している。
何を見て、何を経験して、何を感じたか、それがその人のセンスだと思います。

感じ方も違えば、経験したことが違うから多くのセンスが存在するのだと思います。

私のセンスを大きく形成したのは絶対的に20代だと思います。
沢山遊び、いろいろなものを見て、いろいろ経験してきました。
特に海外の旅は私の感性に大きく影響していると思います。

私のセンスに影響を与えた海外を一部ご紹介させていただきます。

綺麗なヨーロッパではなく、東南アジアの雑踏が好きで、東南アジアばかり行っていました。
始めて一人旅をしたカンボジア

特にベンメリアには何か感じるものがありました。

木が遺跡を壊しながら支えている。
不思議な光景でした。

現地の子供しかいない静かな遺跡で感慨深いものがありました。
私が海外でよく使う言葉「脳みそがワクワクする」そのワクワクがここにはたくさんありました。
写真を見るだけでその時を思い出します。
それほど多くを感じさせてくれた場所でした。

一番多く行ったのがインドです。
インドと言ったら思いつくのがガンジス川じゃないでしょうか?

ここに自分が独りでいたということが不思議に思うほど、自分にとっては非現実的でした。
近くで見ると何もわからないですが、離れてみるととてもカラフルできれいなんです。

でも街中は

日本に比べれば汚いところだらけでしたが何か落ち着くとろろが多くありました。

かと思えば少し電車で移動したところは全てがゴミでした。

この写真のすぐわきには古い家が建ち子供が遊び、水たまりはピンク色をしており衝撃が走りました。

バクシーシ(施し)に関してもこの時以上に考えたことはありません。
貧しい子供たちにお金をあげる(施し)のは簡単です。大変なのかあげようではその子たちは物乞いをすれば生活できると思ってその状況から抜け出せない。
かといって日々の生活に困っているのに助けてあげないのもどうなのだろう?

これは正解はなく、みんなが考えるべきことだと思います。
私も考えました。私なりの考えは出ましたがでも今でもそれがベストなのかは分かりません。


インドにはやはり仙人がいました。

ガンジス川に入った後に死ぬほどつらい腹痛に見舞われ、川のほとりで寝ていた時ふと面白い絵だと思いシャッターを切ったこの空間
昼間から川で昼寝なんて今思えば最高ですね!

ラクダに乗り砂漠での野宿。
ココでしか見られない景色が壮大でした。この経験はその時にしかできないものだったと思います。

気温45°くらいでも必死にボッタくろうと努力するインド人もいれば、

とてもやさしく、私の下手な英語でも必死に聞き、いろいろなインドを見せてくれました。

20第前半に買ったこのレッドウィングは全ての独り旅を共にした靴です。
暑い国でもこの靴で、いつ襲われても戦えるためです。この靴となら何でもできそうな気にさせてくれます。

ほんの一部ですがこんな感じで海外を周っていました。
本物のバックパッカーの様に何か月も、何年も行けたわけではないので大きなことは言えませんが、私の中では確実にこの海外が私に大きな影響を与えてくれました。

私が見た雑踏と静けさ、自然と汚、嘘と和 どれも私の今の感性を作ってくれているのだと思います。
きっとこれが私のセンスの元となるものを形成してくれているのだと思います。

そのセンスを更に美しくできる様に日々頑張って精進していきたいと思います。

この時のチャレンジ精神に負けないように、どんどん新しいことにチャレンジして、より良いものを作っていきたいと思います。

こんな私の作るレジンテーブル気になる方は、お気軽にお問い合わせください。
よろしくお願い致します。

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